HOME 国家試験対策 実力問題 柔道整復師国家試験対策【第56回:実力問題その9(解剖 生理 柔整)】

柔道整復師国家試験対策【第56回:実力問題その9(解剖 生理 柔整)】

国家試験対策 実力問題

最初の問題1~20までは必修問題対策となっています。
次の問題1以降は一般問題対策となります。

これまで当サイトで配信しているコンテンツも参考にしながら実施してください。

お送り致しております問題は、昨年度までの国家試験出題基準に基づいた教科振り分けとなっております。したがって、必修問題対策の問題中に、本年度の必修問題指定教科以外の科目(解剖学、生理学 病理学、衛生学、運動学、リハビリテーション医学、整形外科学、外科学、一般臨床医学)が含まれております。

なお、出題しているポイントは、本年度の国家試験合格を目指す上で必修問題科目であるなしに関係なく全て必要性の高い部分となっております。

なお、柔道に関係する問題は含まれておりませんので ご了承ください。

必修問題対策

1 月状骨と関節を形成しないのはどれか。

  • 舟状骨
  • 有頭骨
  • 橈骨
  • 豆状骨

答えを見る

解答 4

4. 豆状骨

2 梨状筋下孔から出ていないのはどれか。

  • 上殿神経
  • 坐骨神経
  • 下殿神経
  • 陰部神経

答えを見る

解答 1

1. 上殿神経

3 外分泌細胞でないのはどれか。

  • 主細胞
  • 汗腺
  • 膵島
  • 涙腺

答えを見る

解答 3

3. 膵島

4 腕神経叢の枝が分布しないのはどれか。

  • 胸鎖乳突筋
  • 大胸筋
  • 広背筋
  • 上腕筋

答えを見る

解答 1

1. 胸鎖乳突筋

5 脂質1gのエネルギー発生量はどれか。

  • 4.1kcal
  • 4.2kcal
  • 7.3kcal
  • 9.3kcal

答えを見る

解答 4

4. 9.3kcal

6 テタニーと関連のあるのはどれか。

  • PO4
  • Ca2+
  • Na
  • HCO3

答えを見る

解答 2

2. Ca2+

7 急性塑性変形で誤っているのはどれか。

  • 明瞭な骨折線を認める
  • 小児に好発する
  • 不可逆性の病変である
  • 尺骨、腓骨で好発する

答えを見る

解答 1

1. 明瞭な骨折線を認める

8 開放性損傷について誤っているのはどれか。

  • 創部と損傷部と交通を認める
  • 細菌感染の恐れが存在する
  • 骨折を伴う場合は、整復後速やかに搬送する
  • Golden hourに適切な処理を行うことが重要である

答えを見る

解答 3

3. 骨折を伴う場合は、整復後速やかに搬送する

9 軋轢音が証明しやすいのはどれか。

  • 延長転位のある骨折
  • 圧迫骨折
  • 骨折端間に軟部組織が介入している骨折
  • 粉砕骨折

答えを見る

解答 4

4. 粉砕骨折

10 専門機関へ搬送が必要でないのはどれか。

  • 脂肪塞栓症
  • コンパートメント症候群
  • 廃用性骨萎縮
  • 多発肋骨骨折

答えを見る

解答 3

3. 廃用性骨萎縮

11 小児に骨性状で誤っているのはどれか。

  • 骨膜が厚い
  • I型コラーゲン線維を多く含む
  • 石灰化密度が多い
  • 骨折時のリモデリング能力が高い

答えを見る

解答 3

3. 石灰化密度が多い

12 高齢者の骨折治療で誤っているのはどれか。

  • 受傷前の日常生活レベルを確認する
  • 全身状態や既往歴を把握する
  • 骨癒合能力が低いため、通常以上の範囲を固定する
  • 可能な限り早期の離床を心がける

