HOME 国家試験対策 実力問題 柔道整復師国家試験対策【第61回:実力問題その14(柔整 衛生 外科)】

柔道整復師国家試験対策【第61回:実力問題その14(柔整 衛生 外科)】

国家試験対策 実力問題

衛生学

1 消毒薬の効力を左右する条件で誤っているのはどれか。

  • 温度
  • 薬剤濃度
  • 汚染強度
  • 作用時間

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解答 3

3. 汚染強度

2 誤っているのはどれか。

  • 平成17年のわが国の人口ピラミッドはつぼ型である
  • 国勢調査は10年に1度実施される
  • 人口静態統計は総務省が管轄する
  • 人口動態統計によって離婚率が得られる

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解答 2

2. 国勢調査は10年に1度実施される

3 一次予防はどれか。

  • 健康教育
  • がん検診
  • 機能訓練
  • 人間ドック

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解答 1

1. 健康教育

4 ヒトからヒトへ直接伝播しないのはどれか。

  • 百日咳
  • HIV
  • 麻疹
  • ペスト

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解答 4

4. ペスト

5 芽胞を形成する菌で誤っているのはどれか。

  • セレウス菌
  • ボツリヌス菌
  • ウェルシュ菌
  • サルモネラ菌

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解答 4

4. サルモネラ菌

6 手指皮膚に使用不可なのはどれか。

  • 次亜塩素酸ナトリウム
  • オスバン
  • ヒビテン
  • イソプロパノール

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解答 1

1. 次亜塩素酸ナトリウム

7 不快指数が求められるのはどれか。

  • 黒球温度計
  • カタ寒暖計
  • アスマン通風乾湿温度計
  • 風速計

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解答 3

3. アスマン通風乾湿温度計

8 阿賀野川流域で起こった公害はどれか。

  • 熊本水俣病
  • 四日市喘息
  • 新潟水俣病
  • イタイイタイ病

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解答 3

3. 新潟水俣病

9 絶滅の恐れがある野生動植物に関する取り決めはどれか。

  • ナショナルトラスト運動
  • ラムサール条約
  • ワシントン条約
  • ウイーン条約

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解答 3

3. ワシントン条約

10 小学校における健康診断の項目で誤っているのはどれか。2つ選べ。

  • 尿検査
  • ツベルクリン反応検査
  • 知能検査
  • 皮膚疾患検査

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解答 2・3

2. ツベルクリン反応検査
3. 知能検査

11 誤っている組合せはどれか。

  • 消火作業 - 一酸化炭素中毒
  • 有機溶剤使用 - 白ろう病
  • DVT作業 - 頚肩腕症候群
  • 潜水作業 - 関節痛

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解答 2

2. 有機溶剤使用 - 白ろう病

12 精神保健福祉法の立案の目的でないのはどれか。

  • 精神障害者の保護
  • 精神障害者の社会復帰
  • 精神障害者の隔離
  • 精神障害者の精神的健康の保持

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解答 3

3. 精神障害者の隔離

13 食品衛生監視員の業務で誤っているのはどれか。

  • 食品関係営業施設の監視
  • 食品関係営業施設の指導
  • 食品衛生法の改正
  • 輸入食品の監視

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解答 3

3. 食品衛生法の改正

外科学

14 ショック時の症状で誤っているのはどれか。

  • 顔面蒼白
  • 発熱
  • 呼吸不全
  • 虚脱

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解答 2

2. 発熱

15 機械的損傷に含まれないのはどれか。

  • 気圧
  • 手術
  • 放射線
  • 外力

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解答 3

3. 放射線

16 深部組織と外部を交通する病的管状構造物を表す用語はどれか。

  • びらん
  • 瘻孔
  • 潰瘍
  • 壊疽

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解答 2

