第12回医療オリンピックC-1決勝大会が開催される
2014/11/18
特別講演：
肩のみかたから～なぜ検査法を行うのか～
河原医療福祉専門学校 鍼灸師科 専任教員 中山純一
中山氏は〝本日の挨拶で近藤先生がおっしゃっていた3つのポイントの内、診断力と治療力の一部についての話をしていきたい〟と、本講演をスタート。日本では平成23年に約28万人が「肩の傷害」で医療機関を受診しており、運動器疾患では「椎間板障害」の約43万人に次ぐとてもポピュラーな疾患であると説明。しかし肩関節は人体で最も大きな可動域を備えた関節であり多くの組織に関係しているため、肩痛は病態把握が複雑で診るのが難しいとして、X-PやMRIを用いることができない柔道整復師、鍼灸師が行うべき病態判別と鑑別の方法、治療法に至る道筋について、3つの症例をスライドやモデルを用いわかりやすく解説を行った。
特別講演終了後、競技の優勝者および入賞者の発表、近藤昌之代表理事の閉会挨拶の後、第12回医療オリンピックC-1 2014決勝大会は盛会の内に幕を閉じた。
尚、各競技の入賞者は下記の通り。
医識王
1位 橋沢 隆広（パルモ大井町整骨院）
診断王
1位 阿野 智也（亀戸駅前中央整骨院）
2位 杉野 貴久（西船南口中央整骨院）
3位 山口 良介（下総中山整骨院）
刺鍼王
1位 村上 竜己（ぷらす整骨院 上新庄院）
2位 金田 翔夢（ほっと治療院）
3位 藤﨑 太輔（わかば接骨院）
矯正王
1位 佐藤 優（東小岩中央整骨院）
2位 杉野 貴久（西船南口中央整骨院）
3位 大條 隆章（CMC西葛西整骨院）
包帯王
1位 梅田 和典（桂岡接骨院）
2位 内藤 潤（パルモ神保町整骨院）
3位 熊谷 圭一郎（笑顔道笑福整骨院）
