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新宿医療専門学校にて日本柔道整復師会が講義

2022/02/01

2022年1月13日(木)、学校法人小倉学園新宿医療専門学校柔道整復学科において公益社団法人日本柔道整復師会による講義が行われた。講師は公益社団法人日本柔道整復師会特別諮問委員の藤井剛寛氏が務めた。

新宿医療専門学校

本講義は、より実践的な柔道整復術を学生に習得させることを目的とし、外部団体より講師を招いて講義を行いたいという同校の強い要望により実現したものだ。

藤井氏は冒頭、(公社)日本柔道整復師会について〝昭和28年に設立され、全国に1万6千人の会員を有する。柔道整復師の進歩発展とその医学的研究を行い、柔道整復師の資質の向上等を図って活動しており、療養費改定や業界の制度改革にも尽力している。現在、「匠の技 伝承」プロジェクトとして、骨折・脱臼の徒手整復・固定・後療および超音波観察装置実技研修を各地で行っている〟等とその活動を紹介し、講義を開始した。

 

講義はボクサー骨折をテーマとし、テーピング固定の実技を中心に行われた。
藤井氏は、ボクサー骨折について〝拳を握って硬いものを強打した際に発生する中手骨頚部骨折であり、その受傷機転からパンチ骨折とも呼ばれるが、ゲームセンターなどにあるパンチングマシンで受傷することが多い。プロボクサーには比較的少なく、バンテージの技術力が低い総合格闘技の選手には多く見られる。プロボクサーでは第2・3中手骨で発生することが多いが、一般人の場合は第4・第5中手骨に発生しやすい。骨幹部骨折を伴うこともある。変形治癒してしまうことが多いため、スポーツ選手の場合はより正確な整復が必要となる。また、PIP関節の背側の皮膚は薄く、屈曲位にすると皮膚の血流が悪くなり皮膚壊死に陥りやすいため、固定時にはPIP関節は軽度目曲位とする〟と解説。
さらに、ボクサー骨折を予防する方法として〝基本的には「拳で殴らないこと」だが、ボクサーや格闘技選手は予防として、テーピングや包帯を使ってバンテージを巻く。特にトレーナーを志望している学生は、テーピングや包帯による固定法を習得して、格闘技選手をみると非常に勉強になると思う。選手や団体によって好みやルールも異なるので、それぞれに合わせて巻くこと。ジャブを良く打つ選手とストレートを良く打つ選手とではバンテージの向きも変える必要があるので、選手と相談しながら巻くことも重要となる〟等、動画も用いて詳しい説明を加えながらバンテージの巻き方を解説した。

 

その後、実技実習へと移った。学生は2人1組となって互いにテーピングを施し、講師が各組を回って丁寧に指導を行った。

  • 講義1
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最後に、藤井氏は〝骨折に遭遇したら、焦らずじっくり時間をかけて整復すること。国家試験合格を心より願っている。古来より連綿と受け継がれた素晴らしい技術と知識を次の世代に紡ぐために、我々も努力し続けるので、皆さんがその襷をまた次の世代に渡すためにともに高みを目指しながら頑張っていきましょう!〟と呼びかけ、終了となった。

 

 

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