生理

1 細胞外液に比べ細胞内液に著明に多いものはどれか。

• Na^＋
• 蛋白
• Ca₂⁺
• SO₄²⁻

2 腸肝循環されるのはどれか。

• アルブミン
• グロブリン
• ビリルビン
• クレアチニン

3 血流速度が最も遅い部分はどれか。

• 細動脈
• 毛細血管
• 細静脈
• 大静脈

4 染色体の構成に関与しないのはどれか。

• 糖
• ヒストン
• アデニン
• ウラシル

5 エンドサイトーシスはどれか。

• ナトリウムポンプ活動
• 腎尿細管における水の再吸収
• マクロファージによる異物貪食
• 神経終末からのアセチルコリン分泌

6 細胞質に顆粒を認めるのはどれか。

• 単球
• Tリンパ球
• Bリンパ球
• 好塩基球

7 血液凝固因子でないのはどれか。

• ハーゲマン因子
• スチュアート因子
• フィブリノゲン
• ヘパリン

8 第Ⅰ心音の聴取時期はどれか。

• 心房収縮期
• 等容性収縮期
• 駆出期
• 等容性弛緩期

9 酸素解離曲線が左上方偏位するのはどれか。

• ボーア効果
• DPG（2,3−ジホスホグリセリン酸）作用
• 血液の酸性化
• 血液の低温化

10 二酸化炭素受容器を認めるのはどれか。

• 大動脈弓近傍部
• 総頸動脈分岐部
• 延髄腹側部
• 心房壁

11 誤っているのはどれか。

• 振子運動は大腸で著明である
• 分節運動は胃で著明である
• 嚥下運動は咽頭・食道で著明である
• 消化管運動の主体は蠕動運動である

12 胃壁の伸展によって起こらないのはどれか。

• ガストリン分泌
• 無条件反射
• 条件反射
• 大腸蠕動運動

13 直接的にエネルギー利用される物質はどれか。

• グルコース
• 脂肪酸
• アデノシン三リン酸
• グリコーゲン

14 嫌気性の反応はどれか。

• β酸化
• クエン酸回路
• 乳酸産生機構
• 電子伝達系

15 体温上昇が起こらないのはどれか。

• プロゲステロンの分泌
• 筋肉の律動収縮
• 摂食行動
• 発汗量の増大

16 うつ熱で認められないのはどれか。

• 体温の上昇
• 発汗量の増大
• 発熱物質の増加
• 温ニューロンの興奮

17 腎機能でないのはどれか。

• 重炭酸イオンの産生
• 尿素の産生
• エリスロポエチンの分泌
• 活性型ビタミンDの合成

18 糸球体濾過量の増大要因はどれか。

• 血漿蛋白量の低下
• 糸球体血圧の低下
• ボーマン嚢の硬化
• 糸球体血液還流量の低下

19 ペプチド型ホルモンはどれか。

• アルドステロン
• カルシトニン
• アドレナリン
• エストロゲン

20 血糖値が上昇することによって分泌量が低下するのはどれか。

• インスリン
• サイロキシン
• レニン
• サイモシン

21 睡眠時に多く分泌されるのはどれか。2つ選べ。

• コルチゾル
• 成長ホルモン
• アドレナリン
• メラトニン

22 神経線維について誤りはどれか。

• 有髄線維は跳躍伝導する
• ランビエの絞輪は電気抵抗が高い
• 伝導速度は神経線維の直径に比例する
• 伝導速度は温度の影響を受ける

23 ノルアドレナリンを分泌するのはどれか。

• 交感神経節前線維
• 交感神経節後線維
• 副交感神経節前線維
• 副交感神経節後線維

24 交感神経の興奮で弛緩するのはどれか。

• 幽門括約筋
• 瞳孔散大筋
• 排尿筋
• 立毛筋

25 筋原線維において最も淡く認められる部分はどこか。

• A帯
• I帯
• H帯
• Z膜

26 単収縮の持続時間が最も長いものはどれか。

• Ⅰ線維
• Ⅱb線維
• 心筋
• 平滑筋

27 相動性受容器はどれか。

• 筋紡錘
• 肺胞伸展受容器
• パチニ小体
• 冷受容器

28 近距離調節時に認められないのはどれか。

