柔道整復師国家試験対策【第58回:実力問題その11(全科目)】
今年度最後になりました。今回は全科目の主要部分を出題致します。
国試まで残りわずかですが、出題基準が変わろうと、合格のために必要な部分はさほど変わりはありません。出題基準の変更にあまり惑わされず各教科のポイントをしっかりと履修してください。なお、まだ蓋を開けてみないのでなんとも言えませんが、今回の必修問題は柔整、関係法規(柔道整復師法関連)、柔道となっております。柔整・柔道に関してはこれまで出題している問題と認定実技試験において各学校で徹底されている部分を抑えておくことが重要かと思います。出題基準を見ると必修項目は割と具体的に提示されていますので、これまでの問題で十分網羅できると思っております。
またあくまでも私見ですが、今回の改定によって必修問題の科目が柔道整復関連に絞られ、他の教科は一般問題に移行しました。よって、必修問題の対策はやり易くなったのではないでしょうか。逆を言えばそればかりに偏ってしまう傾向もありますが注意してください。 従来は必修問題で振り落とされる方が多い印象でしたが、今後は一般問題で振り落とされる方が多くなると考えられます。柔道整復理論、関係法規を中心に、他の教科もくまなく実践してください。
皆さんのご健闘を祈念致します。
お送り致しております問題は、昨年度までの国家試験出題基準に基づいた教科振り分けとなっております。したがって、必修問題対策の問題中に、本年度の必修問題指定教科以外の科目(解剖学、生理学 病理学、衛生学、運動学、リハビリテーション医学、整形外科学、外科学、一般臨床医学)が含まれております。
なお、出題しているポイントは、本年度の国家試験合格を目指す上で必修問題科目であるなしに関係なく全て必要性の高い部分となっております。
なお、柔道に関係する問題は含まれておりませんので ご了承ください。
解剖
1 椎体を有していないものはどれか。
- 環椎
- 軸椎
- 隆椎
- 胸椎
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解答 1
1. 環椎
2 二関節性筋はどれか。
- 大腿二頭筋短頭
- 腕橈骨筋
- 大内転筋
- 半膜様筋
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解答 4
4. 半膜様筋
3 心房に認めないのはどれか。
- 洞房結節
- 心耳
- プルキンエ線維
- 卵円窩
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解答 3
3. プルキンエ線維
4 筋を支配しないのはどれか。
- 動眼神経
- 三叉神経
- 舌咽神経
- 内耳神経
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解答 4
4. 内耳神経
5 血液が通らないのはどれか。
- 類洞
- 脾洞
- 総胆管
- 門脈
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解答 3
3. 総胆管
6 分化において由来が違うのはどれか。
- 脂腺
- 平衡斑
- 固有心筋
- 樹状突起
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解答 3
3. 固有心筋
7 軟骨性連結を示さないのはどれか。
- 腸骨と恥骨
- 左恥骨と右恥骨
- 椎体と椎体
- 歯槽と歯根部
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解答 4
4. 歯槽と歯根部
8 屈筋支帯が付着しないのはどれか。
- 舟状骨結節
- 有頭骨
- 大菱形骨結節
- 有鉤骨鉤部
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解答 2
2. 有頭骨
9 リスフラン関節構成に関与しないのはどれか。
- 中足骨
- 立方骨
- 舟状骨
- 楔状骨
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解答 3
3. 舟状骨
10 滑車装置を持つものはどれか。
- 上腕三頭筋
- 上斜筋
- 肩甲舌骨筋
- 斜角筋
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解答 2
2. 上斜筋
11 寛骨から起始しないものはどれか。
- 大殿筋
- 短内転筋
- 中間広筋
- 腰方形筋
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解答 3
3. 中間広筋
12 上腕骨に付着しないのはどれか。
- 上腕二頭筋
- 大胸筋
- 円回内筋
- 橈側手根伸筋
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解答 1
1. 上腕二頭筋
13 心臓で正しいのはどれか。
- 卵円孔は心室中隔に存在する
- 肺動脈の基部は大動脈基部の後方にある
- 房室弁に腱索が付着する
- 線維性心膜は心膜腔を形成する
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解答 3
3. 房室弁に腱索が付着する
14 大動脈から分布しないのはどれか。
- 冠状動脈
- 左総頸動脈
- 肝動脈
- 気管支動脈
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解答 3
3. 肝動脈
15 上行腰静脈を分布するのはどれか。
- 内腸骨静脈
- 外腸骨静脈
- 総腸骨静脈
- 大腿静脈
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解答 3
3. 総腸骨静脈
16 生後肝円索になるのはどれか。
- 臍静脈
- 静脈管
- ボタロー管
- 細動脈
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解答 1
1. 臍静脈
17 消化管基本構造で正しいのはどれか。
- 4層構造である
- 筋層は3層構造である
- 神経叢が存在する
- 全長にわたり内分泌細胞を認める
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解答 3
3. 神経叢が存在する
18 括約筋を認めないのはどれか。
- 胃
- 十二指腸
- 結腸
- 直腸
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解答 3
3. 結腸
19 正しいのはどれか。
- 喉頭蓋軟骨は硝子軟骨である
- 披裂軟骨は3つ存在する
- 声帯ヒダは喉頭蓋軟骨に付着する
- 喉頭筋は反回神経支配である
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解答 4
4. 喉頭筋は反回神経支配である
20 気管で認められないのはどれか。
- 線維軟骨
- 膜性壁
- 輪状靭帯
- 平滑筋
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解答 1
1. 線維軟骨
21 腎臓を包まないのはどれか。
- 脂肪被膜
- 線維被膜
- 臓側腹膜
- 腎筋膜
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解答 3
3. 臓側腹膜
22 膀胱について正しいのはどれか。
- 恥骨結合部に接する
- 筋層は2層である
- 膀胱三角部にヒダを認める
- 横紋筋を認める
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解答 1
1. 恥骨結合部に接する
23 セルトリ細胞が存在する部位はどこか。
- 精細管
- 精巣間質
- 精巣網
- 精巣上体
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解答 1
1. 精細管
24 卵巣について誤りはどれか。
- 間膜を有する
- 中胚葉から分化する
- 卵胞は皮質で発育する
- 卵管と直接接している
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解答 4
4. 卵管と直接接している
25 濾胞を認めるのはどれか。
- 甲状腺
- 上皮小体
- 下垂体
- 膵島
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解答 1
1. 甲状腺
26 組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 傍濾胞細胞 ― サイロキシン
- 球状層 ― アルドステロン
- 胸腺 ― メラトニン
- 間細胞 ― テストステロン
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解答 2・4
2. 球状層 ― アルドステロン
4. 間細胞 ― テストステロン
27 側頭葉に存在するのはどれか。
- 運動野
- 感覚性言語野
- 視覚野
- 味覚野
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解答 2
2. 感覚性言語野
28 延髄で認めるのはどれか。
- 青斑核
- 線条体
- 弧束核
- 下丘
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解答 3
3. 弧束核
29 錐体路の大部分が通過する部位はどこか。
- 脊髄前索
- 脊髄前側索
- 脊髄側索
- 脊髄後索
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解答 3