2. 瘻孔

17 X線所見で腸腰筋縁の不明瞭化が認められた際の損傷臓器はどれか。

  • 心臓損傷
  • 肺損傷
  • 腎損傷
  • 胃損傷

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解答 3

3. 腎損傷

18 創傷遅延因子で誤っているのはどれか。

  • 死腔の存在
  • 黄疸
  • 糖尿病
  • 高血圧

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解答 4

4. 高血圧

19 外科的感染症と原因菌との組合せで誤っているのはどれか。

  • せつ - 黄色ブドウ球菌
  • 丹毒 - 溶血性レンサ球菌
  • 化膿性骨髄炎 - 黄色ブドウ球菌
  • 梅毒 - 溶血性レンサ球菌

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解答 4

4. 梅毒 - 溶血性レンサ球菌

20 誤っている組合せはどれか。

  • 敗血症性ショック - 血管―迷走神経反射
  • 細菌性ショック - グラム陰性桿菌
  • アナフィラキシーショック - 血管造影剤
  • 神経原性ショック - 大腿骨骨折

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解答 1

1. 敗血症性ショック - 血管―迷走神経反射

21 高カロリー輸液の適応で誤っているのはどれか。

  • 大手術直後
  • 消化管出血
  • 食道癌
  • 高脂血症

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解答 4

4. 高脂血症

22 全身麻酔はどれか。

  • 表面麻酔
  • 静脈麻酔
  • 浸潤麻酔
  • 硬膜外麻酔

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解答 2

2. 静脈麻酔

23 親子間での移植はどれか。

  • 自家移植
  • 同系移植
  • 同種移植
  • 異種移植

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解答 3

3. 同種移植

24 遷延性意識障害について誤っているのはどれか。

  • 植物状態と同義語である
  • 脳幹の機能は残存する
  • 自発呼吸がみられない
  • 尿失禁がみられる

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解答 3

3. 自発呼吸がみられない

25 30歳男性。打ち上げ花火を手持ち花火と勘違いし着火。あまりの火力に右上肢全体と顔面にⅡ度の熱傷を受けた。熱傷面積はどれか。

  • 12%
  • 18%
  • 27%
  • 40%

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解答 2

2. 18%

26 骨折で誤っているのはどれか。

  • 圧迫骨折は軋轢音を証明しにくい
  • 軸圧痛は骨折の固有症状である
  • 陥凹骨折は異常可動性を証明しにくい
  • 屈曲骨折Ⅱ型は斜骨折となる

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解答 2

2. 軸圧痛は骨折の固有症状である

柔整

27 直達外力で発生する骨折はどれか。

  • 斜骨折
  • 粉砕骨折
  • 螺旋状骨折
  • 裂離骨折

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解答 2

2. 粉砕骨折

28 脱臼について正しいのはどれか。

  • 習慣性脱臼は外傷脱臼に続発する
  • 外傷脱臼は介達外力による発生が多い
  • 先天性脱臼は肩関節に好発する
  • 拡張性脱臼は片麻痺が要因となる

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解答 2

2. 外傷脱臼は介達外力による発生が多い

29 偽関節の発生要因はどれか。

  • 長期間の固定
  • 骨膜の広範な剥離
  • 血行状況不良部
  • 粉砕骨折

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解答 3

3. 血行状況不良部

30 脂肪塞栓症候群で誤っているのはどれか。

  • 骨盤骨折に続発しやすい
  • 骨折部を可動させ予防する
  • 皮膚に点状出血斑を認める
  • 初期に発熱を認める

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解答 2

2. 骨折部を可動させ予防する

31 骨折の治癒に好適な条件はどれか。

  • 小児の骨折
  • 複雑骨折
  • 血腫の分散
  • 関節包内骨折

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解答 1

1. 小児の骨折

32 骨折の徒手整復で誤っているのはどれか。

  • 近位骨片の位置に応じて遠位骨片を合わせる
  • 全ての骨折に解剖学的整復が必要である
  • 屈曲整復法は横骨折に適応する
  • 粉砕骨折は徒手整復を適応しない