• ジオプトリーの増大
• 毛様体筋の弛緩
• 主焦点距離の短縮
• 毛様体小体の弛緩

病理

29 誤っている組合せはどれか。

• Ⅰ型　－　アナフィラキシー反応
• Ⅱ型　－　細胞障害型反応
• Ⅲ型　－　刺激型反応
• Ⅳ型　－　遅延型反応

30 誤っている組合せはどれか。

• 赤痢　－　細菌
• 麻疹　－　ウィルス
• 梅毒　－　クラミジア
• プリオン　－　狂牛病

31 誤っているのはどれか。

• Ⅰ度熱傷では水疱形成がみられる
• Ⅱ度熱傷の深さは真皮までである
• Ⅱ度熱傷は潰瘍がみられる
• Ⅲ度熱傷では壊死がみられる

32 血栓形成の原因とならないのはどれか。

• 動脈瘤
• 血管透過性亢進
• 血液粘稠性増加
• 動脈硬化

33 間接ビリルビンが上昇する疾患はどれか。

• 溶血性貧血
• 胆石症
• 膵頭部癌
• 先天性胆道閉塞症

34 アポトーシスにみられるのはどれか。

• 核断片化
• 細胞壊死
• 熱感
• 自己融解

35 異物処理方法でないのはどれか。

• 排除
• 器質化
• 被包
• 化生

36 炎症について誤っている組合せはどれか。

• 炎症第1相　－　発赤
• 血漿滲出　－　浮腫
• 白血球遊走　－　貪食
• セロトニン放出　－　血管収縮

37 移植の拒絶反応が起きないのはどれか。2つ選べ。

• 同種移植
• 異種移植
• 同系移植
• 自家移植

38 抗原提示を行うのはどれか。2つ選べ。

• 好中球
• リンパ球
• マクロファージ
• 樹状細胞

39 誤っている組合せはどれか。

• EBウィルス　－　甲状腺癌
• ヒトパピローマウィルス　－　子宮頚癌
• コールタール　－　皮膚癌
• 放射線　－　白血病

40 良性上皮性腫瘍はどれか。

• 脂肪腫
• 横紋筋肉腫
• 神経芽細胞腫
• 大腸腺腫

41 保因者がいるのはどれか。

• 血友病
• マルファン症候群
• 結節性硬化症
• フォンレックリングハウゼン病

42 正しい組合せはどれか。2つ選べ。

• サリドマイド　－　甲状腺癌
• 放射線　－　小頭症
• ウィルス　－　風疹
• ダウン症候群　－　アザラシ肢症

一般臨床

43 歩行開始時に歩様の変化が判断しにくいのはどれか。

• トレンデレンブルグ歩行
• アヒル歩行
• 間欠性跛行
• 片麻痺歩行

44 鼓音を聴取するのはどれか。

• 胸水貯留部
• 心臓部
• 右季肋部
• 気胸部

45 後弓反張がみられる疾患はどれか。2つ選べ。

• 破傷風
• 髄膜炎
• 脊椎カリエス
• 胆石症

46 覚醒しているが外部からの刺激に反応を示さないのはどれか。

• 傾眠
• せん妄
• 昏迷
• 無欲状態

47痙攣がみられるのはどれか。

• 脳性麻痺
• 肝硬変
• パーキンソン病
• 低カルシウム血症

48 チアノーゼがみられる疾患はどれか。2つ選べ。

• ファロー四徴症
• 肝硬変
• 白血病
• 肺気腫

49 イチゴ舌がみられる疾患はどれか。

• ジフテリア
• 猩紅熱
• 麻疹
• 悪性貧血

50 腹部陥凹がみられない疾患はどれか。

• 急性汎発性腹膜炎
• 髄膜炎
• 腸閉塞
• 胃癌

51 心膜炎の診断に重要な所見はどれか。

• 第Ⅰ心音の聴取
• 第Ⅱ心音の聴取
• 心膜摩擦音の聴取
• 血管雑音の聴取

52 二次性高血圧の原因で誤っているのはどれか。

• クッシング症候群
• 原発性アルドステロン症
• 褐色細胞腫
• 心筋梗塞

53 尿毒症時に認められる呼吸はどれか。

• ビオー呼吸
• チェーンストークス呼吸
• 起坐呼吸
• クスマウル呼吸

54 表在感覚に含まれるのはどれか。

• 温度覚
• 振動覚
• 立体覚
• 局所覚

55 肺炎でみられないのはどれか。

• 白血球増多
