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徹底的に柔道整復師【第32回:被覆包帯法 その2】

徹底的に柔道整復師 特集

明治国際医療大学保健医療学部柔道整復学科
教授 長尾淳彦
美作市スポーツ医療看護専門学校
専任教員 丸山顕嘉

被覆包帯法 その2 頭部2

頭部の創傷部を被覆する目的でおこなう。

① 前回と同様に開き三角巾をもちいる。
底辺部を3~5cm折る。

② 折った側を外側にして、眉毛の上に底辺部がくるようにあてる。こめかみに親指をあて、2~4指をつかいながら、三角巾をたぐりよせる。頭の形ができるまでたぐりよせる。

③ 三角巾の両端を外後頭隆起の下で交差させ、端を前額部までまわす。

④ 両端を前額部の方へまわし、額の中央で本結びをおこなう。

⑤ 後ろに垂れた、三角巾の頂点をひっぱり、頭部のシワがなくなるようにして、創傷部に圧迫を加える。
※ここまでは前回と全く同じ手順です。

⑥ 下に垂れている三角巾の頂点を上方へ引き上げる。

⑦ 頂点を前額部で安全ピン、クリップなどにて止める。

⑧ 端末処理をして完成

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