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学生たちの想い【第5回:東京有明医療大学・丸山翼さん】

2015/11/16

近年、医療は「病院完結型」から「地域完結型」として、地域全体で患者をサポートする形に転換しつつあり、地域に根ざす柔道整復師はより大きな役割を担うことが予想される。さらにスポーツや介護の現場など、柔道整復師の活躍の場は広がりを見せており、さらなる可能性を感じさせる。そんな業界の今後を担う未来の柔道整復師たちは、何を想いこの業界に飛び込んだのか?また、今感じていることとは?第5回は東京有明医療大学保健医療学部柔道整復学科1年生の丸山翼さんにお話を伺った。

 

―柔道整復師を目指そうと思ったきっかけは?

私は高校時代、部活動でマネージャーをしていました。部活動を行っていく中で次第に選手に対して「質の高いサポートをしたい!」と思うようになり、その為には何の資格が有効なのかを調べたところ、数ある資格の中でも、柔道整復師とアスレティックトレーナーの資格が必要であると感じたからです。

 

―東京有明医療大学を選んだ理由を教えてください。

歴史ある花田学園の系列であり、柔道整復師とアスレティックトレーナーの両方の資格を目指すことができるからです。高校時代、オープンキャンパスで大学を訪問した際、個別相談コーナーにて先生に親身に対応して頂いたことも大きな理由のひとつです。

 

―入学前と入学後で、心境に変化はありましたか?

勉強する意欲は変わりません。しかしながら、講義中の先生方のお話から、柔道整復師が実際の患者さんに施術をする際の厳しさ、難しさをお聞きし、あらためて責任の重さを強く感じるようになりました。

 

―ここが他校に自慢できる!というポイントはありますか?

二年に一度行われるモンゴル研修です。私も今回参加させていただきました。この研修は一年生から参加することが可能なため、臨床実習の少ない一、二年生にとっても柔道整復師を目指す上で大変貴重な経験をする機会になると思います。

 

―現在、大学の講義や実習で興味を持っているのは何ですか?

講義全般です。実習も楽しいのですが、いろいろな講義を受講していくと次第に内容の違う授業が組み合わさり繋がる時が来ます。その瞬間が一番興味の広がる時です。

 

―難しいと感じることや、それを克服するためにしている工夫等があれば教えてください。

筋系や動脈系など暗記を主体とする科目を勉強することが困難だと感じています。克服するために私が行っていることは、図や絵などを用いて一つ一つではなく全体的なイメージを持つことを意識して勉強しています。

 

―学校に対する要望があれば教えてください。

医療に携わる者として他学科の学生との交流や他業種の特性を理解する為の授業を受ける機会を設けてほしいです。

 

―勉強以外に励んでいることはありますか?

中学時代に所属していた母校の部活動のお手伝いをさせていただいています。将来現場に立つことを意識して選手とのコミュニケーションを大事に活動しています。

 

―将来の夢や目標を教えてください。

上記で述べたように患者さんや選手に質の高いサポートができる柔道整復師、アスレティックトレーナーになることです。

 

―これから柔道整復学科を目指す方にメッセージをお願いします。

柔道整復学科で学ぶものの中には、イメージを持ちにくい教科や覚えることが多い教科があります。ここで大事なことは常に興味を持ち、前向きに捉えることだと思います。これから柔道整復学科を目指す方には何でも興味を持ち、前向きに捉えて楽しい学生生活を過ごしてほしいです。

 

●プロフィール


丸山翼
東京有明医療大学保健医療学部柔道整復学科1年生

【東京有明医療大学HP】
http://www.tau.ac.jp/

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