HOME 国家試験対策 実力問題 柔道整復師国家試験対策【第64回:実力問題その17(柔整・衛生・外科)】

柔道整復師国家試験対策【第64回:実力問題その17(柔整・衛生・外科)】

国家試験対策 実力問題

柔整

1 骨折の固有症状はどれか。

  • 皮下出血班
  • 限局性圧痛
  • 外観の変形
  • 軸圧痛

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解答 3

3. 外観の変形

2 小児骨折について正しいのはどれか。

  • 偽関節を生じることはない
  • 捻転転位は自家強制が期待できる
  • 骨端成長軟骨板が刺激されて長径成長が促進される
  • 第三骨片が生じることが多い

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解答 3

3. 骨端成長軟骨板が刺激されて長径成長が促進される

3 関節拘縮について正しいのはどれか。

  • 関節包・靭帯・筋・皮膚の変化によって発症する
  • 骨・軟骨の変化によって起きる
  • 不可逆性の変性である
  • 筋組織内に骨化現象を発生する

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解答 1

1. 関節包・靭帯・筋・皮膚の変化によって発症する

4 骨癒合に良好な影響を与えるのはどれか。

  • 粉砕骨折
  • 屈曲力
  • 海綿質骨折
  • 関節内骨折

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解答 3

3. 海綿質骨折

5 骨折の整復で正しいのはどれか。

  • すべて解剖学的整復を要する
  • 年齢・部位・転位の状況によって転位が許容される
  • 屈曲整復法は螺旋状骨折に適応される
  • 牽引力を利用して直圧する整復を牽引整復法という

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解答 2

2. 年齢・部位・転位の状況によって転位が許容される

6 関節包内脱臼で正しいのはどれか。

  • 肘関節脱臼
  • 肩関節脱臼
  • 膝関節脱臼
  • 顎関節脱臼

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解答 4

4. 顎関節脱臼

7 反復性脱臼の原因で正しいのはどれか。

  • 長期にわたる固定
  • 強固な固定
  • 脱臼を阻止する骨突起の骨折
  • 筋、腱、靭帯の部分断裂

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解答 3

3. 脱臼を阻止する骨突起の骨折

8 肋骨骨折について正しいのはどれか。

  • 吸気時に包帯を巻く
  • 典型型では第2.3肋骨に好発する
  • 軋轢音を触知することがある
  • 軸圧痛がある

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解答 3

3. 軋轢音を触知することがある

9 コーレス骨折の合併症について正しいのはどれか。

  • フォルクマン拘縮
  • 無腐性骨壊死
  • 偽関節
  • ズデック骨萎縮

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解答 4

4. ズデック骨萎縮

10 肩関節脱臼について誤りはどれか。

  • 烏口下脱臼
  • 関節窩下脱臼
  • 棘上脱臼
  • 烏口突起上脱臼

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解答 3

3. 棘上脱臼

11 鎖骨の定型的骨折の骨片転位で誤りはどれか。

  • 近位骨片は前下方に転位する
  • 遠位骨片は上肢の重みで下垂する
  • 遠位骨片は大・小胸筋の作用で短縮する
  • 近位骨片は後上方に転位する

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解答 1

1. 近位骨片は前下方に転位する

12 膝蓋骨脱臼の発生要因でないのはどれか。

  • FTA増大
  • 外反膝
  • 内側広筋の脆弱化
  • 関節弛緩

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解答 1

1. FTA増大

13 肩腱板損傷時に行う検査法でないのはどれか。

  • インピンジメントサイン
  • クレピタス
  • ハイアークサイン
  • 有痛弧徴候

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解答 3

3. ハイアークサイン

14 距腿関節の内反損傷で最も損傷されやすいのはどれか。

  • 二分靭帯損傷
  • 前距腓靭帯損傷
  • 前脛腓靱帯損傷
  • 踵腓靭帯損傷

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解答 2

2. 前距腓靭帯損傷

15 ソルターハリスの分類で正しいのはどれか。

  • Ⅳ型は肥大軟骨層で損傷される
  • Ⅲ型は比較的予後不良である
  • Ⅴ型は破壊損傷が大きい
  • Ⅰ型は骨幹端から関節軟骨にわたって縦断された損傷である