3. 脊髄側索
30 神経叢と分枝で誤りはどれか。
- 頚神経叢 ― 頚横神経
- 腕神経叢 ― 長胸神経
- 腰神経叢 ― 肋間神経
- 仙骨神経叢 ― 後大腿皮神経
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解答 3
3. 腰神経叢 ― 肋間神経
31 眼球壁に存在しないのはどれか。
- 強膜
- 毛様体
- 水晶体
- 瞳孔括約筋
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解答 3
3. 水晶体
32 聴覚に関与しないのはどれか。
- 鼓膜
- 耳小骨
- 平衡斑
- 前庭階
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解答 3
3. 平衡斑
33 頚動脈三角構成に関与しないのはどれか。
- 顎二腹筋
- 僧帽筋
- 肩甲舌骨筋
- 胸鎖乳突筋
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解答 2
2. 僧帽筋
34 体表から触知できないのはどれか。
- 豆状骨
- 坐骨結節
- 下前腸骨棘
- 橈骨茎状突起
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解答 3
3. 下前腸骨棘
生理学
35 体液中で一定に保たれていないものはどれか。
- pH
- 浸透圧
- ホルモン濃度
- 電解質組成
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解答 3
3. ホルモン濃度
36 コレステロールから生成されるのはどれか。
- アドレナリン
- アンドロゲン
- サイロキシン
- カルシトニン
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解答 2
2. アンドロゲン
37 体性感覚の受容器でないのはどれか。
- クラウゼ小体
- 筋紡錘
- 耳石器
- メルケル板
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解答 3
3. 耳石器
38 体液量の調節に関与しないのはどれか。
- 視床下部
- 心房
- 腎臓
- 肝臓
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解答 4
4. 肝臓
39 血栓形成に関与しないのはどれか。
- スチュアート因子
- カルシウムイオン
- ヘパリン
- プロトロンビン
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解答 3
3. ヘパリン
40 房室弁の開口している時期はどれか。2つ選べ。
- 心房収縮期
- 等容性弛緩期
- 充満期
- 駆出期
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解答 1・3
1. 心房収縮期
3. 充満期
41 他と比べ血管透過性が著しく低い末梢組織はどれか。
- 腎循環
- 冠循環
- 脳循環
- 骨格筋循環
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解答 3
3. 脳循環
42 呼吸の仕事量を増大させるのはどれか。
- 肺胞の弾性力の低下
- 表面張力の低下
- 表面活性剤の分泌
- 気管の拡張
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解答 1
1. 肺胞の弾性力の低下
43 肺の伸展受容器の情報を中枢へ伝導するのはどれか。
- 迷走神経
- 舌咽神経
- 交感神経
- 副交感神経
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解答 1
1. 迷走神経
44 乳酸を発生するエネルギー産生反応はどれか。
- β酸化
- 解糖系
- クレアチンリン酸機構
- クエン酸回路
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解答 2
2. 解糖系
45 基礎代謝量で正しいのはどれか。
- 冬季では上昇する
- 飢餓で上昇する
- コルチゾル分泌で低下する
- 思春期で低下する
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解答 1
1. 冬季では上昇する
46 蛋白質の消化に関与しないのはどれか。
- アミロプシン
- トリプシン
- アミノペプチダーゼ
- エンテロキナーゼ
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解答 1
1. アミロプシン
47 リンパ管に吸収されるのはどれか。
- グルコース
- ガラクトース
- アミノ酸
- カイロミクロン
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解答 4
4. カイロミクロン
48 外気温変動により放散量が影響を受けやすいのはどれか。2つ選べ。
- 輻射
- 不感蒸泄
- 発汗
- 伝導
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解答 1・3
1. 輻射
3. 発汗
49 汗腺で正しいのはどれか。
- 自律神経二重支配である
- ノルアドレナリンを受容する
- エクリン腺は全身に分布する
- アポクリン腺は精神性発汗に関与する
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解答 3
3. エクリン腺は全身に分布する
50 標的細胞で誤った組み合わせはどれか。
- バゾプレシン ― 腎近位尿細管
- 甲状腺刺激ホルモン ― 濾胞細胞
- コルチゾル ― 肝臓
- プロゲステロン ― 子宮
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解答 1
1. バゾプレシン ― 腎近位尿細管
51 骨再吸収を促すのはどれか。
- サイロキシン
- カルシトニン
- パラソルモン
- ドーパミン
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解答 3
3. パラソルモン
52 排卵を誘発するのはどれか。
- 卵胞刺激ホルモン
- 黄体形成ホルモン
- エストロゲン
- プロゲステロン
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解答 2
2. 黄体形成ホルモン
53 サイロキシンについて正しいのはどれか。
- 傍濾胞細胞から分泌される
- ペプチドホルモンである
- ヨウ素を含む
- 基礎代謝量を低下させる
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解答 3
3. ヨウ素を含む
54 妊娠7~8週時に分泌が盛んになるのはどれか。
- ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン
- ヒト絨毛性乳腺刺激ホルモン
- エストリオール
- プレグナンジオール
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解答 1
1. ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン
55 能動輸送で完全再吸収されるのはどれか。
- フィブリノゲン
- Na+
- グルコース
- 脂肪酸
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解答 3
3. グルコース
56 触圧覚を伝導するのはどれか。
- Aα線維
- Aβ線維
- Aδ線維
- C線維
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解答 2
2. Aβ線維
57 有害な痛覚刺激を加えると起こるのはどれか。2つ選べ。
- ひっかき反射
- 屈曲反射
- 交叉性伸展反射
- 折りたたみナイフ現象
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解答 2・3
2. 屈曲反射
3. 交叉性伸展反射
58 筋収縮について誤りはどれか。
- 運動終末からアセチルコリンが分泌される
- カルシウムポンプにより筋小胞体からCa2+が放出される
- クロスブリッチによりアクチンが引き込まれる
- 弛緩時にもATPを消費する
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解答 2
2. カルシウムポンプにより筋小胞体からCa2+が放出される
59 心筋について誤りはどれか。
- 収縮の加重が起こる
- ギャップ結合を認める
- アクチンとミオシンが規則正しく並ぶ
- 興奮の持続時間が長い
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解答 1
1. 収縮の加重が起こる
60 相動性受容器はどれか。
- 自由神経終末
- パチニ小体
- 頸動脈小体
- 筋紡錘
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解答 2
2. パチニ小体
61 感度がよい周波数帯はどれか。
- 10㎐
- 100㎐
- 500㎐
- 5000㎐
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解答 3
3. 500㎐
62 加速度を検知できないのはどれか。
- 膨大部稜
