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(公社)茨城県柔道接骨師会『公益社団法人移行に伴う記念式典』を開催

2013/09/16

平成25年9月8日(日)、茨城県水戸市にある水戸プラザホテルにおいて公益社団法人茨城県柔道接骨師会が公益社団法人移行に伴う記念式典を開催した。

 

式典は(公社)茨城県柔道接骨師会・一ツ柳明副会長による開式の辞でスタート。国歌斉唱後に登壇した(公社)茨城県柔道接骨師会・市川善章会長からは、来賓や公益社団法人移行へ尽力した関係者への感謝、移行に伴う道のりが語られると共に〝近年、我々柔道整復師を取り巻く環境は超少子高齢化社会という医療環境の変化の中、年々厳しさを増している。地域住民の方々の健康に対する関心も以前にもまして高くなっており、時代の変化に対応していくことが当然のことながら医療人としての使命であると感じている。ひとりひとりの患者さんを大切に治癒に導き、地域医療、社会福祉に貢献する柔道整復師を目指すため、これまで以上に学術・技術の研鑚を重ね、人格や倫理、資質の陶冶に精進し、会員一同が心をひとつにして、柔道の不撓不屈の精神を基軸により、一層一致団結をして諸問題の解決に精進したい。この記念すべき日を節目に、新しい公益社団法人茨城県接骨師会の歴史の創造を目指し、一層の努力をしていきたい〟と、公益社団法人の会長として決意を新たに式辞を述べた。続けて公益社団法人への移行に貢献した人達へ市川会長より感謝状の贈呈、表彰状の授与が行なわれ、式典は来賓祝辞へと移った。

 

来賓祝辞では茨城県保健福祉部・土井幹雄部長から〝茨城県柔道接骨師会は昭和35年から社団法人としてご活躍いただき、健康増進は勿論のこと様々な形で地域社会の医療に非常に大きな力を発揮していただいている。2015年には団塊の世代の方々が後期高齢者となる。そういった方達が病気にならない、介護を必要としない、或いは介護が必要になったとしても非常に軽いもので済む、また地域の皆さんとの交流を保ちながら幸せに暮らせるようにする為に一番重要なのが予防である。本県でも1000人近い柔道整復師の皆様に働いていただいているが、地域社会のためにますますご貢献をいただきたい〟と、柔道整復師に対する日頃の感謝、これからの地域医療への貢献に対する期待を述べた。

 

続いて同会の顧問でもある国土交通副大臣・梶山弘志衆議院議員が登壇。梶山氏は〝この公益法人の新制度は明治以来110年ぶりの大改革である。より高い公益性の他、運営にもより高い透明性が求められ、更には法令遵守の為の管理体制もしっかりしていなければならない。公益社団法人移行により、これまで懸案であった課題に対し、皆さんが市川会長の下に団結し、解決が加速をしていくことを期待する。本日のこの記念式典には多くの来賓の方々がお見えになり、改めて皆様が先人達と培ってきた信頼の大きさを感じると共に、これから公益社団法人としての活躍に対する期待の大きさが感じられる。しっかりとこの土台のもとで皆さんに頑張っていただきたい〟と、同会のこれからの活躍への期待感を滲ませた。

 

さらに(公社)日本柔道整復師会・工藤鉄男会長からは〝社会保障の歴史において、我々柔道整復師は地域住民の健康、保健衛生に様々な形で携わってきた。そして新たに公益社団法人となり、地域の人達にさらなる安心を与える医療体制の一部として、如何にして健康寿命を伸ばすかということを大きなテーマとして掲げ学術研鑽に努めていきたい。在宅医療が進む中、お金をかけず健康でいきいきとした地域を作っていくには、我々柔道整復師は最も活用すべき人材である。痛みを取るだけではなく心を病んでいる人たちも、我々が手当てをすることによっていきいきと健康で暮らせるような社会づくりに貢献することが、日本柔道整復師会に課せられた責務と考えている。また地域医療に貢献するために、現在増加している個人契約者の方々にも組織の一員となっていただき、強力なパートナーシップを築いていかなければならない。これは日本柔道整復師会が行なっていかなければならない重要な政策のひとつである〟と強い決意を挨拶に込めた。

 

その他にも岡田広参議院議員をはじめとする国会議員や茨城県議会・白田信夫議長茨城労働局・中村俊一局長茨城県国民健康保険団体連合会・稲葉本治理事長等、大勢の来賓者から祝辞が述べられ、来賓紹介、祝電披露の後、(公社)茨城県柔道接骨師会・竹藤敏夫副会長の閉式の辞により記念式典は閉式となった。

 

その後は会場を移し祝賀会が開催。(公社)日本柔道整復師会関東ブロック会・岡本和久会長による乾杯の音頭を皮切りに盛大に催された祝賀会は、お祝いムード一色のうちに万歳三唱で幕を閉じた。当日の早朝には2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催決定の一報が入り、記念式典に華を添えた。

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