柔道整復師国家試験対策【第119回:一般臨床(2)】
問題1下垂体機能亢進症について誤りはどれか。
- 大部分は下垂体腺腫による。
- 先端肥大症は高身長となる。
- 骨端線閉鎖後は四肢末端・顔面部の肥大が生じる。
- 高血圧・糖尿病・高脂血症をみる。
答えを見る
解答 2
2.先端肥大症は高身長となる。
問題2甲状腺機能亢進症について正しいのはどれか。
- 甲状腺に生じる細菌感染により発症する。
- 成人前の女性に好発する。
- 体重減少・精神症状をみる。
- 甲状腺刺激ホルモン(TSH)が上昇する。
答えを見る
解答 3
3.体重減少・精神症状をみる。
問題3甲状腺機能低下症は次のうちどれか。2つ選べ。
- アジソン病
- 粘液水腫
- クレチン症
- グレーブス病
答えを見る
解答 2・3
2.粘液水腫
3.クレチン症
問題4アジソン病について正しいのはどれか。
- 副腎皮質機能亢進状態である。
- 症状は急激に進行し、特にストレスがかかった時増悪する。
- 体重減少・色素沈着・低血圧をみる。
- 血中のACTH濃度は減少する。
答えを見る
解答 3
3.体重減少・色素沈着・低血圧をみる。
問題5原発性アルドステロン症でみられないものはどれか。
- 低ナトリウム血症
- 尿中カリウム値上昇
- 高アルドステロン血症
- 低レニン血症
答えを見る
解答 1
1.低ナトリウム血症
問題6クッシング病について誤りはどれか。
- 糖質コルチコイド過剰分泌による
- 満月様顔貌となる。
- 多毛・浮腫・高血圧をみる。
- 血中ACTH濃度は低下する
答えを見る
解答 4
4.血中ACTH濃度は低下する
問題7次の組み合わせで誤りはどれか。
- 先端巨大症 - 骨端閉鎖前の成長ホルモン分泌亢進
- バセドウ病 - 甲状腺ホルモン分泌亢進
- クッシング症候群 - コルチゾル分泌亢進
- アジソン病 - アルドステロン分泌低下
答えを見る
解答 1
1.先端巨大症 - 骨端閉鎖前の成長ホルモン分泌亢進
問題8糖尿病合併症で誤りはどれか。
- 腎障害
- 視力障害
- 中枢神経障害
- 血管障害
答えを見る
解答 3
3.中枢神経障害
問題9糖尿病について正しいのはどれか。
- インスリンの分泌異常による低血糖状態である。
- Ⅰ型糖尿病は若年者に発症することが多い。
- 口渇・多飲・乏尿を呈する。
- 糖尿病性ケトアシドーシス昏睡ではビオー呼吸を呈する。
答えを見る
解答 2
2.Ⅰ型糖尿病は若年者に発症することが多い。
問題10次の組み合わせで誤りはどれか。
- ビタミンD欠乏 - O脚形成
- ビタミンC欠乏 - 出血傾向
- ビタミンB1欠乏 - 四肢末端知覚異常
- ビタミンB2欠乏 - 血液凝固
答えを見る
解答 4
4.ビタミンB2欠乏 - 血液凝固
問題11副甲状腺機能低下症で認められないものはどれか。
- 神経・筋の異常興奮
- 痙攣
- 低Ca血症
- 低リン血症
答えを見る
解答 4
4.低リン血症
問題12誤りはどれか。
- 骨粗鬆症 ― 病的骨折
- 骨軟化症 ― 低身長
- 高脂血症 ― 黄色腫
- 痛風 ― 骨破壊
答えを見る
解答 2
2.骨軟化症 ― 低身長
問題13ネフローゼ症候群の四徴でないのはどれか。
- 高尿酸血症
- 低蛋白血症
- 高血圧
- 高脂血症
答えを見る
解答 1
1.高尿酸血症
問題14腎不全について正しいのはどれか。
- 急性腎不全では初発症状として尿量増加がおこる。
- 慢性腎不全では血清尿素窒素が低下する。
- 急性腎不全では血尿をみる。
- 慢性腎不全では低カリウム血症となる。
答えを見る
解答 3
3.急性腎不全では血尿をみる。
問題15慢性腎炎について誤りはどれか。
- 浮腫を呈する
- 自覚症状が強く認められる
- 高血圧を呈する
- BUN値上昇する。
答えを見る
解答 2
2.自覚症状が強く認められる
問題16頭蓋内圧亢進症状でないものはどれか。
- 頭痛
- 項部強直
- 徐脈
- 鬱血乳頭
答えを見る
解答 2
2.項部強直