- 卵形嚢
- 球形嚢
- コルチ器
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解答 4
4. コルチ器
運動学
63 歩行周期で歩行周期全般に働く筋はどれか。
- 大腿四頭筋
- ハムストリングス
- 下腿三頭筋
- 脊柱起立筋
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解答 4
4. 脊柱起立筋
64 SO線維(赤筋)について誤っているのはどれか。
- 筋線維径は細い
- 発生張力が大きい
- 持久性がある
- 毛細血管が密である
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解答 2
2. 発生張力が大きい
65 筋収縮の際に筋の全長に変化が生じるのはどれか。
- 静止性収縮
- 等尺性収縮
- 相動性収縮
- 持続性収縮
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解答 3
3. 相動性収縮
66 反射について誤っているのはどれか。
- 意識的努力で応答パターンが多少変わる
- 意志が直接関与しない
- 応答パターンは定型的でない
- 刺激が充分であれば必ず応答が得られる
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解答 3
3. 応答パターンは定型的でない
67 肩甲骨の下方回旋に働く筋はどれか。2つ選べ。
- 小胸筋
- 前鋸筋
- 僧帽筋
- 菱形筋
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解答 1・4
1. 小胸筋
4. 菱形筋
68 足関節の内反作用がある筋はどれか。
- 短腓骨筋
- 第3腓骨筋
- 長母趾伸筋
- 長趾伸筋
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解答 3
3. 長母趾伸筋
69 第一次弯曲はどれか。2つ選べ。
- 頸椎前弯
- 胸椎後弯
- 腰椎前弯
- 仙椎後弯
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解答 2・4
2. 胸椎後弯
4. 仙椎後弯
70 体幹の後屈作用がない筋はどれか。
- 腹直筋
- 腰方形筋
- 最長筋
- 腸肋筋
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解答 1
1. 腹直筋
71正常成人の重心について誤っているのはどれか。
- 女性では身長の約55%の高さにある
- 仙骨のやや後方にある
- 成人より小児の方が高い
- 松葉杖を使用した立位の方が両足立位時より安定性が良い
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解答 2
2. 仙骨のやや後方にある
72 成人の歩行について誤っているのはどれか。
- 1歩とは一側踵が接地して同側踵が接地するまでの動作をいう
- 1歩の距離を歩幅という
- ケイデンスは単位時間当たりの歩数のことをいう
- 歩行率は小児の方が高い
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解答 1
1. 1歩とは一側踵が接地して同側踵が接地するまでの動作をいう
73 小児の運動発達で誤っているのはどれか。
- 1か月 ― 初期起立
- 6か月 ― 寝返り
- 12か月 ― 足底全面接地
- 36か月 ― 階段降り
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解答 4
4. 36か月 ― 階段降り
病理学
74 外因はどれか。
- ホルモン分泌過剰
- 免疫不全
- ストレス障害
- 凍傷
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解答 4
4. 凍傷
75 膠原線維を特異的に染色するのはどれか。2つ選べ。
- ワンギーソン染色
- チールネルゼン染色
- アザンマロリー染色
- コンゴー赤染色
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解答 1・3
1. ワンギーソン染色
3. アザンマロリー染色
76 病原微生物の組み合わせで誤りはどれか。
- 細菌 ― コレラ
- ウィルス ― 帯状疱疹
- リケッチア ― つつがむし病
- 原虫 ― クリプトコッカス
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解答 4
4. 原虫 ― クリプトコッカス
77 次の組み合わせで誤りはどれか。
- リポフスチン ― 心筋細胞
- へモジデリン ― 青銅糖尿病
- メラニン ― 悪性黒色腫
- 間接ビリルビン ― デュビンジョンソン症候群
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解答 4
4. 間接ビリルビン ― デュビンジョンソン症候群
78 肺うっ血で認められるのはどれか。
- にくずく肝
- 褐色萎縮
- 心不全細胞
- 食道静脈瘤
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解答 3
3. 心不全細胞
79 進行性病変でないのはどれか。
- 肥大
- 過形成
- 化生
- アポトーシス
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解答 4
4. アポトーシス
80 空気塞栓の原因ガスはどれか。
- 酸素
- 二酸化炭素
- 窒素
- メタン
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解答 3
3. 窒素
81 肉芽組織の線維化において、減少するものはどれか。
- 線維細胞
- 膠原線維
- 毛細血管
- 神経細胞
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解答 3
3. 毛細血管
82 血圧上昇作用を有しているものはどれか。
- ブラジキニン
- セロトニン
- ロイコトリエン
- ヒスタミン
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解答 2
2. セロトニン
83 液性免疫と関連の少ないものはどれか。
- パフォーリン
- 免疫複合体
- 免疫グロブリン
- 形質細胞
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解答 1
1. パフォーリン
84 次の組み合わせで誤りはどれか。
- EBウィルス ― バーキットリンパ腫
- ヒトパピローマウィルス ― 子宮頸癌
- HTLウィルス ― 成人T細胞白血病
- HBウィルス ― 陰茎癌
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解答 4
4. HBウィルス ― 陰茎癌
85 非上皮性悪性腫瘍はどれか。
- 基底細胞癌
- 白血病
- 横紋筋種
- 大腸ポリープ
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解答 2
2. 白血病
86 次の組み合わせで誤りはどれか。
- 家族性大腸腺腫症 ― 常染色体優性遺伝
- 血友病 ― Y染色体伴性劣性遺伝
- ダウン症 ― 21トリソミー
- クラインフェルター症候群 ― XXY
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解答 2
2. 血友病 ― Y染色体伴性劣性遺伝
87 催奇形因子でないのはどれか。
- 風疹ウィルス
- 放射線
- サリドマイド
- AIDSウィルス
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解答 4
4. AIDSウィルス
衛生学
88 創傷部の消毒に適応となるのはどれか。
- 次亜塩素酸ナトリウム
- ポピドンヨード
- グルタラール
- 消毒用エタノール
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解答 2
2. ポピドンヨード
89 WHO憲章の前文に記載されないのはどれか。
- 健康とは身体的にも精神的にも社会的にも調和のとれた良好な状態をいう
- 到達し得る最高の健康水準を享受する事は健常者の基本的権利である
- 人間集団が健康であることは平和と安寧を得る上で不可欠である
- 個人と集団の健康を保持、増進する活動を通じて世界平和を目指す
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解答 2
2. 到達し得る最高の健康水準を享受する事は健常者の基本的権利である
90 一次予防に含まれるのはどれか。
- 職場での環境整備
- 介護予防
- 癌検診
- 拘縮治療
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解答 1
1. 職場での環境整備
91 蚊によって媒介する感染症で誤っているのはどれか。
- 日本脳炎
- マラリア
- ペスト
- デング熱
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解答 3
3. ペスト
92 誤っている組合せはどれか。
- アデノウイルス - 咽頭結膜熱
- ヘルペスウイルス - 角膜炎
- EBウイルス - 伝染性単核症
- ムンプスウイルス - 急性灰白髄炎
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解答 4