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解答 2

2. 全ての骨折に解剖学的整復が必要である

33 後療法と禁忌の組み合わせで誤っているのはどれか。

  • 寒冷療法 - 急性炎症
  • 温熱療法 - 出血傾向
  • 超短波 - 外傷
  • 超音波 - 眼球

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解答 1

1. 寒冷療法 - 急性炎症

34 鎖骨定型骨折で正しいのはどれか。

  • 近位骨片は上肢の重量で下垂する
  • 直達外力での損傷が好発する
  • 変形治癒となりやすい
  • 小児では第3骨片を作りやすい

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解答 3

3. 変形治癒となりやすい

35 肋骨骨折で誤っているのはどれか。

  • 介達外力の損傷は気胸の合併が好発する
  • 第5~8肋骨に好発する
  • 肋軟骨骨折は臨床所見で判定する
  • 深呼吸時に軋轢音を触知する

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解答 1

1. 介達外力の損傷は気胸の合併が好発する

36 上腕骨顆状骨折屈曲型で誤っているのはどれか。

  • 肘関節屈曲位で肘部を衝いて受傷する
  • 骨折線は後方から前上方へ走行する
  • 肘関節の屈伸運動は不能となる
  • TA(傾斜)角は減少する

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解答 4

4. TA(傾斜)角は減少する

37 肩関節脱臼で誤っている組み合わせはどれか。

  • 上方脱臼 - 烏口突起上脱臼
  • 後方脱臼 - 腋窩脱臼
  • 下方脱臼 - 関節窩下脱臼
  • 前方脱臼 - 鎖骨下脱臼

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解答 2

2. 後方脱臼 - 腋窩脱臼

38 肘内障で正しいのはどれか。

  • 肘関節外側に著明な腫脹を認める
  • 鎖骨若木骨折と鑑別が必要
  • 肘関節過伸展強制により発生する
  • 整復後に強固な固定を施行する

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解答 2

2. 鎖骨若木骨折と鑑別が必要

39 中足骨骨折で誤っているのはどれか。

  • 介達外力での損傷が好発する
  • 下駄骨折は外方凸変形を後遺する事がある
  • 疲労骨折は第2,3中足骨骨幹部に好発する
  • ジョーンズ骨折は偽関節に陥りやすい

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解答 1

1. 介達外力での損傷が好発する

40 不全骨折と好発部位の組合わせで誤っているのはどれか。

  • 竹節状骨折 - 橈骨遠位端部
  • 骨膜下骨折 - 腓骨骨幹部
  • 亀裂骨折 - 頭蓋骨
  • 若木骨折 - 鎖骨

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解答 2

2. 骨膜下骨折 - 腓骨骨幹部

41 阻血性壊死の好発部位で誤っているのはどれか。

  • 踵骨
  • 距骨骨折
  • 舟状骨骨折
  • 大腿骨頸部内側骨折

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解答 1

1. 踵骨

42 フォルクマン拘縮で誤っているのはどれか。

  • 受傷2~3日後に発症する
  • 固定包帯の過度緊縛が要因となる
  • 屈曲拘縮は第3指に強く出現する
  • 不可逆性の蝋様変性を呈する

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解答 1

1. 受傷2~3日後に発症する

43 小児骨折で誤っているはどれか。

  • 骨の過成長が起ることがある
  • 肥大軟骨層で離解しやすい
  • 関節内の骨片転位は自家矯正が期待できる
  • 後療法は自動運動を主体とする

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解答 3

3. 関節内の骨片転位は自家矯正が期待できる

44 グルトの骨癒合日数で誤っているのはどれか。

  • 中手骨 - 4週間
  • 脛骨 - 7週間
  • 大腿骨骨幹部 - 8週間
  • 前腕骨 - 5週間

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解答 1

1. 中手骨 - 4週間

45 Ⅹ線像で仮骨が最初に確認できる修復過程はどれか。

  • 炎症期
  • 仮骨形成期
  • 仮骨硬化期
  • リモデリング期

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解答 3

3. 仮骨硬化期

46 脱臼の整復障害で誤っているのはどれか。

  • モンテギア骨折時の橈骨頭脱臼の長期見逃し
  • 肘関節後方脱臼の関節包前面の損傷
  • 関節包裂孔部で骨頭の絞扼
  • 肩関節脱臼時の上腕骨近位端部骨折

