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柔道整復師国家試験対策【第84回:生理学 体液・腎・代謝】

分野別問題 国家試験対策

生理学 体液・腎・代謝

1細胞外液に比べ細胞内液に著明に多いものはどれか。

  • Na
  • 蛋白
  • Ca2+
  • SO42−

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解答 2

2. 蛋白

2組織液で最も濃度が高い陰イオンはどれか。

  • HPO4
  • SO4
  • Cl−
  • HCO3

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解答 3

3. Cl−

3体液について誤っているのはどれか。

  • 成人の体液量は体重の約60%である
  • 新生児は成人と比べ体液量が多い
  • 細胞内液の状態は内部環境と呼ばれる
  • 細胞外液は血漿と組織液で構成される

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解答 3

3. 細胞内液の状態は内部環境と呼ばれる

4正しいのはどれか。

  • 細胞外液ではカルシウムイオンが最も多い
  • 細胞内液ではカリウムイオンが最も多い
  • 細胞内液には組織液が含まれる
  • 細胞外液は体重の60%を占める

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解答 2

2. 細胞内液ではカリウムイオンが最も多い

5テタニーと関連があるのはどれか。

  • PO4
  • Ca2+
  • Na+
  • HCO3

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解答 2

2. Ca2+

6体液中で一定に保たれていないものはどれか。

  • pH
  • 浸透圧
  • ホルモン濃度
  • 電解質組成

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解答 3

3. ホルモン濃度

7体液量の調節に関与しないのはどれか。

  • 視床下部
  • 心房
  • 腎臓
  • 肝臓

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解答 4

4. 肝臓

8酸塩基平衡調節に関係ないのはどれか。

  • 肺からのCO2排出
  • 腎による尿中へのH排出
  • ヘモグロビンによる緩衝
  • マクロファージによる貪食

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解答 4

4. マクロファージによる貪食

9代謝性アシドーシスの原因となるのはどれか。

  • 肺気腫
  • 嘔吐
  • 過換気
  • 尿毒症

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解答 4

4. 尿毒症

10細胞外液量が減少した時に起こる現象はどれか。

  • 心房壁の伸展
  • バゾプレッシン分泌減少
  • レニン分泌減少
  • 尿量減少

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解答 4

4. 尿量減少

11食塩過剰摂取時に起こらないのはどれか。

  • 飲水量が増加する
  • 心房性ナトリウム利尿ポリペプチドの分泌が促進する
  • 集合管から水の再吸収量が低下する
  • アンジオテンシンの分泌が低下する

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解答 3

3. 集合管から水の再吸収量が低下する

12腎機能でないのはどれか。

  • 重炭酸イオンの産生
  • 尿素の産生
  • エリスロポエチンの分泌
  • 活性型ビタミンDの合成

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解答 2

2. 尿素の産生

13腎臓で産生されるのはどれか。

  • アドレナリン
  • バソプレシン
  • エリスロポエチン
  • アルドステロン

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解答 3

3. エリスロポエチン

14原尿に含まれないのはどれか。

  • アミノ酸
  • ブドウ糖
  • 蛋白質
  • クレアチニン

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解答 3

3. 蛋白質

15尿成分で最も多いのはどれか。

  • 尿素
  • 尿酸
  • クレアチニン
  • 窒素

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解答 1

1. 尿素

16腎における水の再吸収量が最も多いのはどこか。

  • 近位尿細管
  • ヘンレの係蹄下行脚
  • ヘンレの係蹄上行脚
  • 遠位尿細管

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解答 1

1. 近位尿細管

17尿細管において再吸収されないのはどれか。2つ選べ。

  • パラアミノ馬尿酸
  • 重炭酸イオン
  • アミノ酸
  • マンニトール

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解答 1・4

1. パラアミノ馬尿酸
4. マンニトール

18糸球体からろ過されない物質はどれか。

  • グルコース
  • アルブミン
  • ナトリウムイオン
  • 尿素

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解答 2

2. アルブミン

19糸球体濾過量の増大要因はどれか。

  • 血漿蛋白量の低下
  • 糸球体血圧の低下
  • ボーマン嚢の硬化
  • 糸球体血液還流量の低下

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解答 1

1. 血漿蛋白量の低下

20誤っているのはどれか。

  • ナトリウムイオンの大部分は遠位尿細管で再吸収される
  • 水の大部分は近位尿細管で再吸収される
  • 近位尿細管での塩素イオン再吸収は受動輸送である
  • 集合管での水再吸収はバゾプレッシン依存性である