4. ムンプスウイルス - 急性灰白髄炎
93 消毒薬について誤っているのはどれか。
- アルデヒド系 - グルタルアルデヒド
- 塩素系 - 塩化ベンザルコニウム
- ヨウ素系 - ポピドンヨード
- フェノール系 - クレゾール石けん
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解答 2
2. 塩素系 - 塩化ベンザルコニウム
94 水質汚濁によるのはどれか。2つ選べ。
- 水俣病
- カネミ油症事件
- イタイイタイ病
- ドラノ事件
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解答 1・3
1. 水俣病
3. イタイイタイ病
95 正しいのはどれか。
- 不快指数は屋内気候の基準に含まれる
- 二酸化炭素濃度の屋内基準は無い
- 冬の屋内気温は17℃以上が望ましい
- 必要換気量は一人一時間あたり10㎥である
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解答 3
3. 冬の屋内気温は17℃以上が望ましい
96 学校保健で誤っているのはどれか。
- 保健主事は常勤の学校保健担当者である
- 学校歯科医の主な職務は学校環境衛生検査である
- 保健教育は学習指導要領により運営される
- 定期健康診断は毎年実施される
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解答 2
2. 学校歯科医の主な職務は学校環境衛生検査である
97白ろう病の原因はどれか。
- 局所振動
- 一酸化炭素中毒
- ベンゼン中毒
- VDT作業
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解答 1
1. 局所振動
982型糖尿病の発症に関与するのはどれか。2つ選べ。
- 食習慣
- 運動習慣
- 喫煙
- 飲酒
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解答 1・2
1. 食習慣
2. 運動習慣
99 介護保険について誤っているのはどれか。
- 第2号被保険者は40歳以上65歳未満である
- 要介護認定は市町村が行う
- 介護サービスを受ける際の自己負担は無い
- 介護を受ける際に7段階の介護度に分けられる
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解答 3
3. 介護サービスを受ける際の自己負担は無い
100 正しい組合せはどれか。
- ヘルス・プロモーション - オタワ憲章
- 患者の権利宣言 - ウイーン条約
- 湿地保全 - リオデジャネイロ宣言
- オゾン層保護 - ワシントン条約
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解答 1
1. ヘルス・プロモーション - オタワ憲章
101 消極的資格要件で正しいのはどれか。
- あへんの中毒者
- 素行不良者
- 禁固刑以上に罰せられた者
- アルコール中毒者
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解答 1
1. あへんの中毒者
102 インフォームドコンセントの基本で誤っているのはどれか。
- 基本的人権の尊重
- 個人情報の保護
- 弁明の機会の付与
- 自己決定権の尊重
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解答 3
3. 弁明の機会の付与
関係法規
103 柔道整復師法の目的で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 柔道整復師の資格を定める
- 衛生水準の向上を図る
- 業務が適正に運用されるよう規律する
- 健康保険運用の向上を図る
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解答 1・3
1. 柔道整復師の資格を定める
3. 業務が適正に運用されるよう規律する
104 柔道整復師免許の申請で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 申請期間がある
- 国家試験の合格証明書は省略できる
- 精神機能の障害に関する医師の診断書が必要である
- 前科がないという警察署長の証明書が必要である
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解答 2・3
2. 国家試験の合格証明書は省略できる
3. 精神機能の障害に関する医師の診断書が必要である
105 名称独占のみしている資格はどれか。
- 柔道整復師
- 保健師
- はり師
- きゅう師
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解答 2
2. 保健師
106 守秘義務がその身分法で定められていないのはどれか。
- 柔道整復師
- きゅう師
- はり師
- 薬剤師
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解答 4
4. 薬剤師
107 施術所を一旦廃止しなければならないのはどれか。2つ選べ。
- 開設者ではない院長の交代
- 院長でない開設者の交代
- 30日以上の休業
- 隣町への移転
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解答 2・4
2. 院長でない開設者の交代
4. 隣町への移転
108 医療法における医療提供の理念で誤っているのはどれか。
- 生命の尊重
- 医療の担い手と受ける者の信頼関係に基づく
- 個人の尊厳の保持
- 国及び地方公共団体の責務を基礎とする
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解答 4
4. 国及び地方公共団体の責務を基礎とする
109 地域医療支援病院で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 厚生労働大臣の承認
- 入院施設200人以上
- 地域の医療従事者の研修を行う能力
- 高度の医療技術の開発
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解答 2・3
2. 入院施設200人以上
3. 地域の医療従事者の研修を行う能力
110 医療安全支援センターで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 医療に関する苦情に対応
- 予防を含む治療の実行
- 医療の安全に関する研修を実施
- 国・地方公共団体が設置
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解答 1・3
1. 医療に関する苦情に対応
3. 医療の安全に関する研修を実施
111 正しい組合せはどれか。
- 助産所 ― 助産師が開設する場合は届出 ― 入所施設19人以下
- 病 院 ― 法人が開設する場合は届出 ― 入所施設20人以上
- 施術所 ― 法人が開設する場合は許可 ― 入所施設20人以上
- 診療所 ― 法人が開設する場合は許可 ― 入所施設19人以下
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解答 4
4. 診療所 ― 法人が開設する場合は許可 ― 入所施設19人以下
リハビリテーション
112 下肢装具の目的で誤っているのはどれか。
- 体重の支持
- 変形の予防
- 変形の矯正
- 不随意運動の抑制
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解答 4
4. 不随意運動の抑制
113 リハビリテーションの定義で誤っているのはどれか。
- 障害者が一人の人間として生活していくために必要なことを獲得させる
- 単に障害者の身体障害の回復だけではない
- 「障害」に精神・言語の異常は含まれない
- リハビリテーションは第3相医学とも言われている
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解答 3
3. 「障害」に精神・言語の異常は含まれない
114 社会的不利へのアプローチはどれか。
- 関節可動域訓練
- 利き手交換訓練
- 日常生活動作訓練
- 手すりの設置
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解答 4
4. 手すりの設置
115 誤っているのはどれか。2つ選べ。
- 肩関節の屈曲は前腕回外位で計測する
- 肘関節の屈曲は前腕中間位で計測する
- 手関節の伸展は前腕中間位で計測する
- 股関節の伸展は腹臥位・膝関節伸展位とする
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解答 1・2
1. 肩関節の屈曲は前腕回外位で計測する
2. 肘関節の屈曲は前腕中間位で計測する
116 椅子坐位にて膝関節伸展が完全にできた場合、大腿四頭筋の徒手筋力評価はどれか。
- MMT(徒手筋力テスト)4
- MMT(徒手筋力テスト)3
- MMT(徒手筋力テスト)2
- MMT(徒手筋力テスト)1
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解答 2
2. MMT(徒手筋力テスト)3
117 感覚性言語野の障害による失語症はどれか。
- ブローカ失語
- ウェルニッケ失語
- 伝導失語
- 健忘失語
