① 8つ折り三角巾を4枚準備する。
傷病者を背臥位とし、胸の下に三角巾を配置する。
※この場合、健側胸部側の橋を短く、患側胸部の端を長めにする。
徹底的に柔道整復師【第15回:たたみ三角巾を用いた固定法①】
明治国際医療大学保健医療学部柔道整復学科
教授 長尾淳彦
沖縄統合医療学院柔道整復学科
専任教員 丸山顕嘉
胸部 肋骨骨折の応急処置
② 患部を右側とした場合、反対側にもう1枚の三角巾で当て布を配置する。
③ 8つ折り三角巾の真ん中を最初に結ぶ。
結ぶ時、傷病者に大きく息を吐いてもらい、息を吐き切った状態で当て布の上で結び目を作る。
④ 次に、一番下のたたみ三角巾を結ぶ。
患部に隙間が出来ないように、上の三角巾に1cmくらい重ねて装着する。
⑤ さらに、一番上の三角巾を結ぶ。
患部では三角巾の間に隙間ができないよう、下の三角巾に上から1㎝くらい重ねて装着する。
⑥ 最後に、端末処理をして当て布をと共に、動かないように固定する。
※新聞紙などがあれば患部に当て、添え木の変わりにしてもよい。
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