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解答 2

2. 肘関節後方脱臼の関節包前面の損傷

47 頸椎棘突起骨折で誤っているのはどれか。

  • 第7頸椎に好発する
  • 脊髄損傷を合併する事はない
  • 頸椎の屈曲強制により発生する
  • 自家筋力による疲労骨折がみられる

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解答 3

3. 頸椎の屈曲強制により発生する

48 肩甲骨体部骨折で誤っているのはどれか。

  • 多くは直達外力により発生する
  • 腱板損傷に類似の症状を呈する
  • 横骨折となることが多い
  • 高度な転位となりやすい

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解答 4

4. 高度な転位となりやすい

49 結節部骨折で誤っているのはどれか。

  • 小結節骨折は上腕二頭筋長頭腱脱臼を合併する
  • 大結節骨折は肩関節後方脱臼に合併する
  • 大結節骨折は腱板により裂離骨折する
  • 小結節骨折は肩関節下垂内旋位に固定する

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解答 2

2. 大結節骨折は肩関節後方脱臼に合併する

50 上腕骨顆状骨折伸展型で誤っているのはどれか。

  • 外反肘の合併が頻発する
  • 阻血性拘縮の合併に留意する
  • 内反変形を残すと運搬角が減少する
  • 合併症により下垂手を呈する

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解答 1

1. 外反肘の合併が頻発する

51 小児骨折で最も偽関節が多い骨折はどれか。

  • 上腕骨顆上骨折
  • 脛骨骨幹部骨膜下骨折
  • 上腕骨外顆骨折
  • 踵骨骨折

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解答 3

3. 上腕骨外顆骨折

52 コーレス骨折で正しいのはどれか。

  • 前腕遠位部に過度回外力が加わり受傷する
  • 骨折面は尺側近位から橈側遠位に走行する
  • 橈側転位が高度になりフォーク状変形を呈する
  • 手は尺側に偏位する

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解答 1

1. 前腕遠位部に過度回外力が加わり受傷する

53 舟状骨骨折で誤っているのはどれか。

  • 手関節背屈強制により発生する
  • 剪断力が働きやすいため癒合が悪い
  • 好発部位は骨癒合が良好である
  • 手関節捻挫と鑑別が必要

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解答 3

3. 好発部位は骨癒合が良好である

54 中手骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 斜骨折は遠位骨片が高度に屈曲転位しやすい
  • 第3、4指は回旋転位しやすい
  • 背側凸変形を残すと伸展障害を呈する
  • 横骨折は主に骨間筋の作用で転位する

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解答 3・4

3. 背側凸変形を残すと伸展障害を呈する
4. 横骨折は主に骨間筋の作用で転位する

55 ベンネット骨折で誤っているのはどれか。

  • 母指外転強制により発生する
  • 母指は最大内転位に固定する
  • 遠位骨片は橈側に脱臼する
  • 内転屈曲変形を呈する

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解答 2

2. 母指は最大内転位に固定する

56 肩鎖関節上方脱臼で誤っているのはどれか。

  • Ⅱ度損傷は完全脱臼の型となる
  • 突出変形を残しても大きな機能障害とならない
  • Ⅲ度損傷は烏口鎖骨靭帯の完全断裂を認める
  • 陳旧性になると石灰沈着をみる事がある