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解答 2
2. ウェルニッケ失語
118 ADLの評価法はどれか。
- 機能的自立度評価法
- ヤーの分類
- スタインブロッカー分類
- カウプ指数
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解答 1
1. 機能的自立度評価法
119 運動失調で正しいのはどれか。
- 小脳性運動失調では言語障害が起こらない
- 脊髄性運動失調ではロンベルク徴候が陰性となる
- 脊髄性運動失調では視覚代償による歩行となる
- 前庭性運動失調では筋トーヌスが低下する
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解答 3
3. 脊髄性運動失調では視覚代償による歩行となる
120 深部感覚障害による失調に対する運動療法はどれか。
- ボバース法
- ルード法
- コッドマン体操
- フレンケル体操
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解答 4
4. フレンケル体操
121 牽引療法の適用とならないのはどれか。
- 後縦靱帯骨化症
- 腰部脊柱管狭窄症
- 腰椎分離すべり症
- 強直性脊椎炎
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解答 4
4. 強直性脊椎炎
122 体幹装具の短硬性装具はどれか。
- テイラー型
- ダーメン型
- ナイト型
- ボストン型
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解答 3
3. ナイト型
123 20歳男性。交通事故により脊髄を損傷する。評価にて四肢麻痺と診断された。肩関節の屈伸・内外転、肘関節の屈伸、手関節の掌・背屈は可能であるが、指関節の屈曲は不能である。適切な損傷レベルはどれか。
- 第4頚髄損傷
- 第5頚髄損傷
- 第6頚髄損傷
- 第7頚髄損傷
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解答 4
4. 第7頚髄損傷
一般臨床医学
124 パーキンソン病の症状はどれか。
- 折りたたみナイフ現象
- 姿勢調節障害
- 無欲状顔貌
- 振り子様運動
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解答 2
2. 姿勢調節障害
125 胸部打診において鼓音を呈する疾患はどれか。
- 胸水貯留
- 肺化膿症
- 細菌性肺炎
- 自然気胸
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解答 4
4. 自然気胸
126 正しい組み合わせはどれか。
- エビ姿勢 - 破傷風
- マンウェルニッケ肢位 - うっ血性心不全
- 起坐位 - 胆石症
- 後弓反張 - 髄膜炎
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解答 4
4. 後弓反張 - 髄膜炎
127 歩行しているうちに歩けなくなってしまうのはどれか。2つ選べ。
- 小児股関節結核
- 脊柱管狭窄症
- バージャー病
- 先天性股関節脱臼
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解答 2・3
2. 脊柱管狭窄症
3. バージャー病
128 正しい組み合わせはどれか。
- 苦悶状顔貌 - パーキンソン病
- ヒポクラテス顔貌 - 粟粒結核
- 仮面様顔貌 - 悪性腫瘍
- 満月様顔貌 - 副腎皮質機能亢進症
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解答 4
4. 満月様顔貌 - 副腎皮質機能亢進症
129 誤った組み合わせはどれか。
- 腹部陥凹 - 髄膜炎
- 赤色皮膚線状 - 妊娠経験婦人
- 腹壁静脈怒脹 - 肝硬変
- 腹部膨隆 - 卵巣のう胞
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解答 2
2. 赤色皮膚線状 - 妊娠経験婦人
130 クモの足のように指が細長くなるのはどれか。
- マルファン症候群
- 慢性肺疾患
- 肝硬変
- 先端肥大症
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解答 1
1. マルファン症候群
131 聴診上呼吸音が減弱して聞こえるのはどれか。2つ選べ。
- 胸水貯留
- 気管支炎
- 肺結核症
- 外傷性気胸
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解答 1・4
1. 胸水貯留
4. 外傷性気胸
132 右上前腸骨棘と臍を結ぶ線の右上前腸骨棘より5cmの点とはどれか。
- マックバーニー点
- ランツ点
- ボアス点
- 小野寺圧痛点
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解答 1
1. マックバーニー点
133 体温が持続的に高く、1度以上の日内変動のあるのはどれか。
- ブルセラ病
- 甲状腺機能亢進症
- 膠原病
- 粟粒結核
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解答 3
3. 膠原病
134 深部反射はどれか。
- 咽頭反射
- 橈骨反射
- 挙睾筋反射
- 足底反射
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解答 2
2. 橈骨反射
135 眼球を圧迫すると徐脈となる反射はどれか。
- メンデル・ベヒテレフ反射
- アシュネル反射
- ツェルマク・ヘーリング反射
- ワルデンベルグ反射
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解答 2
2. アシュネル反射
136 正しいのはどれか。
- 気管支喘息では好塩基球の増加が見られる
- 自然気胸は長身痩せ型の男性に好発する
- 肺癌で最も多いのは小細胞癌である
- 肺気腫はブラの破裂によって発生する
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解答 2
2. 自然気胸は長身痩せ型の男性に好発する
137 ファロー四徴症の特徴はどれか。
- 心房中隔欠損
- 左室肥大
- 肺動脈狭窄
- 上大静脈騎乗
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解答 3
3. 肺動脈狭窄
138 誤りはどれか。
- 食道癌の好発部は食道中部である
- 胃潰瘍では空腹時に心窩部痛を感じる
- 虫垂炎では嘔吐を見る事がある
- 機械的イレウスでは有響性金属音を聴取する
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解答 2
2. 胃潰瘍では空腹時に心窩部痛を感じる
139 肝硬変について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 頬部に特徴的な紅斑が確認される
- 男性では乳房が大きくなる
- 顔色が悪く青白い色を呈する
- 癌化の発生率が高い
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解答 2・4
2. 男性では乳房が大きくなる
4. 癌化の発生率が高い
140 疾患と症状について誤った組み合わせはどれか。
- 糖尿病 - アセトン臭呼気
- 痛風 - 急性関節炎
- 高脂血症 - 黒色腫
- ヘモクロマトーシス - 青銅色皮膚
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解答 3
3. 高脂血症 - 黒色腫
141 疾患と症状について正しい組み合わせはどれか。
- バセドウ病 - 嗄声
- 原発性アルドステロン症 - 周期性四肢麻痺
- アジソン病 - 多毛
- 副甲状腺機能低下症 - 骨脆弱化
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解答 2
2. 原発性アルドステロン症 - 周期性四肢麻痺
142 ネフローゼ症候群で誤りはどれか。
- 低コレステロール血症
- 浮腫
- 血清アルブミン濃度低下
- 大量のタンパク尿
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解答 1
1. 低コレステロール血症
143 汎血球減少がみられるのはどれか。
- 鉄欠乏性貧血
- 再生不良性貧血
- 特発性血小板減少性紫斑病
- 血友病
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解答 2
2. 再生不良性貧血
144 脳圧亢進症状で見られないのはどれか。
- ビオー呼吸
- 脳ヘルニア
- うっ血乳頭
- 頻脈
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解答 4
4. 頻脈
145 後天性免疫不全症候群(AIDS)について誤りはどれか。
- CD4リンパ球が減少する
- わが国では感染者が増加している
- 進行すると日和見感染症を合併する
- 予防接種による感染予防が有効である
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解答 4
4. 予防接種による感染予防が有効である
146 46歳男性。一か月ほど前より物を良く落とすなど力が抜入りにくい事が続き、症状が進行してきたことから来院した。感覚神経には異常が見られないが、四肢の筋萎縮と線維束性攣縮、またバビンスキー反射が確認された。最も考えられる疾患はどれか。
