学生たちの想い 【第2回:東京有明医療大学・伊藤拓也さん】
近年、医療は「病院完結型」から「地域完結型」として、地域全体で患者をサポートする形に転換しつつあり、地域に根ざす柔道整復師はより大きな役割を担うことが予想される。さらにスポーツや介護の現場など、柔道整復師の活躍の場は広がりを見せており、さらなる可能性を感じさせる。そんな業界の今後を担う未来の柔道整復師たちは、何を想いこの業界に飛び込んだのか?また、今感じていることとは?第二回は東京有明医療大学保健医療学部柔道整復学科3年の伊藤拓也さんにお話を伺った。
―柔道整復師を目指そうと思ったきっかけは?
高校の時に怪我をした際、近くの接骨院に通っていました。その時に治療だけではなく親身になって私の質問に答えてくださった先生の印象が強く、自分も先生と同じように怪我をして来院した人を治療して、笑顔にしてあげたいと思いました。
―東京有明医療大学を選んだ理由を教えてください。
柔道整復師になるために、大学で学びたいと思い本学を見つけました。そしてオープンキャンパスに参加して、先生方や先輩方がとても丁寧に対応してくださったことで受験を決めました。
―入学前と後で心境の変化はありましたか?
入学前は、ただ単に柔道整復師になりたいという想いだけでしたが、今では世界で活躍できる柔道整復師になりたいと思うようになりました。
―ここが他校に自慢できる!というポイントはありますか?
知識も豊富で臨床技術も優れている先生方に指導していただけることが一番の魅力です。
―現在、大学の講義や実習で興味を持っていることは?
実技の授業です。整復法や固定法などの沢山の技術を学べ、実際に現場と同じような体験ができます。
―難しいと感じることや、それを克服するためにしている工夫等があれば教えてください。
勉強が難しいですが、友達と一緒に助け合いながら勉強しています。
―勉強以外に励んでいることはありますか?
接客業のアルバイトをしています。将来患者さんと接するときに、この経験を活かしたいと思っています。
―将来の夢や目標を教えてください。
国家試験を合格して、立派な柔道整復師になることです。そして開業して、沢山の人を治療して地域社会に貢献していきたいです。
―これから柔道整復学部を目指す方にメッセージをお願いします。
大学においては、柔道整復師になるための勉強だけではなく、研究者としての道も用意されているので選択肢が幅広いことが利点です。
●プロフィール
伊藤 拓也
東京有明医療大学保健医療学部柔道整復学科3年
【東京有明医療大学HP】
http://www.tau.ac.jp/