答えを見る

解答 3

3. 骨癒合能力が低いため、通常以上の範囲を固定する

13 恒久性脱臼を生じ易い部はどれか。

  • 膝関節
  • 顎関節
  • 膝蓋骨
  • 肘関節

答えを見る

解答 3

3. 膝蓋骨

14 反復性脱臼の要因とならないのはどれか。

  • 固定期間の不足
  • バンカート損傷
  • 軟骨無形成症
  • ヒルサックス損傷

答えを見る

解答 3

3. 軟骨無形成症

15 合併症のない関節損傷で認めにくいのはどれか。

  • 関節部の不安定性
  • 限局性圧痛
  • 皮下出血斑
  • 関節血腫内の脂肪滴

答えを見る

解答 4

4. 関節血腫内の脂肪滴

16 鎖骨骨折で正しいのはどれか。

  • 外1/3部骨折が好発する
  • 変形治癒となることが多い
  • 頭部を健側に傾ける
  • 上肢の運動制限は出現しない

答えを見る

解答 2

2. 変形治癒となることが多い

17 肩関節脱臼の後療法について誤っているのはどれか。

  • 固定直後から後療法を施行
  • 急性症状消退後から肩関節周囲の等尺性運動を施行
  • 固定2週後から外転、外旋運動を施行
  • 2週目から肩関節振り子運動を施行

答えを見る

解答 3

3. 固定2週後から外転、外旋運動を施行

18 上腕骨外科頚骨折外転型で誤っているのはどれか。

  • 皮下出血班は上腕内側から前胸部へ出現する
  • 近位骨片は軽度内転転位する
  • 骨折部は前外方凸変形を呈する
  • 異常可動性を認めないこともある

答えを見る

解答 3

3. 骨折部は前外方凸変形を呈する

19 肋骨骨折の絆創膏固定について誤っているのはどれか。

  • 完全呼気状態で実施する
  • 正中線を超えない範囲で実施する
  • 下方から上方へ添付して行く
  • 骨折部が絆創膏添付範囲の中央になるように実施する

答えを見る

解答 2

2. 正中線を超えない範囲で実施する

20 距腿関節損傷で誤っているのはどれか。

  • 前距腓靱帯損傷が多い
  • 前方引き出しテストでは、外果下部に間隙が生まれる
  • 皮下出血斑は受傷直後では認められない
  • 裂離骨折となることがある