- パーキンソン病
- ギランバレー症候群
- 進行性筋ジストロフィ
- 筋萎縮性側索硬化症
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解答 4
4. 筋萎縮性側索硬化症
147 42歳女性。指の変形が目立ち、手指の関節部の疼痛や運動障害も見られ、起床時に手が握りにくいなどの症状が長く続いているとの事。検査において自己IgGに対する自己抗体が確認された。この疾患において誤りはどれか。
- 左右対称性の腫脹が多い
- DIP関節の変形はほぼみられない
- ソーセージ様の指の変形が見られる
- 間質性肺炎の合併する事がある
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解答 3
3. ソーセージ様の指の変形が見られる
外科学
148 正しい組合せはどれか。
- 浅達性Ⅱ度熱傷 - 蒼白
- 深達性Ⅱ度熱傷 - 水疱形成
- Ⅰ度熱傷 - 疼痛消失
- Ⅲ度熱傷 - 発赤
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解答 2
2. 深達性Ⅱ度熱傷 - 水疱形成
149 創傷治癒を促進させるのはどれか。
- デブリドマン
- ステロイド
- 黄疸
- 尿毒症
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解答 1
1. デブリドマン
150 頭頸部と胸腹部前面の熱傷範囲はどれか。
- 18%
- 27%
- 36%
- 45%
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解答 2
2. 27%
151 正しいのはどれか。
- 丹毒は黄色ブドウ球菌の感染で発症する
- ガス壊疽では境界明瞭な発赤を認める
- 破傷風では悪臭のある滲出液を認める
- 蜂巣炎では拍動性の疼痛を認める
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解答 4
4. 蜂巣炎では拍動性の疼痛を認める
152 ショックで正しいのはどれか。2つ選べ。
- ショックでは顔面の紅潮がみられる
- グラム陰性桿菌により敗血症性ショックとなる
- 神経原性ショックでは血管拡張を認める
- アナフィラキシーショックでは心タンポナーデを合併する
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解答 2・3
2. グラム陰性桿菌により敗血症性ショックとなる
3. 神経原性ショックでは血管拡張を認める
153 正しいのはどれか。
- 紫外線は手術野の消毒に適応する
- オートクレーブはゴム製品に適応する
- 乾熱滅菌法は試験管消毒に適応する
- ホルムアルデヒドガスの燻蒸は室内消毒に適応する
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解答 3
3. 乾熱滅菌法は試験管消毒に適応する
154 誤っているのはどれか。
- ランゲル皮膚割線と平行に皮膚切開を行う
- 緊張のある部分では10~14日を目安に抜糸する
- 穿刺術は創縫合の為に行う
- 良性腫瘍は摘出術で根治となる
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解答 3
3. 穿刺術は創縫合の為に行う
155 筋弛緩薬を必要とするのはどれか。
- 吸入麻酔
- 脊椎麻酔
- 表面麻酔
- 浸潤麻酔
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解答 1
1. 吸入麻酔
156 止血法と適応で正しい組合せはどれか。
- 鼻出血 - ミクリッツタンポン
- 食道静脈瘤 - ブレークモアチューブ
- 実質性出血 - 緊縛法
- びまん性出血 - べロックタンポン法
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解答 2
2. 食道静脈瘤 - ブレークモアチューブ
157 誤っている組合せはどれか。
- くも膜下出血 - 脳動脈瘤
- 脳血栓症 - 動脈硬化
- 脳塞栓症 - 不整脈
- 脳出血 - 脳動脈奇形
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解答 4
4. 脳出血 - 脳動脈奇形
158 3-3-9度方式で誤っている組合せはどれか。
- 見当識障害がみられる - 2
- 痛み刺激により開眼する - 300
- 普通の呼びかけにより開眼する - 10
- 痛み刺激に対し顔をしかめる - 100
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解答 2
2. 痛み刺激により開眼する - 300
整形外科学
159 ジャンパー膝の疼痛部位はどれか。
- 膝関節内側裂隙部
- 膝蓋骨下端部
- がそく部
- 膝窩部
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解答 2
2. 膝蓋骨下端部
160 X線を使用する画像診断はどれか。
- 関節鏡検査
- MRI検査
- 超音波検査
- 関節造影検査
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解答 4
4. 関節造影検査
161 介達牽引はどれか。
- キルシュナー鋼線牽引
- クラッチフィールド牽引
- ハロー・ペルビック牽引
- グリッソン係蹄牽引
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解答 4
4. グリッソン係蹄牽引
162 病的骨折を引き起こすのはどれか。2つ選べ。
- 軟骨無形成症
- 骨形成不全症
- 大理石病
- 多発性神経線維腫症
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解答 2・3
2. 骨形成不全症
3. 大理石病
163 ユーイング肉腫と鑑別が必要な疾患はどれか。
- フォンレックリングハウゼン病
- ブロディー膿瘍
- 関節リウマチ
- 急性化膿性骨髄炎
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解答 4
4. 急性化膿性骨髄炎
164 疾患とその症状の組み合わせで誤っているのはどれか。
- 痛風 ― 皮膚発赤
- 血友病性関節症 ― 軟骨の破壊
- 離断性骨軟骨炎 ― 嵌頓症状
- 神経病性関節症 ― 激烈な疼痛
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解答 4
4. 神経病性関節症 ― 激烈な疼痛
165 キーンベック病の発症部位はどれか。
- 上腕骨小頭
- 腓骨頭
- 脛骨近位内側端
- 月状骨
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解答 4
4. 月状骨
166 腰部脊柱管狭窄症の後天性要因で誤っているのはどれか。
- 椎間板ヘルニア
- 黄色靭帯肥厚
- 変性すべり症
- 脊髄腫瘍
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解答 4
4. 脊髄腫瘍
167 骨肉腫の発生頻度が低いのはどれか。
- 大腿骨遠位骨幹端
- 頭蓋骨
- 脛骨近位骨幹端
- 上腕骨近位骨幹端
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解答 2
2. 頭蓋骨
168 強直性脊椎炎で誤っているのはどれか。
- 関節リウマチの特殊型である
- 女性に発症することが多い
- 脊椎が後弯変形を呈する
- 仙腸関節や股関節などの大関節に多い
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解答 2
2. 女性に発症することが多い
169 後縦靱帯骨化症について正しいのはどれか。
- 腰椎に多発する
- 側弯症を生じる
- 脊髄圧迫症状を伴う
- 若年者に多い
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解答 3
3. 脊髄圧迫症状を伴う
柔道整復学
170 疲労骨折について誤りはどれか。
- 集積性の外力によって発生する
- 骨折の固有症状が少ない
- X線撮影による判読がしにくい
- 骨端部に多く発生する
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解答 4
4. 骨端部に多く発生する
171 X線から判断しにくいのはどれか。
- 亀裂骨折
- 骨挫傷
- 竹節状骨折
- 陥凹骨折
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解答 2
2. 骨挫傷
172 開放性損傷を起こし易い部位はどこか。
- 上腕骨外科頚骨折
- 脛骨骨幹部中下1/3部骨折
- 肩関節前方脱臼
- 膝蓋骨脱臼
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解答 2
2. 脛骨骨幹部中下1/3部骨折
173 異常可動性を認める骨折はどれか。
- 骨膜下骨折
- 噛合骨折
- 骨端線離解
- 圧迫骨折
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解答 3
3. 骨端線離解
174 合併症の組み合わせで誤りはどれか。
- コーレス骨折 ― 月状骨脱臼
- 肘関節後方脱臼 ― 橈骨頭骨折