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解答 1

1. ナトリウムイオンの大部分は遠位尿細管で再吸収される

21尿細管での再吸収について正しいのはどれか。

  • グルコースは集合管にて再吸収される
  • バソプレシンによる水の再吸収は能動輸送により行われる
  • ナトリウムはアルドステロンにより遠位尿細管で再吸収される
  • ヘンレのループでは上行するに従い尿細管内液が高張となる

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解答 3

3. ナトリウムはアルドステロンにより遠位尿細管で再吸収される

22排尿で正しいのはどれか。

  • 延髄に中枢が存在する
  • 蓄尿は骨盤神経興奮による
  • 陰部神経は膀胱を支配する
  • 排尿時内尿道括約筋は弛緩する

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解答 4

4. 排尿時内尿道括約筋は弛緩する

23排尿反応について正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 中枢は延髄にある
  • 受容器は膀胱壁にある
  • 腹筋群の収縮は排尿を促進する
  • 下腹神経の興奮により促進される

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解答 2・3

2. 受容器は膀胱壁にある
3. 腹筋群の収縮は排尿を促進する

24異化作用でないのはどれか。

  • グリコーゲンの分解
  • ATPの消費
  • 解糖系
  • 糖新生

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解答 4

4. 糖新生

25正しいのはどれか。

  • 基礎代謝は体表面積に比例する
  • 呼吸商が最も高いのは蛋白質である
  • アトウォーターの係数が最も高いのは糖質である
  • 睡眠代謝量は基礎代謝量より高い

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解答 1

1. 基礎代謝は体表面積に比例する

26正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 基礎代謝量は体表面積に比例する
  • 呼吸商の算出には尿中窒素量の測定が必要である
  • 解糖系は無酸素環境で行われる
  • 運動後の一過性のエネルギー代謝増加を特異動的作用という

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解答 1・3

1. 基礎代謝量は体表面積に比例する
3. 解糖系は無酸素環境で行われる

27中枢神経が主にエネルギー源として利用する栄養素はどれか。

  • 無機質
  • アミノ酸
  • 脂質
  • 糖質

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解答 4

4. 糖質

28脂質1gのエネルギー発生量はどれ。

  • 4.1kcal
  • 4.2kcal
  • 7.3kcal
  • 9.3kcal

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解答 4

4. 9.3kcal

29ATP産生経路の説明で正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 解糖系は酸素を必要とする
  • 電子伝達系は解糖系より多くのATPを産生できる
  • TCAサイクルはクエン酸回路とも呼ばれる
  • 解糖系は脂肪酸からのATP産生にも関与する

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解答 2・3

2. 電子伝達系は解糖系より多くのATPを産生できる
3. TCAサイクルはクエン酸回路とも呼ばれる

30乳酸を発生するエネルギー産生反応はどれか。

  • β酸化
  • 解糖系
  • クレアチンリン酸機構
  • クエン酸回路

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解答 2

2. 解糖系

31基礎代謝量で正しいのはどれか。

  • 冬季では上昇する
  • 飢餓で上昇する
  • コルチゾル分泌で低下する
  • 思春期で低下する

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解答 1

1. 冬季では上昇する

32直接的にエネルギー利用される物質はどれか。

  • グルコース
  • 脂肪酸
  • アデノシン三リン酸
  • グリコーゲン

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解答 3

3. アデノシン三リン酸

33嫌気性の反応はどれか。

  • β酸化
  • クエン酸回路
  • 乳酸産生機構
  • 電子伝達系

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解答 3

3. 乳酸産生機構

34基礎代謝量について正しいのはどれか。

  • 摂食後約8時間の間に必要な最小限のエネルギー量である
  • 成人(20歳)男性は約1500kcalである
  • 体表面積に反比例する
  • 寒冷適応者で低く、暑熱適応者で高い

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解答 2

2. 成人(20歳)男性は約1500kcalである

35酸化されることで窒素化合物を生じるのはどれか。

  • 蛋白質
  • 糖質
  • 脂質
  • 無機塩類

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解答 1

1. 蛋白質

プロフィール

西村 雅道

医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長

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