答えを見る

解答 2

2. 前方引き出しテストでは、外果下部に間隙が生まれる

一般問題対策

1 線毛を認めるのはどれか。

  • 胃粘膜
  • 嗅粘膜
  • 舌粘膜
  • 膀胱粘膜

答えを見る

解答 2

2. 嗅粘膜

2 分裂に際し染色体数が半減するのはどれか。

  • 表皮細胞
  • 骨細胞
  • 精母細胞
  • 造血幹細胞

答えを見る

解答 3

3. 精母細胞

3 外界と交通する空洞を持つものはどれか。

  • 腸骨
  • 側頭骨
  • 涙骨
  • 鼻骨

答えを見る

解答 2

2. 側頭骨

4 滑車を有しているのはどれか。2つ選べ。

  • 上腕骨
  • 尺骨
  • 距骨
  • 踵骨

答えを見る

解答 1・3

1. 上腕骨
3. 距骨

5 二次弯曲を示すのはどれか。2つ選べ。

  • 頸椎
  • 胸椎
  • 腰椎
  • 仙椎

答えを見る

解答 1・3

1. 頸椎
3. 腰椎

6 支帯の下を通過しないのはどれか。

  • 長母指伸筋
  • 前脛骨筋
  • 長掌筋
  • 長腓骨筋

答えを見る

解答 3

3. 長掌筋

7 二重神経支配筋でないのはどれか。

  • 僧帽筋
  • 浅指屈筋
  • 大内転筋
  • 短母指屈筋

答えを見る

解答 2

2. 浅指屈筋

8 協力筋の組合せで誤っているのはどれか。

  • 梨状筋 ———— 大腿方形筋
  • 上腕筋 ———— 烏口腕筋
  • 三角筋 ———— 棘上筋
  • 後脛骨筋 ——— ヒラメ筋

答えを見る

解答 2

2. 上腕筋 ———— 烏口腕筋

9 血管系で誤っているのはどれか。

  • 皮下の静脈を伴行静脈という
  • 毛細血管は弾性線維を欠く
  • 吻合枝を持たないものを終動脈と呼ぶ
  • 動脈と静脈の直接連結を動静脈吻合と呼ぶ

答えを見る

解答 1

1. 皮下の静脈を伴行静脈という

10 腹大動脈の直接枝はどれか。

  • 脾動脈
  • 右胃動脈
  • 精巣動脈
  • 右結腸動脈

答えを見る

解答 3

3. 精巣動脈

11 上大静脈形成に関与するのはどれか。

  • 内頸静脈
  • 鎖骨下静脈
  • 腕頭静脈
  • 外頸静脈

答えを見る

解答 3

3. 腕頭静脈

12 乳ビ槽と繋がりを持たないのはどれか。

  • 胸管
  • 腸リンパ本幹
  • 腰リンパ本幹
  • 右鎖骨下リンパ本幹

答えを見る

解答 4

4. 右鎖骨下リンパ本幹

13 間膜を有していないのはどれか。

  • 空腸
  • 上行結腸
  • 虫垂

答えを見る

解答 3

3. 上行結腸

14 肝小葉内に存在しないのはどれか。

  • 中心静脈
  • クッパー細胞
  • グリソン鞘
  • 類洞

答えを見る

解答 3

3. グリソン鞘

15 呼吸器系で誤っているのはどれか。

  • 気管軟骨は馬蹄形である
  • 膜性壁には自律神経が分布する
  • 右気管支は太く短い
  • 左気管支は3本に分岐する

答えを見る

解答 4

4. 左気管支は3本に分岐する

16 肺について誤っているのはどれか。

  • 肺門部は胸膜に覆われない
  • 肺胞には貪食細胞が存在する
  • 心圧痕は両肺に存在する
  • 水平裂は右肺を上葉と下葉に分ける

答えを見る

解答 4

4. 水平裂は右肺を上葉と下葉に分ける

17 腎皮質に存在するのはどれか。

  • 腎錐体
  • 腎杯
  • 腎小体
  • 弓状動脈

答えを見る

解答 3

3. 腎小体

18 尿管について誤っているのはどれか。

  • 腎盂から続く
  • 精管と交叉する
  • 移行上皮である
  • 膀胱上面に開口する

答えを見る

解答 4

4. 膀胱上面に開口する

19 精巣内で認められないのはどれか。

  • 精上皮
  • 間細胞
  • 精巣上体
  • セルトリ細胞

答えを見る

解答 3

3. 精巣上体

20 子宮について正しいのはどれか。

  • 実質性器官である
  • 前屈後傾位にある
  • 粘膜機能層が増殖する
  • 受精が行われる

答えを見る

解答 3

3. 粘膜機能層が増殖する

21 濾胞細胞から分泌されるのはどれか。

  • インスリン
  • カルシトニン
  • サイロキシン
  • オキシトシン

答えを見る

解答 3

3. サイロキシン

22 副腎髄質について誤っているのはどれか。

  • 外胚葉由来である
  • クロム塩で染色される