- 有効骨鉤部骨折 ― ギヨン管症候群
- 舟状骨骨折 ― 過剰仮骨形成
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解答 4
4. 舟状骨骨折 ― 過剰仮骨形成
175 高齢者骨折の治療において正しいのはどれか。
- 転倒時の直達外力によるものが多い
- 二次的合併症防止の為、家族への治療協力を求める
- 患部の運動療法は固定除去後から直ちに実施する
- 再転位が発生しやすいために、通常以上の範囲を固定する
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解答 2
2. 二次的合併症防止の為、家族への治療協力を求める
176 関節内骨折で誤りはどれか。
- 自家矯正力が発揮される
- 関節血腫内に脂肪滴を認める
- 骨膜性仮骨形成力が弱い
- 関節軟骨損傷を生じる
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解答 1
1. 自家矯正力が発揮される
177 疼痛認識が少ない損傷はどれか。
- 軟骨内損傷
- 筋Ⅰ度損傷
- 靭帯Ⅰ度損傷
- 腱断裂
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解答 1
1. 軟骨内損傷
178 脱臼の整復障害とならないものはどれか。
- 第2中手指節関節背側脱臼時の中手骨の嵌頓
- 肩関節前方脱臼と上腕骨大結節部の骨折
- 第1中手骨指節関節背側水平脱臼
- モンテギア骨折における橈骨頭の脱臼
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解答 2
2. 肩関節前方脱臼と上腕骨大結節部の骨折
179 コーレス骨折で正しいのはどれか。
- 小児では粉砕骨折となりやすい
- 手は尺側に偏位する
- 遠位骨片は回内転位する
- 手指にまで腫脹が及ぶ
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解答 4
4. 手指にまで腫脹が及ぶ
180 舟状骨骨折について誤りはどれか。
- 母指の固定範囲は、MP関節を含める
- 近位骨片は、阻血性の骨壊死を起こしやすい
- 骨膜性仮骨形成が弱い
- 固定は約4週間を要する
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解答 4
4. 固定は約4週間を要する
181 膝蓋骨外側脱臼で誤りはどれか。
- 内側広筋の強化を図る
- 内側支帯部に圧痛を認める
- 膝関節伸展位で弾発性固定される
- 膝蓋軟骨損傷を伴うことがある
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解答 3
3. 膝関節伸展位で弾発性固定される
182 次の中で誤りはどれか。
- バンカート損傷 ― 関節唇前下方の剥離
- ヒルサックス損傷 ― 上腕骨頭陥没
- リトルリーガーショルダー ― 関節窩陥凹
- インピンジメント症候群 ― 肩峰下滑液包炎
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解答 3
3. リトルリーガーショルダー ― 関節窩陥凹
183 上腕二頭筋長頭腱の検査法はどれか。
- ヤーガソン(Yergason)テスト
- インピンジメント(Impingement)サイン
- クレピタス(Crepitus)
- ペインフルアーク(Painful arc)サイン
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解答 1
1. ヤーガソン(Yergason)テスト
184 脱臼で認められないものはどれか。
- 関節血腫
- 関節包損傷
- 骨長軸の変形
- 靭帯断裂
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解答 3
3. 骨長軸の変形
185 末梢神経損傷を示唆する所見でないのはどれか。
- チネル徴候の出現
- 筋トーヌスの亢進
- 皮膚の乾燥
- 温度感覚の低下
答えを見る
解答 2
2. 筋トーヌスの亢進
186 後療法で誤っているのはどれか。
- 骨萎縮の発生予防に運動療法を行う
- 小児の関節拘縮は他動的矯正が必要となる
- 固定を施した直後から行う
- 高度の血行障害は物理療法が禁忌となる
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解答 2
2. 小児の関節拘縮は他動的矯正が必要となる
187 むちうち損傷の臨床分類で誤っているものはどれか。
- 頸椎捻挫型
- 根症状型
- 過外転型
- 脊髄症状型
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解答 3
3. 過外転型
188 仙腸関節の検査法はどれか。
- SLRテスト
- ブラガードテスト
- ラセーグテスト
- ニュートンテスト
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解答 4
4. ニュートンテスト
189 上腕骨骨幹部骨折三角筋付着部より遠位での骨折で誤りはどれか。
- 近位骨片は、三角筋によって前外方に転位する
- 遠位骨片は、上腕筋群によって後上方へ転位する
- 骨折部は、前外方凸変形を呈する
- 初期の固定肢位は、肩関節内外転0°とする
答えを見る
解答 4
4. 初期の固定肢位は、肩関節内外転0°とする
190 上腕骨顆上骨折の転位の評価項目でないのはどれか。
- 運搬角(CA)
- 前方傾斜角(TA)
- バウマン角(BA)
- 前腕長
答えを見る
解答 4
4. 前腕長
191 上腕骨外顆骨折で誤りはどれか。
- pull off型は、肘関節部に外転が強制され発生する
- 回転転位は観血療法の適応となる
- 成長障害による外反肘変形に注意する
- 遅発性の尺骨神経麻痺を起こすことがある
答えを見る
解答 1
1. pull off型は、肘関節部に外転が強制され発生する
192 小児が肘関節伸展位で手掌をつき転倒した際に発生しにくいのはどれか。
- コーレス骨折
- 橈骨頚部骨折
- 上腕骨顆上骨折
- 肘関節後方脱臼
答えを見る
解答 4
4. 肘関節後方脱臼
193 ガレアジ骨折で誤りはどれか。
- 多くは観血的療法の適応となる
- 橈骨遠位骨片背側屈曲時、尺骨頭は掌側に脱臼する
- 逆モンテギア骨折とも呼ばれる
- 尺骨頭の多くは掌側に脱臼する
答えを見る
解答 4
4. 尺骨頭の多くは掌側に脱臼する
194 モンテギア骨折で認めにくい合併症はどれか。
- 陳旧性脱臼
- 偽関節
- 前骨間神経麻痺
- 尺骨屈曲変形
答えを見る
解答 3
3. 前骨間神経麻痺
195 橈骨円回内筋付着部より遠位での骨折で正しいのはどれか。
- 近位骨片は、回内位をとる
- 遠位骨片は、回外位をとる
- 固定は、中間位とする
- 前腕回旋障害の恐れはない
答えを見る
解答 3
3. 固定は、中間位とする
196 バートン骨折で誤りはどれか。
- 手関節伸展位で転倒し発生する
- 背側型は前腕回外位、手関節伸展位で固定する
- 掌側型は前腕中間位、手関節屈曲位で固定する
- 3~4週の固定期間を要する
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解答 4
4. 3〜4週の固定期間を要する
197 次の中で誤りはどれか。
- 基節骨骨折 ― 掌側凸変形
- 中節骨骨折(浅指屈筋付着部より近位) ― 背側凸変形
- 中節骨骨折(浅指屈筋付着部より遠位) ― 掌側凸変形
- 末節骨骨折(深指屈筋付着部より近位) ― 掌側凸変形
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解答 4
4. 末節骨骨折(深指屈筋付着部より近位) ― 掌側凸変形
198 肘関節後方脱臼について誤りはどれか。
- 肘関節部に過度の伸展力が加わり発生する
- 肘頭により上腕骨遠位端が前方に押し出される
- 関節包の後面部が伸張され断裂する
- 尺骨鉤状突起は、上腕骨滑車の後方に位置する
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解答 3
3. 関節包の後面部が伸張され断裂する
199 第1中手指節関節について誤りはどれか。
- 背側脱臼が多い
- 掌側脱臼は階段状変形を呈する
- 水平脱臼は、徒手整復不可能である
- 垂直脱臼は整復困難なことが多い
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解答 4
4. 垂直脱臼は整復困難なことが多い
200 近位指節関節脱臼で正しいのはどれか。
- 掌側脱臼が多い
- 掌側脱臼は掌側板損傷を合併する
- 掌側脱臼では、ボタン穴変形呈し易い
- 正中索断裂時、受傷直後から変形を生じる
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解答 3
3. 掌側脱臼では、ボタン穴変形呈し易い
201 誤っているのはどれか。
- サルカスサイン — 動揺性肩関節
- フローマンサイン — 尺骨神経麻痺
- ドレーマンサイン — ペルテス病
- ファーレンサイン — 手根管症候群
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解答 3
3. ドレーマンサイン — ペルテス病
202 正しいのはどれか。
- 第1指尺側側副靭帯の損傷によりステナー損傷が発生する
- 第2指PIP関節側副靭帯は尺側を損傷することが多い
- MP関節側方動揺テストは伸展位で行う
- ステナー損傷は高齢者の場合でも必ず観血療法を行う