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解答 3

3. Ⅴ型は破壊損傷が大きい

16 介達外力で発生するのはどれか。

  • 踵骨体部骨折
  • 上腕骨骨幹部骨折
  • 肩甲骨体部骨折
  • 鎖骨外1/3骨折

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解答 2

2. 上腕骨骨幹部骨折

17 ズデックの骨萎縮について誤りはどれか。

  • 幼少年期に特に多い
  • 爪の萎縮が見られる
  • X線にて斑点状の脱灰像が見られる
  • 四肢末梢部の骨折に合併する

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解答 1

1. 幼少年期に特に多い

18 高齢者のコーレス骨折について誤りはどれか。

  • 多発・粉砕骨折を起こす
  • 解剖学的治癒を主眼におく
  • 局所に限定した簡単な固定にする
  • 完全整復は困難である

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解答 2

2. 解剖学的治癒を主眼におく

19 偽関節が起きる要因で誤りはどれか。

  • 複雑骨折
  • 短期の固定
  • 骨折部に大量の血腫
  • 骨折端間の軟部組織の介在

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解答 3

3. 骨折部に大量の血腫

20 骨折の合併症と原因の組み合わせで誤りはどれか。

  • 阻血性壊死 ― 血行が遮断
  • フォルクマン拘縮 ― 過度の腫脹
  • 過剰仮骨形成 ― 関節付近の骨折
  • 関節強直 ― 軟部組織の萎縮

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解答 4

4. 関節強直 ― 軟部組織の萎縮

21 ゴルフスイングによる疲労骨折の好発部位はどれか。

  • 第11肋骨
  • 第1肋骨
  • 第6肋骨
  • 第3肋骨

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解答 3

3. 第6肋骨

22 次のうち正しいのはどれか。

  • 前頭蓋窩骨折ではバトル徴候がみられる
  • 小児は頭部外傷の発生頻度が高い
  • 頭蓋底骨折は陥凹骨折が多い
  • 頭蓋底は眼球が受けた圧力で容易に骨折する

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解答 2

2. 小児は頭部外傷の発生頻度が高い

23 肋骨骨折で誤りはどれか。

  • 肋軟骨部骨折は臨床所見にて判定する
  • 屋根瓦状絆創膏固定法は胸郭上位から下位へと貼る
  • 直達外力では胸膜損傷の恐れがある
  • 単数骨折では肺損傷が起こりにくい

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解答 2

2. 屋根瓦状絆創膏固定法は胸郭上位から下位へと貼る

24 鎖骨骨折で誤っているのはどれか。

  • 整復完了後、10日間は安静を保ち注意する
  • 青壮年では第3骨片を生じやすい
  • 合併症で鎖骨下動脈損傷がある
  • 成人の場合、整復位を保持する固定が容易である

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解答 4

4. 成人の場合、整復位を保持する固定が容易である

25 上腕骨近位端部骨折で誤りはどれか。

  • 解剖頸骨折は結節下骨折である
  • 主に介達外力によって発生する
  • 上腕骨骨頭骨折の単独骨折はまれである
  • 大結節骨折は腱板により裂離骨折をする

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解答 1

1. 解剖頸骨折は結節下骨折である

26 上腕骨外科頸骨折の合併症で誤りはどれか。

  • 肩関節脱臼
  • 鎖骨下動脈損傷
  • 三角筋麻痺
  • 肩関節の外転外旋障害

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解答 2

2. 鎖骨下動脈損傷

27 上腕骨骨幹部骨折の転位について正しい組み合わせはどれか。

  • 三角筋付着部より近位骨折 ― 近位骨片は外方転位
  • 三角筋付着部より遠位骨折 ― 遠位骨片は前外方転位
  • 三角筋付着部より近位骨折 ― 遠位骨片は外上方転位 
  • 三角筋付着部より遠位骨折 ― 近位骨片は後上方転位

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解答 3

3. 三角筋付着部より近位骨折 ― 遠位骨片は外上方転位

28 上腕骨外顆骨折で偽関節を形成しやすい理由で誤りはどれか。

  • 関節包内骨折のため
  • 回転転位のため
  • 骨折により栄養血管が絶たれるため
  • 整復位保持が困難なため

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解答 3

3. 骨折により栄養血管が絶たれるため

29 橈骨近位端部骨折について誤りはどれか。

  • 成人では頸部に、小児では頭部に多くみられる
  • 前腕回旋運動、橈骨長軸方向からの圧迫で激痛が生じる
  • 関節内遊離体が合併する
  • 成人の屈曲転位が残存するものは観血療法の適応となる