  • 交感神経節後線維が入る
  • カテコールアミンを分泌する

答えを見る

解答 3

3. 交感神経節後線維が入る

23 大脳髄質に認められないのはどれか。

  • 内包
  • 尾状核
  • 視索上核
  • 被殻

答えを見る

解答 3

3. 視索上核

24 間脳に存在するのはどれか。

  • 外側膝状体
  • 四丘体
  • 赤核
  • 錐体

答えを見る

解答 1

1. 外側膝状体

25 α運動ニューロンが起始する部位はどこか。

  • 脊髄前角
  • 脊髄前索
  • 脊髄側角
  • 脊髄側索

答えを見る

解答 1

1. 脊髄前角

26 運動性神経節でないのはどれか。

  • 星状神経節
  • 腹腔神経節
  • 翼口蓋神経節
  • 蝸牛神経節

答えを見る

解答 4

4. 蝸牛神経節

27 メラニン細胞を認めるのはどこか。

  • 表皮
  • 真皮
  • 皮下組織
  • 脂肪組織

答えを見る

解答 1

1. 表皮

28 コルチ器を認める部位はどこか。

  • 膨大部稜
  • 卵形嚢
  • 鼓室階
  • 蝸牛管

答えを見る

解答 4

4. 蝸牛管

29 聴診三角形成に関与しないのはどれか。

  • 広背筋
  • 大菱形筋
  • 前鋸筋
  • 僧帽筋

答えを見る

解答 3

3. 前鋸筋

30 ヤコビー線はどれか。

  • 左右の上前腸骨棘を結ぶ線
  • 左右の下前腸骨棘を結ぶ線
  • 左右の腸骨稜を結ぶ線
  • 左右の第12肋骨を結ぶ線

答えを見る

解答 3

3. 左右の腸骨稜を結ぶ線

31 mRNAが向かうのはどれか。

  • リソソーム
  • リボゾーム
  • 核小体
  • ミトコンドリア

答えを見る

解答 2

2. リボゾーム

32 組織液で最も濃度が高い陰イオンはどれか。

  • HPO4
  • SO4
  • Cl−
  • HCO3

答えを見る

解答 3

3. Cl−

33 酸塩基平衡調節に関係ないのはどれか。

  • 肺からのCO2排出
  • 腎による尿中へのH排出
  • ヘモグロビンによる緩衝
  • マクロファージによる貪食

答えを見る

解答 4

4. マクロファージによる貪食

34 血液の機能で誤っているのはどれか。

  • ホルモンの運搬
  • 免疫作用
  • 酸素の運搬
  • 興奮の伝導

答えを見る

解答 4

4. 興奮の伝導

35 プラトー期に顕著に認められるのはどれか。

  • Naの細胞内流入
  • Ca2+の細胞内流入
  • Kの細胞内流入
  • Clの細胞外流出

答えを見る

解答 2

2. Ca2+の細胞内流入

36 成人男性。収縮期血圧140㎜Hg、拡張期血圧110㎜Hgで誤っているのはどれか。

  • 脈圧は30である
  • 触診法における測定値である
  • 平均血圧120㎜Hgである
  • 高血圧症に該当する

答えを見る

解答 2

2. 触診法における測定値である

37 呼吸中枢が存在する部位はどこか。

  • 延髄
  • 間脳
  • 小脳

答えを見る

解答 1

1. 延髄

38 潜函病発症時の血漿組成はどれか。

  • 血中O2含有量増大
  • 血中N2含有量増大
  • 血中CO2含有量低下
  • 血中HCO3含有量低下

答えを見る

解答 2

2. 血中N2含有量増大

39 異化作用でないのはどれか。

  • グリコーゲンの分解
  • ATPの消費
  • 解糖系
  • 糖新生

答えを見る

解答 4

4. 糖新生

40 胆汁分泌に関与するのはどれか。2つ選べ。

  • ガストリン
  • セクレチン
  • プチアリン
  • コレシストキニン

答えを見る

解答 2・4

2. セクレチン
4. コレシストキニン

41 グルコース吸収時に共輸送されるのはどれか。

  • Na
  • K
  • ミセル
  • Cl−

答えを見る

解答 1

1. Na

42 暑熱順化によるのはどれか。

  • 基礎代謝量の低下
  • 発汗量の低下
  • 皮膚血流量の低下
  • 汗中NaCl濃度増大

答えを見る

解答 1

1. 基礎代謝量の低下

43 標的器官が同じでないのはどれか。

  • 性腺刺激ホルモン
  • 成長ホルモン放出ホルモン
  • プロラクチン抑制ホルモン
  • 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン