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解答 1

1. Ⅱ度損傷は完全脱臼の型となる

57 肩関節前方脱臼で誤っているのはどれか。

  • 肩峰が角状に突出する
  • 肩関節外転、外旋強制により発生する
  • 腱板損傷を合併する
  • 骨頭の前内方の陥没骨折を合併する

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解答 4

4. 骨頭の前内方の陥没骨折を合併する

58 誤っている組合せはどれか。

  • 肘関節後方脱臼 - 正中神経麻痺
  • 肩関節前方脱臼 - 橈骨神経麻痺
  • 膝関節前方脱臼 - 総腓骨神経麻痺
  • 股関節後方脱臼 - 坐骨神経麻痺

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解答 2

2. 肩関節前方脱臼 - 橈骨神経麻痺

59 第1中手指節関節脱臼で誤っているのはどれか。

  • 垂直脱臼はZ字変形を呈する
  • 背側脱臼は過伸展強制により発生する
  • 掌側脱臼は側副靭帯損傷が合併しない
  • 水平脱臼は観血療法の適応となる

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解答 3

3. 掌側脱臼は側副靭帯損傷が合併しない

60 肩腱板損傷で誤っているのはどれか。

  • 棘上筋の損傷が好発する
  • 疼痛誘発テストにスピードテストがある
  • 肩関節屈曲、外転に制限を認める
  • 三角筋前部線維に圧痛を認める

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解答 2

2. 疼痛誘発テストにスピードテストがある

61 野球肘外側型で正しいのはどれか。

  • 外側上顆炎
  • 離断性骨軟骨炎
  • 内側側副靭帯損傷
  • 上腕骨内側上顆核肥大

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解答 2

2. 離断性骨軟骨炎

62 骨折と固定の組合せで誤っているのはどれか。

  • 上腕骨顆上骨折伸展型 - 肘関節鋭角屈曲位・前腕回内位
  • 舟状骨骨折 - 手関節軽度伸展・軽度橈屈位
  • 膝蓋骨骨折 - 膝関節軽度屈曲位
  • 下腿両骨骨幹部骨折 - 膝関節伸展位・足関節伸展位

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解答 4

4. 下腿両骨骨幹部骨折 - 膝関節伸展位・足関節伸展位

63 大腿骨頚部骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 外転型はパウエル分類Ⅰ度となりやすい
  • 内側骨折は早期に腫脹が大転子付近に認める
  • 下肢は一般に内旋位となる
  • 阻血性大腿骨頭壊死を合併する

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解答 1・4

1. 外転型はパウエル分類Ⅰ度となりやすい
4. 阻血性大腿骨頭壊死を合併する

64 大腿骨骨幹部上1/3部骨折で誤っているのはどれか。

  • 近位骨片は腸腰筋の作用で転位する
  • 脂肪塞栓の合併に留意する
  • 遠位骨片は腓腹筋の作用で転位する
  • 下肢は外旋位を呈する

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解答 3

3. 遠位骨片は腓腹筋の作用で転位する

65 足の舟状骨骨折で誤っているのはどれか。

  • 介達外力による発生頻度が高い
  • 第1~3中足骨の軸圧痛を認める
  • 粗面骨折は前脛骨筋の牽引力で発生する
  • 第1ケーラー(Kohler)病と鑑別が必要である

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解答 3

3. 粗面骨折は前脛骨筋の牽引力で発生する

66 距骨骨折で正しいのはどれか。

  • 脛骨神経麻痺を合併する
  • 頭部の阻血性壊死を合併しやすい
  • 頸部骨折は足関節底屈強制により発生する
  • 骨片の後方転位で母指は過伸展位となる

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解答 1

1. 脛骨神経麻痺を合併する

67 股関節後方脱臼で誤っているのはどれか。

  • 神経損傷の合併で足関節伸展障害を認める
  • 股関節は屈曲、内転、内旋位に弾発性固定される
  • 大腿骨頸部骨折の合併は整復障害となる
  • 臼蓋前縁骨折を合併することが多い