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解答 1

1. 成人では頸部に、小児では頭部に多くみられる

30 モンテギア骨折伸展型で誤っているのはどれか。

  • 橈骨頭は前外方に脱臼する
  • 尺骨は前外方凸の変形を呈する
  • 尺骨神経麻痺を後遺する
  • 安定性が悪く観血療法が適応する

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解答 3

3. 尺骨神経麻痺を後遺する

31 手根骨骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 月状骨、次いで舟状骨に多く発生する
  • 舟状骨では近位骨片が骨壊死になりやすい
  • 月状骨骨折では3.4指の長軸に沿った軸圧痛がある
  • 手根骨骨折は骨折の診断が容易である

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解答 2・3

2. 舟状骨では近位骨片が骨壊死になりやすい
3. 月状骨骨折では3.4指の長軸に沿った軸圧痛がある

32 中手骨頸部骨折で誤っているのはどれか。

  • 固定は中手指節関節を直角位にする
  • 第4・5指に好発する
  • 骨折部に背側凸の変形を示す
  • 固定期間は3〜5週である

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解答 1

1. 固定は中手指節関節を直角位にする

33 手指の中節骨骨幹部骨折について誤りはどれか。

  • 浅指屈筋腱付着部より遠位骨折 ― 中枢骨片は掌側転位
  • 浅指屈筋腱付着部より近位骨折 ― 中枢骨片は掌側転位
  • 浅指屈筋腱付着部より遠位骨折はPIP・DIP関節屈曲位固定する
  • 浅指屈筋腱付着部より近位骨折はPIP・DIP関節伸展位固定する

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解答 2

2. 浅指屈筋腱付着部より近位骨折 ― 中枢骨片は掌側転位

34 胸鎖関節脱臼で誤りはどれか。

  • 鎖骨近位端骨折と転位状態が類似する
  • 鎖骨近位端の突出変形が残れば観血療法の適応となる
  • 筋の緊張を避けるため頭部を患側に傾ける
  • 多くは前方に脱臼する

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解答 2

2. 鎖骨近位端の突出変形が残れば観血療法の適応となる

35 肩関節脱臼で誤っている組合せはどれか。

  • 棘下脱臼 ― デパルマ法
  • 鎖骨下脱臼 ― 上腕長延長
  • 腋窩脱臼 ― 外転度は前方脱臼より高度になる
  • 烏口突起上脱臼 ― 多くは骨折を伴う

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解答 2

2. 鎖骨下脱臼 ― 上腕長延長

36 正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 月状骨脱臼は男性に好発する
  • 月状骨脱臼は多くは背側に脱臼する
  • 月状骨周囲脱臼では月状骨の転位が著明である
  • 月状骨脱臼は正中神経を圧迫することが多い

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解答 1・4

1. 月状骨脱臼は男性に好発する
4. 月状骨脱臼は正中神経を圧迫することが多い

37 上腕骨二頭筋長頭腱の損傷について誤りはどれか。

  • スピードテストが陽性になる
  • 中年の肉体労働者に多い
  • 激しいスポーツの結果、筋腱移行部が断裂する
  • 断裂音は聞かれない

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解答 4

4. 断裂音は聞かれない

38 野球肘の分類で誤りは次のうちどれか。

  • 前腕回内屈筋群による損傷は内側型である
  • 肘頭の損傷は後方型である
  • 上腕骨小頭の損傷は内側型である
  • 外側型では加速期からフォロースルー期にかけて外反力がかかる

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解答 3

3. 上腕骨小頭の損傷は内側型である

39 次の文章で正しいのはどれか。2つ選べ。

  • TFCCとは三角線維軟骨、手関節尺側側副靭帯、掌側と背側の橈尺靭帯をいう
  • 指側副靭帯損傷でステナー損傷を起こしていると整復が困難である
  • 第1指MP関節ロッキングはMP関節過屈曲位をとる
  • 手指部の腱の皮下断裂は屈筋腱での発生頻度が高い

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解答 1・2

1. TFCCとは三角線維軟骨、手関節尺側側副靭帯、掌側と背側の橈尺靭帯をいう
2. 指側副靭帯損傷でステナー損傷を起こしていると整復が困難である

40 デュベルニー骨折で誤りはどれか。

  • 付着する筋は内・外腹斜筋、腰方形筋である
  • 骨片は下前方へ転位する
  • 転子果長は正常である
  • 棘果長は長くなることがある

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解答 2

2. 骨片は下前方へ転位する

41 大腿骨頸部骨折のパウエルの分類で正しいのはどれか。

  • 第1度は50度以下で骨癒合に有効に働くものである
  • 第2度は骨癒合が良好である
  • 骨折線が垂直線となす角度で分類する
  • 第3度では剪断力のみが働く為、骨癒合が困難である

