柔道整復師国家試験対策【第122回:柔整 総論 体幹部】
問題1骨組織が完全に離断される骨折はどれか。
- 亀裂骨折
- 陥没骨折
- 若木骨折
- 骨膜下骨折
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解答 2
2.陥没骨折
問題2骨損傷の組合せで誤りはどれか。
- 捻転骨折 ー 上腕骨骨折
- 陥没骨折 ー 頭蓋骨骨折
- 圧迫骨折 ー 肋骨骨折
- 若木骨折 ー 下腿骨骨折
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解答 3
3.圧迫骨折 ー 肋骨骨折
問題3疲労骨折の好発部位で誤りはどれか。
- 中足骨
- 脛骨
- 橈骨
- 肋骨
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解答 3
3.橈骨
問題4異常可動性の触知が可能な骨折はどれか。
- 若木骨折
- 陥没骨折
- 亀裂骨折
- 骨膜下骨折
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解答 2
2.陥没骨折
問題5骨折の固有症状はどれか。
- 異常可動性
- 関節血腫
- 機能障害
- 限局性圧痛
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解答 1
1.異常可動性
問題6軋轢音を触知できる骨折はどれか。
- 陥没骨折
- 亀裂骨折
- 圧迫骨折
- 骨膜下骨折
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解答 1
1.陥没骨折
問題7骨折型と好発部位の組合せで正しいのはどれか。
- 圧迫骨折 ー 肋骨骨折
- 剥離骨折 ー 距骨骨折
- 軸圧骨折 ー 橈骨骨折
- 陥没骨折 ー 脛骨骨折
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解答 3
3.軸圧骨折 ー 橈骨骨折
問題8骨折の合併症と原因の組合せで誤りはどれか。
- 過剰仮骨形成 ー 血腫の消失
- 関節強直 ー 関節内骨折
- 深部静脈血栓症 ー 長期間の臥床
- ズデック骨萎縮 ー 交感神経障害
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解答 1
1.過剰仮骨形成 ー 血腫の消失
問題9偽関節の発生原因で誤りはどれか。
- 関節包内骨折
- 開放性骨折
- 短期間固定
- 持続的圧迫力
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解答 4
4.持続的圧迫力
問題10偽関節の好発部位で誤りはどれか。
- 脛骨中下1/3境界部骨折
- 大腿骨頸部中間部骨折
- 上腕骨外科頚外転型骨折
- 舟状骨近位1/3部骨折
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解答 3
3.上腕骨外科頚外転型骨折
問題11小児骨折で誤りはどれか。
- ソルター・ハリスⅢ型が好発する。
- 骨膜は厚く温存される事が多い。
- 骨癒合期間は若年者ほど短い。
- 側方転位の自家矯正は可能である。
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解答 1
1.ソルター・ハリスⅢ型が好発する。
問題12自家矯正能力が期待できない転位はどれか。
- 短縮転位
- 側方転位
- 捻転転位
- 屈曲転位
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解答 3
3.捻転転位
問題13外傷性脱臼の固有症状で正しいのはどれか。
- 患部の異常可動性
- 関節血腫の出現
- 骨長軸上の変化
- 骨頭の位置異常
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解答 4
4.骨頭の位置異常
問題14脱臼の固有症状で誤りはどれか。
- 弾発性固定を認める。
- 関節部が変形する。
- 骨幹軸が変化する。
- 関節窩が空虚となる。
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解答 3
3.骨幹軸が変化する。
問題15脱臼について誤りはどれか。
- 直達性脱臼では関節突起骨折を伴う場合が多い。
- 習慣性脱臼は外傷性脱臼に続発して発生する。
- 随意性脱臼は本人の自由意思で脱臼が発生する。
- 反復性脱臼は初回治療の中止が原因で発生する。
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解答 2
2.習慣性脱臼は外傷性脱臼に続発して発生する。
問題16脱臼の整復障害で誤りはどれか。
- ボタン穴機構
- 関節包の緊張
- 末梢神経麻痺
- 種子骨の嵌入
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解答 3
3.末梢神経麻痺
問題17脱臼の整復障害で誤りはどれか。
- 掌側板嵌入
- 整復路閉鎖
- 関節包萎縮
- 反復性脱臼
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解答 4
4.反復性脱臼
問題18脱臼について正しいのはどれか、2つ選べ。
- 複数脱臼は2ヵ所以上の関節が同時に脱臼した状態である。
- 習慣性脱臼は関節構成組織の形成不全が要因となり脱臼する。
- 陳旧性脱臼は脱臼後約3ヵ月以上経過した場合をいう。
- 反復性脱臼は不随的な筋収縮により脱臼が繰り返し発生する。
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解答 2・4
2.習慣性脱臼は関節構成組織の形成不全が要因となり脱臼する。
4.反復性脱臼は不随的な筋収縮により脱臼が繰り返し発生する。
問題19徒手整復が最も困難な脱臼はどれか。
- 顎関節前方脱臼
- 月状骨掌側脱臼
- 母指MP関節水平脱臼
- 習慣性膝蓋骨外側脱臼