答えを見る

解答 1

1. 性腺刺激ホルモン

44 糖質コルチコイドで誤っているのはどれか。

  • ステロイドホルモンである
  • 免疫機能を増大する
  • 午後より午前中に分泌量が増える
  • 視床下部の調節を受ける

答えを見る

解答 2

2. 免疫機能を増大する

45 腎臓に作用しないのはどれか。

  • レニン
  • アルドステロン
  • バゾプレシン
  • 心房性Na利尿ペプチド

答えを見る

解答 1

1. レニン

46 エストロゲンの作用はどれか。

  • 体温上昇
  • 子宮粘膜増殖
  • 子宮粘膜分泌亢進
  • 月経の誘発

答えを見る

解答 2

2. 子宮粘膜増殖

47 尿成分で最も多いのはどれか。

  • 尿素
  • 尿酸
  • クレアチニン
  • 窒素

答えを見る

解答 1

1. 尿素

48 排尿で正しいのはどれか。

  • 延髄に中枢が存在する
  • 蓄尿は骨盤神経興奮による
  • 陰部神経は膀胱を支配する
  • 排尿時内尿道括約筋は弛緩する

答えを見る

解答 4

4. 排尿時内尿道括約筋は弛緩する

49 無髄神経で認められないのはどれか。

  • 不減衰性伝導
  • 逆行性伝導
  • 跳躍伝導
  • 絶縁性伝導

答えを見る

解答 3

3. 跳躍伝導

50 シナプス伝達で正しいのはどれか。

  • 電気的伝達による
  • 加重を認める
  • 疲労は起こらない
  • 薬物の影響を受けにくい

答えを見る

解答 2

2. 加重を認める

51 高次脳機能で誤っているのはどれか。

  • α波は精神活動が活発な時に認められる
  • レム睡眠に骨格筋の緊張は低下する
  • 大脳連合野は感覚の認知に関与する
  • 海馬は記憶に関与する

答えを見る

解答 1

1. α波は精神活動が活発な時に認められる

52 トロポミオシンが存在するのはどれか。

  • 筋小胞体
  • ミオシン
  • アクチン
  • 運動終板

答えを見る

解答 3

3. アクチン

53 終板部に脱分極性変化を起こす物質はどれか。

  • クラーレ
  • コリンエステラーゼ
  • アセチルコリン
  • アドレナリン

答えを見る

解答 3

3. アセチルコリン

54 屈折力を調節するのはどれか。

  • 角膜
  • 眼房水
  • 硝子体
  • 水晶体

答えを見る

解答 4

4. 水晶体

55 痛覚について誤っているのはどれか。

  • 自由神経終末で受容する
  • Aδ線維はポリモーダル受容線維である
  • 二次痛は局在が不明瞭でうずくような痛みである
  • 一次痛は跳躍伝導により中枢へ伝導される

答えを見る

解答 2

2. Aδ線維はポリモーダル受容線維である

56 上肢の骨折治療中に、上肢末梢部の自発痛、浮腫、異常発汗が出現した際に、考えられるものはどれか。尚、橈骨動脈の拍動に変化は認められない。

  • 脂肪塞栓
  • フォルクマン拘縮
  • ズデック骨萎縮
  • 外傷性骨化性筋炎

答えを見る

解答 3

3. ズデック骨萎縮

57 脱臼の整復障害とならないのはどれか。

  • 第2中手指節関節背側脱臼時の中手骨の嵌頓
  • 肩関節前方脱臼時の上腕骨大結節部の骨折
  • 第1中手骨指節関節背側水平脱臼
  • モンテギア骨折における橈骨頭の脱臼

答えを見る

解答 2

2. 肩関節前方脱臼時の上腕骨大結節部の骨折

58 末梢神経損傷を示唆する所見でないのはどれか。

  • チネル徴候の出現
  • 筋緊張の亢進
  • 皮膚の乾燥
  • 温度感覚の低下

答えを見る

解答 2

2. 筋緊張の亢進

59 肩甲骨骨折で正しいのはどれか。

  • 体部骨折は大きな転位を認めやすい
  • 上角骨折では上外方転位に転位する
  • 下角骨折では前内上方に転位する
  • 関節窩骨折では骨頭が内方に移動する

答えを見る

解答 4

4. 関節窩骨折では骨頭が内方に移動する

60 上腕骨骨幹部骨折三角筋付着部より遠位での骨折で誤っているのはどれか。

  • 近位骨片は三角筋によって前外方に転位する
  • 遠位骨片は上腕筋群によって後上方へ転位する
  • 骨折部は前外方凸変形を呈する
  • 初期の固定肢位は肩関節内外転0°とする

答えを見る

解答 4

4. 初期の固定肢位は肩関節内外転0°とする

61 前腕回外位にて固定しないのはどれか。

  • モンテギア伸展型骨折
  • 上腕骨顆上屈曲型骨折
  • 橈骨頭部骨折
  • スミス骨折

答えを見る

解答 2

2. 上腕骨顆上屈曲型骨折

62 ガレアジ骨折で誤っているのはどれか。

  • 橈骨遠位骨片掌側屈曲時、尺骨頭は背側に脱臼する
  • 尺骨頭の多くは掌側に脱臼する
  • 尺骨神経損傷を合併し易い
  • 不安定型の骨折である

答えを見る

解答 2

2. 尺骨頭の多くは掌側に脱臼する

63 橈骨円回内筋付着部より近位での骨折の近位骨片の転位に関与する のはどれか。2つ選べ。

  • 回外筋
  • 上腕二頭筋
  • 円回内筋
  • 方形回内筋

答えを見る

解答 1・2

1. 回外筋
2. 上腕二頭筋

64 前腕両骨骨折で誤っているのはどれか。

  • 成人では合併症を伴いやすい
  • 長期の固定期間を必要とする
  • 肘関節鋭角位で来院する
  • 開放性骨折となることがある

答えを見る

解答 3

3. 肘関節鋭角位で来院する

65 誤っている組合せはどれか。2つ選べ。

  • 基節骨骨折 ——————————— 背側凸変形
  • 中節骨骨折(浅指屈筋付着部より近位)——— 背側凸変形
  • 中節骨骨折(浅指屈筋付着部より遠位)——— 掌側凸変形
  • 末節骨骨折(深指屈筋付着部より近位)——— 掌側凸変形

