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これだけは知っておいて 【第68回:「ウィズコロナ」の接骨院経営 そのⅡ】

2020/10/01

明治国際医療大学 教授 長尾淳彦

日本で新型コロナウイルス感染症の感染拡大が起こり始めた本年2月から7ヶ月が過ぎて徐々にではあるが新型コロナウイルスの正体も対応策も専門家から示されてきています。

しかし、自身やスタッフが感染した時の迅速な対応などに不安があることも事実です。会議やイベントの開催についても大まかな基準は示されてきていますが継続性の必要なものの対面開催は躊躇します。まだまだ、試行錯誤を繰り返してのニューノーマルが構築されるのだと思います。柔道整復師業界も社会の常識に沿った経営感覚と実行が必要です。

接骨院での患者さんやスタッフの検温や体調チェック、マスクの着用も日常化してきています。非接触型体温計や手指の消毒用スプレーは、ほとんどの接骨院に設置されています。

7ヶ月も経つと上記のような当たり前となった感染拡大防止策を講じていない接骨院には患者さんは来ない状態だと思います。

新型コロナウイルス感染症は経営の巧拙を分けると同時に「本物」と「偽物」を明らかにしたと思います。

感染拡大防止策は新型コロナウイルス感染症から自身と患者さんを守る最低限すべきことです。

いくら理論や技術に優れていても社会の常識から逸脱した思想の人は生き残れないことがはっきりしてきました。強いものが生き残れるのでは無く変化に対応した者が生き残れる世界となったのは明らかです。

現在(9月末)わかっている新型コロナウイルスの特性
主な症状 発熱、咳などの呼吸器症状。
無症状、軽度の風邪の症状しか出ないこともある。
感染経路
接触感染
ウイルスのついた手で目や鼻、口を触れる
飛沫感染
咳やくしゃみなどの飛沫を浴びる
エアロゾル感染
換気の悪い空間で空気中に浮遊したウイルスが目、鼻、口に入る
主に重症化する人 高齢者や何らかの基礎疾患がある人(糖尿病など)
致死率 0.25~3%程度

今後、コロナウイルスが無くなるわけではありませんから、前述したようにコロナリスクを最小限にした接骨院経営が求められます。

患者さん、スタッフの検温・体調チェック、手指の消毒液やパーテーションの設置、換気などの感染拡大防止器具の設置、マスクなどランニングコストは相当額になりますが施術所にとっての将来を考えれば必要な投資となります。来院される患者さん対応としては、待合室や施術のエリア管理、時間の管理が必要となり、これからは、予約システムでの患者さん管理が主流となるでしょう。

コントロール出来るものとコントロール出来ないものを線引きする目を持つことも大切なことです。

 

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