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柔整議連 柔整制度改正の要望内容を決定!

2012/06/01

平成24年5月31日(木)15時より衆議院第1議員会館 地下1階 第6会議室にて、第2回の「民主党・柔道整復師の業務を考える議員連盟」(以下、柔整議連) 総会が開催された。

冒頭に、厚生労働省大臣官房審議官・唐澤剛氏より、先日の第54回社会保険審議会医療保険部会にて、平成24年度療養費改定及び中・長期的な視点に立った療養費の在り方の見直しを行うため、「柔道整復療養費検討専門委員会」「あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会」2つの専門委員会を設けることが決定したと伝えられ、今後、同様のテーマについて柔整議連で検討された内容は、対極に立った意見として療養費改定に反映させていきたいと述べた。

専門委員会の構成について、初鹿明博事務局次長より〝整形外科医と限定して記載せずに医師として記載はできないのか〟、小宮山泰子幹事長より〝誰が専門委員を選考するのか〟等質問があり、厚労省・唐澤氏は〝学術的な視点を持ち、見識のあるご意見を頂ける整形外科医を委員とすべきと考えている。しかし整形外科は柔道整復に近い分野であり、そのために議論が円滑に進まないのではと懸念されていることは承知している。よく検討していきたい。専門委員は保険局で選考し、政務官、副大臣と上げていき、頂いたご意見も踏まえて最終的に大臣が任命する〟と回答した。
これを受けて中井洽会長より〝柔整議連で然るべき見識のある整形外科医を探して大臣に推薦するということも考えれば良いのではないか〟との意見も上がった。

その後、複数の柔道整復師団体からのヒアリングを経て作成された「柔道整復師制度改正の要望案」が村井宗明事務局長より説明され、満場一致で承認された。

最後に細川律夫顧問から〝これまで熱心に議論を重ね、今日このように要望案が承認された。実現のために会長以下、一丸となって頑張っていきましょう〟と挨拶があり、閉会となった。

柔整議連は来週にも小宮山洋子厚生労働大臣にこの要望書を提出し、話し合いを行う方針だ。

 

厚生労働省出席者
 大臣官房審議官    唐澤 剛 氏
 医政局医事課  課長  田原 克志 氏
   医事専門官  小川 博昭 氏
 保険局医療課  保険医療企画調査室長  屋敷 次郎 氏
   療養指導専門官  西窪 学 氏

 

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