答えを見る

解答 1・4

1. 基節骨骨折 ——————————— 背側凸変形
4. 末節骨骨折(深指屈筋付着部より近位)——— 掌側凸変形

66 上肢挙上位を取るのはどれか。

  • 烏口下脱臼
  • 肩峰下脱臼
  • 関節窩下脱臼
  • 烏口突起上脱臼

答えを見る

解答 3

3. 関節窩下脱臼

67 肘関節後方脱臼について誤っているのはどれか。

  • 肘関節鈍角位にて弾発性固定される
  • 上腕三頭筋腱が索状に触知される
  • ヒューター線が乱れ
  • 肘関節部の前後径が増大する

答えを見る

解答 3

3. ヒューター線が乱れ

68 月状骨脱臼について誤っているのはどれか。

  • 誤診を招きやすい
  • 正中神経が障害される
  • 橈骨関節面が掌側に向く
  • 手関節は軽度尺屈位を呈する

答えを見る

解答 3

3. 橈骨関節面が掌側に向く

69 近位指節関節脱臼について誤っているのはどれか。

  • 背側脱臼が多い
  • 合併損傷が起きやすい
  • 掌側脱臼はボタン穴変形に注意を要する
  • 正中索損傷時はPIP関節屈曲位で固定する

答えを見る

解答 4

4. 正中索損傷時はPIP関節屈曲位で固定する

70 脱臼骨折でないのはどれか。

  • バートン骨折
  • ローランド骨折
  • コットン骨折
  • ショーファー骨折

答えを見る

解答 4

4. ショーファー骨折

71誤っているのはどれか。

  • SLAP損傷は肩関節唇損傷である
  • 肩峰下インピンジメント症候群の多くは棘上筋出口の狭小化により発生する
  • 肩関節前後動揺性の検査法としてサルカスサインがある
  • 肩甲上神経絞扼障害により棘下筋の萎縮がみられる

答えを見る

解答 3

3. 肩関節前後動揺性の検査法としてサルカスサインがある

72 野球肘について誤っているのはどれか。

  • 内側型 — 骨端線離解
  • 外側型 — 離断性骨軟骨炎
  • 後方型 — 肘頭疲労骨折
  • 外側型 — 上腕骨外側上顆炎

答えを見る

解答 4

4. 外側型 — 上腕骨外側上顆炎

73 誤っているのはどれか。

  • TFCC損傷は前腕回内回外時に運動痛が出現する
  • ステナー損傷は母指MP関節橈側側副靭帯損傷により発生する
  • 第2指のロッキングフィンガーはMP関節の伸展が制限される
  • ボタン穴変形は中央索の断裂により発生する

答えを見る

解答 2

2. ステナー損傷は母指MP関節橈側側副靭帯損傷により発生する

74 腰椎椎間板ヘルニアの障害神経根と症状の組合せについて誤っているのはどれか。

  • L4神経根 — 前脛骨筋筋力低下
  • L5神経根 — 膝蓋腱反射低下
  • L5神経根 — 長母指伸筋筋力低下
  • S1神経根 — アキレス腱反射低下

答えを見る

解答 2

2. L5神経根 — 膝蓋腱反射低下

75 大腿骨頸部骨折について誤っているのはどれか。

  • 内転型骨折では頚体角が増大する
  • 外転型骨折では噛合骨折を多く認める
  • 深部静脈血栓症の発生に注意を払う
  • 内側骨折では骨頭部の阻血性壊死を招きやすい

答えを見る

解答 1

1. 内転型骨折では頚体角が増大する

76 大腿骨骨幹部骨折で誤っているのはどれか。

  • 中央部の骨折が好発する
  • 再転位の傾向が強
  • 短縮転位は残存させてはならない
  • ブラウン架台が用いられる

答えを見る

解答 3

3. 短縮転位は残存させてはならない

77 大腿骨外顆骨折で誤っているのはどれか。

  • 関節内組織の損傷を伴う
  • Q-angleが減少する
  • 関節血腫が著明に出現する
  • 膝関節の不安定性が残存する

答えを見る

解答 2

2. Q-angleが減少する

78 分裂膝蓋骨について誤っているのはどれか。

  • 先天性のものである
  • 嵌頓症状が必発する
  • 男性に多く発生する
  • 外上方に骨片を認めることが多い

答えを見る

解答 2

2. 嵌頓症状が必発する

79 疾患と分類の組合せで誤っているのはどれか。

  • パウエル分類 —————————- 大腿骨頸部骨折
  • メイヤー・マッキーバー分類 ——— 脛骨顆間隆起骨折
  • ラウゲ・ハンセン分類 —————– 下腿果部骨折
  • ワトソン・ジョーンズ分類 ———– 前十字靭帯断裂