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解答 1
1. 第1指尺側側副靭帯の損傷によりステナー損傷が発生する
203 末梢神経損傷を合併するものはどれか。
- ヘバーデン結節
- フォルクマン拘縮
- スワンネック変形
- デュプイトラン拘縮
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解答 2
2. フォルクマン拘縮
204 上腕骨外側上顆炎に対する検査法でないのはどれか。
- トムゼンテスト
- 中指伸展テスト
- エルボーフレクションテスト
- チェアーテスト
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解答 3
3. エルボーフレクションテスト
205 下前腸骨棘剥離骨折の発生機序はどれか。
- 体幹部の強い捻れ
- 前傾姿勢時の急激な股関節屈曲と膝関節伸展
- 短距離のスタート時
- サッカー時のキック
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解答 4
4. サッカー時のキック
206 大腿骨頸部内側骨折について誤りはどれか。
- 下肢は外旋位を呈する
- 転子果長は短縮する
- スカルパ三角部に圧痛を認める
- 腫脹は外側骨折よりも軽度である
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解答 2
2. 転子果長は短縮する
207 大腿骨上1/3部骨折の近位骨片の転位に作用しない筋はどれか。
- 腸腰筋
- 中殿筋
- 大内転筋
- 梨状筋
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解答 3
3. 大内転筋
208 大腿骨顆上伸展型骨折で誤りはどれか。
- 骨折線は後方から前上方へ走る
- 近位骨片は後方に転位する
- 遠位骨片は前方に転位する
- 膝関節軟部組織損傷は少ない
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解答 4
4. 膝関節軟部組織損傷は少ない
209 下腿骨近位端部骨折で正しいのはどれか。
- 外顆骨折では腓骨頭骨折を合併する
- 内顆骨折では、内側側副靭帯損傷を合併する
- 顆間隆起骨折は成人に多く発生する
- 脛骨粗面骨折は、膝蓋靭帯断裂を合併する
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解答 1
1. 外顆骨折では腓骨頭骨折を合併する
210 定型的下腿骨骨幹部骨折の症状で正しいのはどれか。
- 骨折線は前内方から後外上方に走行する
- 近位骨片は後外上方に転位する
- 遠位骨折端は内方に位置する
- 近位骨片での筋損傷の発生度が高い
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解答 1
1. 骨折線は前内方から後外上方に走行する
211 下腿骨果部骨折で正しい組合せはどれか。
- デュピュイトレン骨折 ― 腓骨骨幹部骨折
- チロー骨折 ― 脛腓靭帯完全断裂
- コットン骨折 ― 三角靱帯完全断裂
- ポット骨折 ― 脛腓靭帯付着部裂離骨折
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解答 1
1. デュピュイトレン骨折 ― 腓骨骨幹部骨折
212 膝関節脱臼について正しいのはどれか。
- 側方脱臼が多発する
- 前方脱臼は完全脱臼が多い
- 前方脱臼では膝関節屈曲位に弾発性固定される
- 側方脱臼では、内側脱臼が多く発生する
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解答 2
2. 前方脱臼は完全脱臼が多い
213 転子果長も棘果長も短縮するのはどれか。
- 大腿骨骨幹部骨折
- 大腿骨頚部骨折
- デュベルニー骨折
- マルゲーヌ骨折
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解答 1
1. 大腿骨骨幹部骨折
214 分裂膝蓋骨について誤りはどれか。
- 先天性のものである
- 嵌頓症状が必発する
- 男性に多く発生する
- 外上方に骨片を認めることが多い
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解答 2
2. 嵌頓症状が必発する
215 正しいのはどれか。2つ選べ。
- 足関節内反捻挫 — 距骨傾斜角拡大
- 膝関節内側側副靭帯損傷 — 内反動揺性
- 上腕骨顆上骨折 — 運搬角減少
- 肩関節前方脱臼 — 肩関節内転位
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解答 1・3
1. 足関節内反捻挫 — 距骨傾斜角拡大
3. 上腕骨顆上骨折 — 運搬角減少
216 前十字靱帯損傷の検査法でないのはどれか。
- ラックマンテスト
- ドロワーテスト
- アプレイテスト
- Nテスト
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解答 3
3. アプレイテスト
217 60歳男性。車の助手席に同乗中に交通事故にあい、股関節周辺部を損傷する。下肢の機能は全廃している。ローゼルネラトン線状に大転子は位置しておらず、受傷数十分後から下腿部全域に及ぶしびれ感が出現している。下肢長の計測は、健側と比較して変化を認め、鼡径靭帯部中央部の抵抗感は消失している。最も疑われるものはどれか。
- マルゲーヌ骨折
- 大腿骨頚部内側骨折
- 股関節後方脱臼
- 股関節中心性脱臼
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解答 3
3. 股関節後方脱臼
218 10歳男性。膝部を強打し負傷し。受傷後数時間後に来院する。来院時、膝蓋跳動を認めたものの、脛骨部、大腿顆部の外見状の変形や強い圧痛は認められない。前方引き出し徴候は陽性であり、膝関節他動屈伸時に嵌頓症状が出現する。最も疑われるものはどれか。
- 大腿骨遠位骨端線離解
- 前十字靱帯損傷
- 脛骨顆間隆起骨折
- 脛骨粗面骨折
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解答 3
3. 脛骨顆間隆起骨折
219 15歳サッカー選手。日頃より1日3時間の練習を実施している。ここ最近、足部の外側縁部の疼痛が出現し、経時的に疼痛が増大した為に医師の診断を受けた所、2ヵ月間のスポーツ禁止が通達された。医師より特別に固定の必要はないが、足首に負担のかかるようなことはしないようにすることと、軽視すると疲労骨折を起こす可能性があると告げられた。最も疑われる損傷部はどこか。
- 立方骨部
- 第5中足骨基底部
- 第5中足骨近位骨幹部
- 第5中足骨遠位骨幹部
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解答 3
3. 第5中足骨近位骨幹部
220 16歳の女性。サッカープレー中、ボールを追っていた際に転倒し左膝部を損傷した。関節内の腫脹が著明であり、整形外科に受診した際に前十字靱帯損傷と診断された。2ヶ月後に再建手術を行うことが決定しており、それまでの後療法を依頼された。行うべきなのはどれか。2つ選べ。
- 大腿部の筋力強化訓練
- アスファルト以外の場所でのランニング
- バランスパッド上での身体協調性訓練
- 膝関節の関節可動域訓練
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解答 1・4
1. 大腿部の筋力強化訓練
4. 膝関節の関節可動域訓練
221 47歳の女性。右肘関節外側部の疼痛と前腕部の脱力感を訴えて来院した。雑巾を絞る動作と前腕回内位で物を持ち上げる動作で疼痛が誘発されると訴えている。手関節の伸展運動に抵抗を加えた結果、同部の疼痛が増強した。治療用バンドの適切な装着部位はどこか。
- 上腕骨外側上顆部
- 前腕伸筋群筋腹部
- 肘関節と手関節の中間点
- 手関節近位部
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解答 2
2. 前腕伸筋群筋腹部
222 7歳の男子。母親に、最近右足を引きずっていることを指摘され来院した。同側の大腿遠位部から膝関節前面にかけて疼痛を訴えており、背臥位で股関節を90°以上屈曲すると疼痛が誘発される。治療を開始してから1週間が経過するが症状が不変である。正しいのはどれか。
- 温熱療法と寒冷療法を繰り返す
- 腰部の揉捏法を行う
- 専門医に紹介する
- 大腿部のストレッチを行う
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解答 3
3. 専門医に紹介する
223 60歳の男性。2週間ほど前、バス乗車中につり革を右手で持っていたところ、バスが急停車した際に右肩関節に鋭い疼痛が出現した。疼痛は1週間ほどで軽快したが、肩関節の屈曲及び外転運動が不自由であるということを訴えて来院した。夜間痛があり、大結節部に圧痛がみられる。陽性となる検査法はどれか。
- ヤーガソンテスト
- ドロップアームサイン
- サルカスサイン
- アドソンテスト
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解答 2
2. ドロップアームサイン
プロフィール
西村 雅道
医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長
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