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解答 3
3.母指MP関節水平脱臼
問題20骨折整復における牽引直圧法で最初に矯正する転位はどれか。
- 短縮転位
- 側方転位
- 捻転転位
- 屈曲転位
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解答 3
3.捻転転位
問題21一般に徒手整復の適応となる骨折はどれか。
- 高度粉砕骨折
- 開放性骨折
- 脱臼骨折
- 骨頭剥離骨折
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解答 3
3.脱臼骨折
問題22骨折の治療法について正しいのはどれか。
- 遠位骨片に近位骨片を適合させて整復する。
- 関節拘縮には徒手矯正運動を行う。
- 原則として機能的肢位で固定する。
- 等尺性運動は固定除去後より開始する。
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解答 3
3.原則として機能的肢位で固定する。
問題23長期固定に起因して発生する合併症はどれか。
- 偽関節形成
- 筋萎縮
- 骨壊死
- 阻血性拘縮
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解答 2
2.筋萎縮
問題24骨折における外固定の目的で誤っているのはどれか。
- 再転位の防止
- 変形の矯正
- 筋萎縮の防止
- 治癒環境の確保
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解答 3
3.筋萎縮の防止
問題25肉離れについて誤りはどれか。
- 筋に圧迫力が加わり発生する。
- ハムストリングスに好発する。
- 陥凹部の触知は重度損傷である。
- 早期の復帰は再発の原因となる。
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解答 1
1.筋に圧迫力が加わり発生する。
問題26靭帯損傷について誤りはどれか。
- 関節可動域が大きい関節に好発する。
- 受傷肢位を強制した際に疼痛が増強する。
- 完全断裂では不安定性が著明に出現する。
- 靭帯付着部での剝離骨折に注意を要する。
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解答 1
1.関節可動域が大きい関節に好発する。
問題27温熱療法の適応はどれか。
- 皮膚腫瘍
- 知覚鈍麻
- 筋痙縮
- 静脈血栓症
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解答 3
3.筋痙縮
問題28関節捻挫の初期処置について誤りはどれか。
- 患部を安静に保持することが最も重要である。
- 関節血腫には圧迫固定を行い吸収を促進させる。
- 循環促進を目的とする為に温熱療法を行う。
- 受傷肢位を制限する肢位で一定期間固定を行う。
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解答 3
3.循環促進を目的とする為に温熱療法を行う。
問題29長期臥床による合併症でないのはどれか。
- 沈下性肺炎
- 脂肪塞栓症
- 尿路感染症
- 廃用性萎縮
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解答 2
2.脂肪塞栓症
問題30肋骨骨折について誤りはどれか。
- 好発部位は第7肋骨である。
- 深呼吸に伴い疼痛が増強する。
- 骨折部の変形が著明に出現する。
- 胸膜損傷を合併することが多い。
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解答 3
3.骨折部の変形が著明に出現する。
問題31肋骨骨折について正しいのはどれか。
- 第1肋骨に最も多く発生する。
- 直達外力では骨折端が外方に向く。
- 胸郭運動により疼痛が増強する。
- 骨片転位による変形が著しい。
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解答 3
3.胸郭運動により疼痛が増強する。
問題32肋骨骨折の合併症で正しいのはどれか。
- 自然気胸
- 胸壁動揺
- 漏斗胸
- 肋鎖症候群
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解答 2
2.胸壁動揺
問題33肋骨骨折の治療法で誤りはどれか。
- 整復を必要としないことが多い。
- 吸気状態で絆創膏を添付する。
- 絆創膏は前後正中線を越えて添付する。
- 下位肋骨から順次に上位肋骨を固定する。
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解答 2
2.吸気状態で絆創膏を添付する。
問題34顎関節前方脱臼で誤りはどれか。
- 極度な開口動作時に発生する。
- 補強靭帯が不全断裂する。
- 外側翼突筋が関節頭を固定する。
- 反復性脱臼の続発に注意する。
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解答 2
2.補強靭帯が不全断裂する。
問題35脊椎椎体圧迫骨折で誤りはどれか。
- 胸腰椎移行部に好発する。
- 椎体は楔状変形を呈する。
- 体幹前屈制限が著明である。
- ラセーグ徴候で強い陽性を示す。
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解答 4
4.ラセーグ徴候で強い陽性を示す。
問題36胸腰椎移行部圧迫骨折で正しいのはどれか。
- 限局性圧痛が著明である。
- 椎体は楔状変形を呈する。
- 体幹前屈位で固定を行う。
- 脊髄損傷を合併することが多い。
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解答 2
2.椎体は楔状変形を呈する。
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