• スリガラス影
• ＣＲＰ反応陽性
• 血中酸素飽和度上昇

56 気管支喘息について誤っているのはどれか。

• 閉塞性肺疾患である
• 気道過敏性の低下が特徴である
• アトピー型は小児発症喘息に多い
• 発作の出現には気象の影響を受ける

57 左心全でみられるのはどれか。

• 肺うっ血
• 肝腫大
• 腹水
• 頚静脈怒脹

58 食道癌で誤っているのはどれか。

• 高齢男性に多い
• 食道上部の発生頻度は低い
• アルコールの常飲は危険因子である
• 初期症状は無痛性の嚥下困難である

59 ウイルス性肝炎について誤っているのはどれか。

• Ａ型肝炎ではＨＡ抗体が陽性となる
• Ｂ型肝炎ウイルスは血液感染する
• Ｃ型肝炎は慢性化する事はまれである
• Ｅ型肝炎ウイルスは経口感染する

60 糖尿病の症状で誤っているのはどれか。

• 多尿
• 昏睡
• HbA1c高値
• 病的反射出現

61 腫瘍によりホルモン分泌が亢進する疾患はどれか。

• クレチン症
• バセドウ病
• アジソン病
• 褐色細胞腫

62 汎血球減少がみられる疾患はどれか。2つ選べ。

• 再生不良性貧血
• 悪性リンパ腫
• 血友病
• 白血病

63 ＡＩＤＳについて誤っているのはどれか。

• レトロウイルスによる感染症である
• 性行為感染による伝搬が多い
• ＣＤ8陽性Ｔ細胞が高度に減少する
• 日和見感染を認める

64 ベーチェット病の症状で誤っているのはどれか。

• アフタ性潰瘍
• 外陰部潰瘍
• ぶどう膜炎
• 輪状紅斑

65 60歳男性。右肩部に疼痛が出現したため来院する。原因がなく肩部の炎症所見は乏しい。他動的に動かすと上肢全体に筋緊張がみられ、自動運動では動作が緩慢であった。問診によると、歩行中につまづいて転倒する事が多くなり、じっとしていると手が震えるとのこと。考えられるのはどれか。

• パーキンソン病
• 重症筋無力症
• 脳梗塞
• 多発性硬化症

66 10歳男児。顔面部の浮腫、及び血尿が出現した為、来院する。他覚所見として血圧上昇、低補体血症がみられた。既往歴としては1週間前に発熱、喉の痛み、下痢がみられたが安静にて軽快した為、自宅療養していたとのこと。考えられるのはどれか。

• 膀胱炎
• 急性糸球体腎炎
• 急性腎不全
• ネフローゼ症候群

関係法規

67 上顎骨骨折の同意医師で誤っているのはどれか。

• 歯科医
• 内科医
• 婦人科医
• 形成外科医

68 柔道整復師法はどれか。

• 慣習法
• 公法
• 私法
• 民法

70 紛失により免許証の再交付を受けた後、失った免許証を発見した場合の対応で正しいのはどれか。

• 自身で破棄する
• 保健所長に返納する
• 都道府県知事に返納する
• 厚生労働大臣に返納する

71 厚生労働大臣に申請をしなければならないのはどれか。

• 免許証を破った時
• 結婚で姓名が変更した時
• 免許証記載の厚生労働大臣が変わった時
• 免許証を無くした時

72 施術所の開設で正しいのはどれか。

• 開設者は柔道整復師に限られる
• 法人は開設者となれない
• 開設者の住所地の都道府県知事に届出る
• 業務に従事する柔道整復師の氏名を届出る

73 施術所の構造設備基準で必須はどれか。

• 換気扇
• 物療機器
• ベッド
• 消毒設備

74 誤っているのはどれか。

• 診療に従事する医師は、診察の求めがあった場合には、正当な事由がなければ拒んではならない
• 医業報酬が不払いの者は、直ちにそれを理由に診療を拒むことができる
• 医師は自ら診察をしないで、診断書を交付することはできない
• 医師は自ら診察をしないで、処方せんを交付することはできない

75 医療提供の理念に含まれないのはどれか。

• インシデント
• 予防
• 治療
• リハビリテーション