答えを見る

解答 4

4. ワトソン・ジョーンズ分類 ———– 前十字靭帯断裂

80 鑑別診断の組合せで誤っているのはどれか。

  • 脛骨粗面骨折 ——————- オスグット・シュラーター病
  • 上腕骨顆上伸展型骨折 ———– 肘関節後方脱臼
  • ペルテス病 ——————— 膝部疾患
  • 脛骨顆間隆起骨折 ————— 骨肉腫

答えを見る

解答 4

4. 脛骨顆間隆起骨折 ————— 骨肉腫

81 ポット骨折の概念に含まれないのはどれか。

  • 三角靭帯断裂
  • 脛腓関節完全離解
  • 脛骨後果骨折
  • 腓骨骨幹部骨折

答えを見る

解答 3

3. 脛骨後果骨折

82 棘果長が延長するのはどれか。

  • マルゲーヌ骨折
  • 大腿骨骨幹部骨折
  • 腸骨翼単独骨折
  • Ⅰ‐3 - 疼痛刺激に無反応

答えを見る

解答 3

3. 腸骨翼単独骨折

83 正しい組合せはどれか。

  • 大転子単独骨折 ————– ルドルフ徴候
  • 距骨前方脱臼 —————– ナウマン徴候
  • 大腿骨頭辷り症 ————— トレンデレンブルグ徴候
  • 前頭蓋窩骨折 —————— バトル徴候

答えを見る

解答 3

3. 大腿骨頭辷り症 ————— トレンデレンブルグ徴候

84 骨折により角度の減少を認めないのはどれか。

  • 踵骨体部と隆起部の完全離断したベーラー角
  • 定型的転位を呈する橈骨遠位端部骨折時の掌側傾斜角
  • 内旋転位を伴う上腕骨顆上伸展型骨折のバウマン角
  • 後下方転位の強い脛骨内顆骨折時のFTA

答えを見る

解答 4

4. 後下方転位の強い脛骨内顆骨折時のFTA

85 ジョーンズ骨折の骨折部位はどれか。

  • 第2中足骨骨幹部骨折
  • 第3中足骨骨幹部骨折
  • 第5中足骨基部骨折
  • 第5中足骨基部骨折

答えを見る

解答 3

3. 第5中足骨基部骨折

86 股関節脱臼について誤っているのはどれか。2つ選べ。

  • 後方脱臼が多く発生する
  • 大腿骨頭靱帯断裂は整復障害となる
  • 骨頭壊死の予防には早期体重負荷を行う
  • 前方脱臼は外転外旋位に弾発性固定される

答えを見る

解答 2・3

2. 大腿骨頭靱帯断裂は整復障害となる
3. 骨頭壊死の予防には早期体重負荷を行う

87 膝蓋骨外側脱臼で誤っているのはどれか。

  • 内側広筋の強化を図る
  • 内側支帯部に圧痛を認める
  • 膝関節伸展位で弾発性固定される
  • 膝蓋軟骨損傷を伴うことがある

答えを見る

解答 3

3. 膝関節伸展位で弾発性固定される

88 誤っているのはどれか。

  • 半月板損傷 — ラックマンテスト
  • 側副靭帯損傷 — アプレイテスト
  • 前十字靭帯損傷 — Nテスト
  • 腸脛靭帯炎 — グラスピングテスト

答えを見る

解答 1

1. 半月板損傷 — ラックマンテスト

89 関節腫脹を認めにくいのはどれか。

  • 血友病
  • 半月板損傷
  • 骨軟骨炎
  • オスグット・シュラッター病

答えを見る

解答 4

4. オスグット・シュラッター病

90 誤っているのはどれか。

  • 下腿前方区画はコンパートメント症候群を起こしやすい
  • アキレス腱炎は回内足や扁平足等のマルアライメントが発生因子となる
  • シンスプリントは単純エックス線写真で骨膜反応がみられる
  • 下腿三頭筋損傷は腓腹筋内側頭に好発する

