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徹底的に柔道整復師【第3回:松葉杖について そのⅡ】

徹底的に柔道整復師 特集

明治国際医療大学保健医療学部柔道整復学科
教授 長尾淳彦・助教 丸山顕嘉

松葉杖は、歩行の際の安定性獲得、体重を支えるために使用します。松葉杖は杖への荷重が行いやすいため下肢のケガ等の体重免荷に多く使用されます。上肢や体幹の筋力が必要なのも松葉杖使用の特徴です。

松葉杖の合わせ方

1.つま先より前外方15cmのところに松葉杖の先端がくるようにする。

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2.松葉杖使用時、脇で体重を支えません!

脇に体重を掛けると腋の下の神経を圧迫したり、血行循環を悪くすることがあります。
また、松葉杖が滑った時等、とっさの対応が出来ません。

写真3

3.松葉杖の長さの設定:松葉杖の脇当てと腋の下には指2-3本が入るスペースを空けましょう。

写真4

4.松葉杖のグリップまでの距離は肘が軽く曲がる位置(肘関節30°屈曲位)。

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写真7
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