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解答 4

4. 臼蓋前縁骨折を合併することが多い

68 膝蓋骨外側脱臼で誤っているのはどれか。

  • 脱臼肢位は膝関節屈曲位となる
  • 膝蓋骨外顆の形態異常が発生要因となる
  • 関節血腫を認める
  • 膝蓋靭帯が長いと発生要因となる

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解答 2

2. 膝蓋骨外顆の形態異常が発生要因となる

69 アキレス腱断裂で誤っているのはどれか。

  • 足関節底屈は不能となる
  • 疼痛は一般に軽微である
  • つま先立ちが不能となる
  • 完全断裂となることが多い

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解答 1

1. 足関節底屈は不能となる

70 足関節捻挫で正しいのはどれか。

  • 後距腓靭帯損傷が好発する
  • 重症例では距骨傾斜の増大を認める
  • 皮下出血班は受傷直後に出現する
  • 関節包の損傷を認めない

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解答 2

2. 重症例では距骨傾斜の増大を認める

71 32歳男性。ゴルフ選手。3カ月前にバンカーの練習後から手根部に痛みを感じるようになった。ゴルフをしない時は、痛みも少ないので、自分でテーピングを巻きながら練習を続けていた。最近では、手根部の痛みとともに第4,5指掌側に痺れを感じるようになった。最も考えられる損傷はどれか。

  • 有鉤骨鉤骨折
  • キーンベック病
  • 三角骨骨折
  • 肘部管症候群

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解答 1

1. 有鉤骨鉤骨折

72 49歳男性。とび職。ハシゴから地面に飛び降りた際に、足関節を内返しにねじり負傷したため来所した。腓骨外果と第5中足骨底を結ぶ線の中央からやや内側にかけて限局性の圧痛と腫脹がみられた。この損傷と鑑別が必要な損傷はどれか。2つ選べ。

  • 足関節外側側副靭帯損傷
  • 踵骨前方突起骨折
  • 三角靭帯損傷
  • 距骨後突起骨折

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解答 1・2

1. 足関節外側側副靭帯損傷
2. 踵骨前方突起骨折

73 25歳女性。1カ月前ほどから卓球の練習後に、右前腕に強い張りと鈍痛を感じるようになった。最近では、箸を使いにくくなっている。更に、第1,2指が思うように動かなくなってきたために来所した。前腕回内、手関節屈曲の抵抗運動により前腕の鈍痛が増強した。知覚異常は軽度であるが第1~4指掌側に認めた。最も考えられる損傷はどれか。

  • 後骨間神経麻痺
  • 前腕伸筋群コンパートメント症候群
  • テニス肘
  • 円回内筋症候群

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解答 4

4. 円回内筋症候群

74 28歳男性。プロ野球投手。野球の投球練習中に痛みを感じるようになり来所した。肩関節後方に圧痛があり、肩関節外転・外旋強制により疼痛が増強した。肩関節の可動域制限も認められた。最も考えられる損傷はどれか。

  • 腋窩神経絞扼障害
  • 肩峰下インピンジメント症候群
  • リトルリーガー肩
  • ベンネット損傷

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解答 4

4. ベンネット損傷

75 17歳男性。サッカー選手。練習中に下腿部を蹴られ負傷した。急激な進行性の疼痛と腫脹が出現したため来所した。足関節の自動運動は不能で、第1、2趾背側骨幹部に知覚異常を認めた。また、足背動脈の拍動の減弱を認めた。単純Ⅹ線写真では異常は認められなかった。この損傷の処置として適切なものはどれか。2つ選べ。

  • 拳上
  • 冷却
  • 圧迫
  • 安静

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解答 2・4

2. 冷却
4. 安静

76 24歳男性。柔道の練習中、相手に技をかける際に、腰部に激痛を感じて負傷した。時間が経過するとともに、腰部以外に大腿部後面に痺れを伴った痛みも感じるようになった。この損傷で適切でない検査法はどれか。

  • ケンプ(Kemp)テスト
  • ブラガード(Bragard)サイン
  • SLRテスト
  • ジャクソン(Jackson)テスト

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解答 4

4. ジャクソン(Jackson)テスト

プロフィール

西村 雅道

医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長

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