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第4回あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会開催

2018/11/28

平成30年11月22日(木)、厚生労働省専用第22会議室(東京都千代田区)において『第4回あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会』(以下、広告検討会)が開催された。

第1~3回広告検討会では施術団体や地方公共団体、保険者等からの意見聴取を中心に進められてきたが、第4回目となる今回はこれまで挙げられた意見をもとに▽施術所の名称、▽施術日等の表示、▽医療保険療養費支給申請の表示、▽適応症の表示、▽料金の表示、等を主な論点として議論が展開された。
以下は、構成員の主な発言内容である。

 

施術所の名称について
  • 「〇〇鍼灸接骨院」という名称も現状で認められてしまっている。適応範囲も違うので、同一施術所で行うのには無理があり不正にもつながるのではないか。
  • 一番重要なのは、患者がどういう施術を受けているのか明確に分かるようにすることであり、「〇〇鍼灸院・整骨院」とあれば2つの施術を受けているとわかる。治療という言葉を使うかどうかは悩ましい。
  • 柔道整復では症状の緩解を目的としており、これが治療ではなくて何なのか。
  • 施術という言葉に誇りを持ち、「施術院」とすべきではないか。
  • 「施術」をあはきや柔道整復の用語と捉えている人もいるようだが、手術を施すことも施術であり、あはきや柔道整復に限った用語ではない。
  • しかし「施術」という言葉を使う人には無資格者も含まれており、「施術」を正確な用語としてしまうと無資格者との区別が難しくなってしまう。「治療院」としてもいいのではないか。
  • 「治療」という言葉は極力避けて、患者が医療機関と勘違いしないようにしていくことが大切。
  • あはきでは「治療」という文言を使用している施術所は多いが、医療機関と混同することはないように思う。
  • 医療法に抵触しているのに、「治療」という言葉を今現在使っているからと言って認めるのはおかしい。国民が正しく理解できるようにすることが大切。
  • 医療が行われているのではないかと思われてしまう名称は改めるべき。
  • 「〇〇あん摩マッサージ治療院」と書いてあれば医療機関と混同することはないだろう。
  • 「治療院」には検討が必要。何をやっているところかわかりやすく、かつ法律に抵触しないものがいいのではないか。

 

施術日等の表示について
  • (「休診」「往診」は認めてほしいという意見があったが)「往療」では何がいけないのか?浸透していないから使わないということであれば、浸透するまで使うべきではないのか。
  • 柔道整復師であっても見立ては行っているのだから「往診」でも問題ないのではないか。ただ、紛らわしいというのも理解はできる。
  • 患者を診ているのだから「診療」で良いのではないか。
  • 有資格者と無資格者の違いについては、国民はほとんど認識していないだろう。
  • 「往診」ではなくて「往療」、「休診」ではなく「休日」でも構わないが、無資格者との区別は必要。

 

医療保険療養費支給申請の表示について
  • 保険を広告するものではない。医科でもやっていない。
  • 「各種保険取扱い」と書かれているとすべて保険が適用されると勘違いしてしまう。この表記はしないでいただきたい。
  • 「各種保険取扱い」の表記禁止には賛成。療養費支給は保険者に決定権があり、取扱いとはっきり書いてしまうとすべて保険適用されるような誤解を招く。

 

適応症の表示について
  • 適応症そのものを載せるのはいかがなものか。
  • 医療類似行為と医業類似行為の違いも関連する問題だと思う。
  • 適応症全部を載せていいとは思わない。しかし、鍼灸ではこういうことを学んできていて、こういう施術ができるんだということを知っていただきたい。
  • 医科との違いをどう国民に示すかが難しい。バランスを見ながら、時間をかけて議論しなければならないのではないか。

 

料金の表示について
  • 保険適用と保険適用外もわかりにくいが、まずは各施術の中身を国民に周知すべき。
  • 必要な情報は提供しないと逆にわからなくなってしまう。間違いない事実であれば提供すべきであり、料金もその一つ。明朗会計である方が国民は助かる。

 

議論が紛糾し、今回だけではすべての議題について十分に議論することはできなかったため、次回以降も引き続き議論が行われるようだ。尚、次回開催日は未定となっている。

 

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