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解答 4

4. 第3度では剪断力のみが働く為、骨癒合が困難である

42 下腿骨幹部骨折で誤りはどれか。

  • 前方凹変形になることが多い
  • 小児の場合は腓骨の単独骨膜下骨折が多い
  • 偽関節は中・下1/3境界部に多発する
  • 尖足位拘縮が多い

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解答 2

2. 小児の場合は腓骨の単独骨膜下骨折が多い

43 足根骨骨折について誤りはどれか。

  • 踵骨骨折ではベーラー角が減少する
  • 距骨骨折は骨壊死を起こしやすい
  • 舟状骨骨折では第2ケーラー病との鑑別に注意する
  • 踵骨骨折の大半は直達外力で起きる

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解答 3

3. 舟状骨骨折では第2ケーラー病との鑑別に注意する

44 先天性股関節脱臼の徴候で誤りはどれか。

  • アリスサイン
  • パトリックサイン
  • テレスコーピングサイン
  • クリックサイン

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解答 2

2. パトリックサイン

45 リスフラン関節脱臼で誤っているのはどれか。

  • 外側脱臼は足外縁に第5中足骨基底部が突出する
  • 内側脱臼は足外側に突出した立方骨を触れる
  • 前足部が母趾側へ転位したのを外側脱臼という
  • 背側脱臼では指は伸展位となる

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解答 3

3. 前足部が母趾側へ転位したのを外側脱臼という

46 大腿四頭筋の肉離れで誤っているのはどれか。

  • 受傷直後に皮下出血が現れやすい
  • 筋疲労時に多発する
  • 大腿直筋に好発する
  • 尻上がり現象が出現することがある

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解答 1

1. 受傷直後に皮下出血が現れやすい

47 半月板損傷の検査法で誤りはどれか。

  • マックマレーテスト
  • 押しアプレーテスト
  • ステインマンテスト
  • ラックマンテスト

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解答 4

4. ラックマンテスト

48 82歳女性、昼間自宅にて廊下で転倒し、しりもちをついた。整形外科にいったところ、臀部打撲と診断された。翌日の朝、背部痛を訴えて来所。脊柱起立筋の緊張は強く、第12胸椎に叩打痛があった。その日のうちにエックス線検査の結果、骨折と診断された。最も考えられるのはどれか。

  • 第12胸椎棘突起骨折
  • 第12胸椎椎体圧迫骨折
  • 肋骨突起骨折
  • 第4腰椎椎体圧迫骨折

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解答 2

2. 第12胸椎椎体圧迫骨折

49 85歳女性。スーパーで倒れているのを店員が発見し、来所。来院時、肩が上がらないと聴取し、診察したところ負傷原因は不明。上腕内側に皮下出血があり、骨頭は肩峰下に触知した。上腕はやや外転している。この損傷で誤りはどれか。

  • 腋窩動脈損傷を合併する
  • 神経損傷の合併では肩外側の感覚障害がみられる
  • 3週間で固定を除去する
  • 早期に等尺性運動を開始する

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解答 3

3. 3週間で固定を除去する

50 50歳女性。足を滑らせ転倒し右手を衝き受傷。橈骨遠位端部に腫脹、フォーク状変形がある。整復固定をしたが1ヶ月後に第2、3指掌側に感覚障害両手関節を掌屈して手背を互いに押し当てると痺れを訴えた。この損傷の合併症はどれか。

  • 長母指伸筋腱断裂
  • 手根管症候群
  • 尺骨神経麻痺
  • 舟状骨骨折

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解答 2

2. 手根管症候群

51 21歳男性。車の運転中に接触事故し膝をダッシュボードに強打した。来院した際、股関節屈曲・外転・外旋位に弾発性固定を認めた。整復の際の障害で誤りはどれか。

  • 関節包の裂傷部が狭小
  • 骨折を合併
  • 大腿骨頭靭帯の断裂
  • 軟部組織が骨頭と関節窩の間に介在

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解答 3

3. 大腿骨頭靭帯の断裂

52 45歳女性、大会に向けテニスを猛練習した際に上腕遠位外側に疼痛が出現した。雑巾を絞ると疼痛増大。疼痛軽減のためバンドを装着するべき圧迫部位はどれか。

  • 上腕骨外側上顆部
  • 前腕伸筋郡筋腹部
  • 前腕骨幹部
  • 前腕屈筋群筋腹部

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解答 2

2. 前腕伸筋郡筋腹部

53 20歳男性.バスケットの試合中に相手選手と衝突し膝関節に外反と回旋力が加わった際、負傷。激痛と腫脹により屈曲制限が、みられはじめ不安定性も訴えている。この損傷で必要のない検査法はどれか。