答えを見る

解答 3

3. シンスプリントは単純エックス線写真で骨膜反応がみられる

91 60歳の男性。字を書いている際にボールペンを落とすことが多くなり最近では手掌尺側に痺れが出現すると訴えて来院した。左手の骨間筋部の萎縮は著しくフローマン徴候が陽性である。小学校4年生の頃に左腕を骨折した既往歴がある。
最も考えられる既往した骨折はどれか。

  • 尺骨肘頭骨折
  • 上腕骨顆上骨折
  • 上腕骨外顆骨折
  • 上腕骨内側上顆骨折

答えを見る

解答 3

3. 上腕骨外顆骨折

92 22歳の男性。大学野球部に所属しており練習後に投球練習を毎日行っていた。約1ヶ月前から投球動作時の疼痛を感じていたが、最近になり疼痛は一段と強くなり夜間就寝時にも生じるようになった。来院時の単純X線像では異常所見は確認されなかったが大結節部に圧痛があり肩関節外転90°時にクリック音と疼痛を訴える。
最も考えられる損傷はどれか。

  • インピンジメント症候群
  • 上腕二頭筋長頭腱損傷
  • 石灰沈着性腱板炎
  • リトルリーガーズショルダー

答えを見る

解答 1

1. インピンジメント症候群

93 22歳の女性。仕事中に溝に足が挟まり足関節を内返しに捻る。足関節外側部の疼痛は著しく外果前方から下方にかけての腫脹が出現している。前方引き出し検査及び内反動揺検査では著明な距骨の動揺が確認された。
最も考えられる靭帯損傷はどれか。2つ選べ。

  • 前距腓靭帯断裂
  • 二分靭帯断裂
  • 踵腓靭帯断裂
  • 三角靭帯断裂

答えを見る

解答 1・3

1. 前距腓靭帯断裂
3. 踵腓靭帯断裂

94 20歳男性。柔道の練習中、相手の膝部に右前腕部を強く打ちつけ負傷した。前腕部の強い腫脹と自発痛を訴え来院した。腫脹は前腕尺側に著明であり、腫脹部の皮膚は光沢を帯びている。
この障害で他に考えられる症状はどれか。

  • 指の他動屈曲で疼痛が増強する
  • 橈骨神経領域の感覚障害がみられる
  • 橈骨動脈の拍動が消失する
  • 最終的に鷲手変形を呈する

答えを見る

解答 4

4. 最終的に鷲手変形を呈する

95 16歳女性。ハンドボールプレー中に転倒し、左膝部を負傷した。受傷直後から疼痛と膝の不安定感を訴え、プレー続行は困難であった。時間の経過とともに腫脹が増大し、膝関節の屈曲が著しく制限されている。ラックマンテスト陽性、マックマレーテスト陰性、側方動揺テスト陰性であった。
この外傷について誤っているのはどれか。

  • 筋力訓練は膝関節伸展運動から始める
  • 固定による大腿部の筋萎縮が著明である
  • 着地動作等の正しい動きを習得させることが重要である
  • 膝関節完全伸展運動はしばらくの間行わない

答えを見る

解答 1

1. 筋力訓練は膝関節伸展運動から始める

96 55歳男性。階段を下っていた際に転倒し、地面に右手掌をついた。手掌をついた際に、肩部に激痛を感じ、以来夜間痛が続いている。肩関節自動外転運動は0〜20°までに制限されており、他動運動では60〜120°の範囲で疼痛が出現する。
この外傷について誤っているのはどれか。

  • 筋腱移行部で損傷することが多い
  • ドロップアームサインが陽性となる
  • 陳旧性のものでは棘上筋の筋萎縮を認める
  • 結節部に圧痛がある

答えを見る

解答 1

1. 筋腱移行部で損傷することが多い

9735歳女性。子供の運動会で右足関節を内がえし方向に捻り負傷した。圧痛は外果前方及び下方に存在し、外果を中心とした強い腫脹が認められる。前方引き出しテストにて疼痛と関節動揺性が認められる。
この外傷について誤っているのはどれか。

  • 受傷後早期から足趾部の運動を行う
  • 足関節背屈制限が残存しやすい
  • 外果の周辺にパッドで圧迫を加える
  • 受傷直後から温熱療法を行う

答えを見る

解答 4

4. 受傷直後から温熱療法を行う

プロフィール

西村 雅道

医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長

Visited 60 times, 1 visit(s) today