問題17脳血栓症について誤りはどれか。
- 心臓弁膜症・不整脈の既往者に多い。
- 症状は段階的に出現する。
- 頭痛・意識障害はさほど強くない。
- 麻痺を強く呈する。
答えを見る
解答 1
1.心臓弁膜症・不整脈の既往者に多い。
問題1840歳女性 日中、庭掃除中に突然後頭部への強い頭痛を生じ、直後、意識消失により病院へ搬送された。特にこれまで大きな疾病の既往歴は認められない。本文章から推察される疾患はどれか。二つ選べ。
- 脳出血
- 脳血栓症
- 脳塞栓症
- くも膜下出血
答えを見る
解答 1・4
1.脳出血
4.くも膜下出血
問題19パーキンソン病の症状について誤りはどれか。
- 姿勢調節障害
- 筋トーヌス異常亢進
- 精神障害
- 自律機能正常
答えを見る
解答 4
4.自律機能正常
問題20パーキンソン病について正しいものはどれか。
- 表情にこわばりがある
- 片側のみに出現する。
- 振戦を認める
- バランス感覚が低下する
答えを見る
解答 2
2.片側のみに出現する。
問題21筋萎縮性側索硬化症について誤りはどれか。
- 下位運動ニューロンのみの障害である。
- 平滑筋は障害されない。
- 中年に好発する。
- 筋力低下は左右非対称である。
答えを見る
解答 1
1.下位運動ニューロンのみの障害である。
問題22ギランバレー症候群について誤りはどれか。
- 神経軸索に対する自己免疫疾患である。
- 風邪症状が初発する。
- 麻痺は弛緩性麻痺である。
- 自律神経障害を認める。
答えを見る
解答 1
1.神経軸索に対する自己免疫疾患である。
問題23ギランバレー症候群について誤りはどれか。2つ選べ。
- 感覚障害が強く出現する
- 前駆症状として感冒症状を認める
- 呼吸筋は侵されない
- 病的反射は陰性である。
答えを見る
解答 1・3
1.感覚障害が強く出現する
3.呼吸筋は侵されない
問題24重症筋無力症について誤りはどれか。
- アセチルコリン受容体に対する自己免疫疾患である。
- 骨格筋脱力・易疲労性を症状とする。
- 上肢の脱力がもっとも高頻度に認められる。
- 胸腺腫を合併する。
答えを見る
解答 3
3.上肢の脱力がもっとも高頻度に認められる。
問題2560歳男性 半年前ほどから、日常生活動作時の関節の動きの悪さを自覚し始め、最近では常に筋肉がこわばっているような感じという。また、とっさに行う動作も鈍くなってきており、最近、家族からは表情にゆとりがない(つまらなそう)と指摘されることが多いという。病院での精密検査の結果、ある疾患の疑いが強いと診断された。 最も考えられるものはどれか。
- 重症筋無力症
- パーキンソン症候群
- ギランバレー症候群
- 進行性筋ジストロフィー症
答えを見る
解答 2
2.パーキンソン症候群
問題26後天性免疫不全症候群(AIDS)で選択的に障害されるものはどれか。
- 抗体
- ヘルパーT細胞
- サプレッサーT細胞
- マクロファージ
答えを見る
解答 2
2.ヘルパーT細胞
問題27後天性免疫不全症候群について誤りはどれか。
- 液性免疫障害である。
- 潜伏期が長期である。
- 日和見感染を起こす。
- 悪性腫瘍が出現しやすい。
答えを見る
解答 1
1.液性免疫障害である。
問題28後天性免疫不全症候群について誤りはどれか。
- CD4リンパ球が障害される。
- 無症状期が長い
- 急性期に抗体検出が可能となる
- 新生児の場合、潜伏期は短い
答えを見る
解答 3
3.急性期に抗体検出が可能となる
問題29全身性エリテマトーデスについて誤りはどれか。2つ選べ。
- 高齢女性に多く発症する。
- 顔面部に蝶形紅斑を認める。
- 光線過敏となる。
- 臓器障害は起こらない。
答えを見る
解答 1・4
1.高齢女性に多く発症する。
4.臓器障害は起こらない。
問題30関節の破壊を特徴とする膠原病はどれか。
- リウマチ熱
- 関節リウマチ
- 全身性エリテマトーデス
- 多発性筋炎
答えを見る
解答 2
2.関節リウマチ
PR
PR