  • N—テスト
  • 側方動揺テスト
  • ステインマンテスト
  • グラスピングテスト

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解答 4

4. グラスピングテスト

54 14才男子。学校の階段を4段飛ばしで飛び降りた際、膝に激痛が走り来院。脛骨粗面部に異常隆起、圧痛と膝の伸展力が弱くなっていることを認める。次のうち考えられるのはどれか。

  • 膝蓋骨骨折
  • 脛骨顆間隆起骨折
  • 腓骨頭骨折
  • 脛骨粗面骨折

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解答 4

4. 脛骨粗面骨折

55 35歳男性。スキーをしていた際、雪面に右足がとられ木に衝突し強い外旋力が加わり負傷。慌てて助けにいきズボンをまくったところ、脛骨が皮膚を破り出血しているのが確認された。注意しなければならない合併症で誤りはどれか。

  • 急性骨髄炎
  • 偽関節
  • 阻血性骨壊死
  • 遷延治癒

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解答 3

3. 阻血性骨壊死

56 50歳女性。フライパンが持てなくなったと言って来院。手関節や第一指を動かすと疼痛を認め、フィンケルシュタインテスト陽性であった。原因として考えられる筋はどれか。

  • 短母指外転筋
  • 長母指伸筋
  • 短母指伸筋
  • 長母指屈筋

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解答 3

3. 短母指伸筋

57 皮膚消毒に適応できる消毒薬はどれか。

  • グルタラール
  • ポピドンヨード
  • クレゾール石けん
  • 次亜塩素酸ナトリウム

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解答 2

2. ポピドンヨード

衛生

58 健康の定義で誤っているのはどれか。

  • 身体的にも精神的にも社会的にも良好な状態である
  • 最高の健康水準を享受する事は万人の義務である
  • 人間集団が健康であることは平和と安寧を得る上で不可欠である
  • 障害者であっても社会人として幸福に共存できる状況である

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解答 2

2. 最高の健康水準を享受する事は万人の義務である

59 感染発症指数が低いものはどれか。2つ選べ。

  • 水痘
  • ポリオ
  • 日本脳炎
  • 麻疹

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解答 2・3

2. ポリオ
3. 日本脳炎

60 予防接種(定期1類疾病)でないのはどれか。

  • ポリオ
  • 百日咳
  • インフルエンザ
  • 結核

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解答 3

3. インフルエンザ

61 アスマン通風乾湿温度計にて測定されるのはどれか。2つ選べ。

  • 気流
  • 湿度
  • 気温
  • 輻射熱

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解答 2・3

2. 湿度
3. 気温

62 大気中における二次汚染物質はどれか。

  • 窒素酸化物
  • 浮遊粒子状物質
  • 光化学オキシダント
  • 硫黄酸化物

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解答 3

3. 光化学オキシダント

63 誤っているのはどれか。

  • 赤痢菌は細菌性食中毒(感染型)を引き起こす
  • ボツリヌス菌は細菌性食中毒(毒素型)を引き起こす
  • 黄色ブドウ球菌による食中毒は食前加熱により予防可能である
  • PCB(ポリ塩化ビフェニル)により食中毒を起こすことがある

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解答 3

3. 黄色ブドウ球菌による食中毒は食前加熱により予防可能である

64 出産千対で求めるのはどれか。

  • 死産率
  • 周産期死亡率
  • 乳児死亡率
  • 妊産婦死亡率

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解答 1

1. 死産率

65 学校保健について誤っているのはどれか。

  • 校長は学校保健の総括責任者である
  • 保健主事は保健指導の専門職である
  • 学校医は非常勤の保健担当者である
  • 学校薬剤師は学校環境衛生検査を行う

