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柔道整復師国家試験対策【第43回:総合問題演習 その6】

2018/10/16
問題1
解答 3

前腕の伸筋の多くは上腕骨外側上顆を起始としますが、以下の筋は他部位から起始します。

腕頭骨筋
上腕骨下部外側縁

示指伸筋
尺骨体下部、前腕骨間膜

長母指外転筋
橈骨及び尺骨体背面、前腕骨間膜

短母指伸筋
橈骨体下部背面、前腕骨間膜

長母指伸筋
尺骨体後面、前腕骨間膜

この様に名称に母指がつく筋はすべて外側上顆を起始としませんので注意しましょう。

前腕屈筋群も多くの筋が上腕骨内側上顆を起始としますが名称に母指がつく筋は内側上顆以外から起始します。

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問題2
解答 4

ホルモンは化学的性状から、以下の3つに分類される。

ペプチド系ホルモン
下垂体・甲状腺・上皮小体・膵島から分泌されるホルモン

アミン系ホルモン
松果体・副腎髄質から分泌されるホルモン

ステロイド系ホルモン
副腎皮質・性腺から分泌されるホルモン

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問題3
解答 2

脳神経のうち、上眼窩裂を通過するものは4つある。

通過するもの
動眼神経(Ⅲ)、滑車神経(Ⅳ)、眼神経(三叉神経(Ⅴ)の第1枝)、外転神経(Ⅵ)

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問題4
解答 2

肺には機能血管と栄養血管の2種類の血管系が分布する。

栄養血管
気管支動脈

機能血管
肺動脈・肺静脈

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問題5
解答 3

血漿成分からフィブリノーゲンを除いたものを血清という。

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問題6
解答 2

ヘモグロビン酸素結合の指標

  • 酸素分圧(増加で結合度上昇)
  • 血液pH(上昇で結合度上昇)
  • 血液温度(低下で結合度上昇)
  • 血中DPG量(低下で結合度上昇)
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問題7
解答 2

唾液腺は、自律神経二重支配だが、拮抗支配ではない。
両者ともに促進する。

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問題8
解答 3

薄筋は股関節の内転・屈曲、膝関節の屈曲・内旋

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問題9
解答 2

前十字靭帯は脛骨が前方にでるのを防ぐ。

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問題10
解答 4

肉芽組織構成成分

  • 新生毛細血管
  • 炎症細胞
  • 線維芽細胞
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問題11
解答 2

肝細胞は、再生能力がある。(再生可能臓器・欠損が生じると再生する)

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問題12
解答 1

急性膵炎と喫煙との関連は低いと思われる。

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問題13
解答 1
  • 2. 神経症の治療は精神療法が主である
  • 3. 統合失調症には男女差はない
  • 4. アルコール依存症は増加傾向にある(ストレス+飲酒の大衆化などによる)
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問題14
解答 4

髄膜刺激症状
クモ膜下腔に起きた炎症や出血によって生じる症状をいう。

頭痛,悪心・嘔吐,項部硬直,ケルニヒ徴候,ブルジンスキー徴候を呈するうっ血乳頭は頭蓋内圧(脳圧)亢進時にみられる症状です。 他に、頭痛,吐気・嘔吐,徐脈,血圧上昇,体温上昇,痙攣などがあります。

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問題15
解答 3

脳出血
脳の血管が破れたことにより、脳内で出血が起こる

  • 発症は高血圧性脳症が最多(高血圧既往により動脈硬化が進行し生じる)
    次いで、動脈瘤(脳腫瘍,外傷もあり)
  • 出血部位は、被殻出血が最多です 次いで視床出血となります
  • 共同偏視 … 脳血管障害に生じる眼球の異常運動
    両側眼球が一方向に向く(出血が起きている方向)
    被殻,視床出血で著明
  • 出血により、頭痛・意識障害が起きる

意識障害は脳梗塞よりも強く、麻痺症状が出現すればその進行と比例して意識障害も増悪していく。

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問題16
解答 3

一卵性双生児間は同系移植だが、二卵性双生児間は親子間・兄弟間と変わらないので同種移植となる。

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問題17
解答 2

原則として頭部は後屈させる。
但し4.にあるように、頚髄損傷が疑われる場合はむやみに頭部を動かしてはならない。

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問題18
解答 3

脊椎は前後面での異常よりも、側面から見て異常をきたすこととなる。 脊椎カリエスでみられる脊髄麻痺をポット麻痺ともいう。

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問題19
解答 1・3

鷲手は尺骨神経麻痺の症状であり、手根管症候群ではなくギヨン管症候群や肘部管症候群でみられる。

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問題20
解答 4

低周波は筋緊張の緩和、鎮痛に作用。
殺菌作用は紫外線にあり。

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問題21
解答 1

牽引療法の禁忌
①脊椎性腫瘍・転移癌、②脊椎感染症、③不安定靭帯関節リウマチ、
④強直性脊椎炎、⑤全身衰弱、⑥重度骨粗鬆症、
⑦重度心疾患、⑧化膿性脊椎炎

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問題22
解答 4

転子果長は、変化しない(大転子と外果の間で骨折が起きているわけでない)
骨折後は、外旋位
外側骨折は、関節包外骨折であるために、関節包内骨折である内側骨折よりも腫脹は高度となる。

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問題23
解答 1

マルゲーヌ骨折 → 垂直重複骨折

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問題24
解答 2

大腿骨骨幹部骨折 → 中3分の1部骨折が多発する。

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問題25
解答 2

大殿筋は、近位骨片の転位に関与している。

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問題26
解答 3

腸骨稜剥離骨折 → 外腹斜筋

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問題27
解答 1

ドベルニー骨折 → 転子果長は、不変だが、棘果長は、延長する場合はあります。

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●プロフィール

西村 雅道

医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長

 
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