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解答 2

2. 保健主事は保健指導の専門職である

66 業務上疾病件数で最も多い要因はどれか。

  • 塵肺症
  • 熱中症
  • 負傷
  • 騒音性難聴

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解答 3

3. 負傷

67 精神疾患について関連しない組合せはどれか。

  • 統合失調症 - 離人症
  • 心身症 - 胃潰瘍
  • 精神遅滞 - IQ70以下
  • うつ病 - 離脱症状

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解答 4

4. うつ病 - 離脱症状

68 保健所の業務で誤っているのはどれか。

  • 歯科保健に関する事項
  • 人口静態統計に関する事項
  • 精神保健に関する事項
  • 地域保健に関する思想の普及、向上に関する事項

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解答 2

2. 人口静態統計に関する事項

69 症例対照研究と比べた要因対照研究(コホート研究)の利点はどれか。

  • 仮説の証明が困難である
  • 調査費用が多くかかる
  • バイアスが少ない
  • 調査期間が長い

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解答 3

3. バイアスが少ない

外科

70 バイタルサインに含まれないのはどれか。

  • 血圧
  • 体温
  • 呼吸数
  • 尿pH

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解答 4

4. 尿pH

71 ドライバー外傷で誤っているのはどれか。

  • シートベルトによる損傷がもっとも多い
  • ダッシュボード外傷により骨盤骨折が発生する
  • ハンドル外傷により縦隔損傷が発生する
  • 追突衝撃によりムチ打ち症が発生する

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解答 1

1. シートベルトによる損傷がもっとも多い

72 創傷治癒を遅らせる全身因子はどれか。

  • 虚血
  • 糖尿病
  • 死腔
  • 壊死組織

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解答 2

2. 糖尿病

73 熱傷について誤っているのはどれか。

  • 1度熱傷は角質層までの熱傷である
  • 2度熱傷は感覚消失が起こる
  • 3度熱傷では炭化がみられる
  • 3度熱傷では植皮の適応となる

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解答 2

2. 2度熱傷は感覚消失が起こる

74 誤っているのはどれか。

  • 丹毒は境界明瞭な発疹がみられる
  • せつは手掌には発生しない
  • 膿瘍では波動を触れる
  • ひょう疽は骨に発生する急性化膿性炎である

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解答 4

4. ひょう疽は骨に発生する急性化膿性炎である

75 血行性転移はどれか。

  • ウィルヒョウ転移
  • クルーケンベルグ転移
  • シュニッツラー転移
  • 胸膜播種転移

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解答 2

2. クルーケンベルグ転移

76 輸血の副作用で誤っているのはどれか。

  • 不適合輸血の死亡率は高い
  • 感染症として肝炎の危険がある
  • 輸血後移植片対宿主病では輸血直後に発熱がみられる
  • クエン酸中毒による心停止の危険がある

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解答 3

3. 輸血後移植片対宿主病では輸血直後に発熱がみられる

77 誤っている組合せはどれか。

  • 腹腔穿刺 - 腹水ドレナージ
  • 関節穿刺 - 関節水腫治療
  • 経皮経肝胆道穿刺 - 胆嚢造影
  • 胸腔穿刺 ― 心タンポナーデ治療

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解答 4

4. 胸腔穿刺 ― 心タンポナーデ治療

78 機械的止血法で誤っているのはどれか。

  • 緊縛法は四肢の出血に適応する
  • 指圧法は実質からのびまん性出血に適応する
  • 結紮法は動脈性出血に適応する
  • 骨蝋は骨折時の出血に適応する

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解答 2

2. 指圧法は実質からのびまん性出血に適応する

79 閉胸式心マッサージについて誤っているのはどれか。

  • 硬い床に仰向けに寝かせる
  • 胸骨体の乳頭線上を圧迫する
  • 5cm以上の深さで圧迫する
  • 1分間に60回の速さで圧迫する

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解答 4

4. 1分間に60回の速さで圧迫する

80 陽圧呼吸の適応はどれか。2つ選べ。

  • 乳び胸
  • 気管損傷
  • 緊張性気胸
  • 外開放性気胸

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解答 3・4

3. 緊張性気胸
4. 外開放性気胸

81 30歳女性。長時間労働とストレスによりフラフラ歩行中、転倒し頭部を強打して意識を失った。数分後、通行人の呼びかけにて覚醒し、頭痛が残存するものの自力歩行は可能な為、帰宅する。その後、食事をとり家族と会話していたが、10時間後、言葉がもつれるようになり、再び意識障害がみられた。最も考えられるのはどれか。

  • 脳出血
  • 急性硬膜外血腫
  • 慢性硬膜下血腫
  • くも膜下出血

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解答 2

2. 急性硬膜外血腫

プロフィール

西村 雅道

医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長

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