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第6回あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会開催

2019/03/22

平成31年3月18日(月)、TKP赤坂駅カンファレンスセンターにおいて『第6回あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会』(以下、広告検討会)が開催された。

第6回目となる今回は、第1~5回検討会での議論を踏まえた論点整理が行われた。
この検討会の大きな目的はあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告ガイドラインの策定だが、広告規制の趣旨や対象範囲、禁止事項等の基本的な方向性は、医療広告ガイドラインと同様とする旨の提案が厚生労働省よりなされた。その他、「施術所の名称」や「適応症の表示」といった広告可能な事項に関し、これまでに広告検討会構成員より出された意見が纏められた。

以下は今回、構成員から挙げられた主な意見である。

 

施術所の名称
  • 治療院という名称は病院や診療所と紛らわしい。柔道整復師も整骨院という名称を使用している施術所が多くあるが、数が多いから認めるというのは納得できない。
  • 治療院という名称でも医療機関と誤解されることはないと思うし、国民にもわかりやすいのではないか。
  • 整骨院がなぜダメなのか理解できない。
  • 柔道整復は「接骨院」、あはきは「施術院」等の名称に統一することで、無資格者を含め他との差別化が図れて患者も判断に迷わないのではないか。
  • 「治療」は医師が診断から行う一連の行為とされており、医師以外が使用することは難しいだろう。医療機関であると誤認される恐れが高いと思う。
  • 徒手整復して固定するという行為は治療以外の何物でもない。
  • 医療機関との区別については、「マッサージ治療院」「はりきゅう治療院」といった名称に止めれば区別できるのではないか。あはきも柔道整復も治療はしていると思うし、治療という文言がダメというのは無理がある。
  • 健康被害が出ているのは無資格者が医師に送るべき患者かどうかを判断できていないからであり、有資格者は最低限の判断はできる。それを示すためにも「治療院」という言葉を使えればと思う。
  • 何をしているところなのかわからないから名称を変えようという趣旨だと思うが、果たして名称を変えただけでわかるのか?名称は現行法のままで、施術内容や保険適用の範囲をわかりやすいように周知すればいいのではないか。

 

施術日等の表示
  • 往診、診療などは「診」の文字を使用するのは、医療機関と混同される恐れがあるので良くないのではないか。「治療」を認めて治療時間等にしたらどうか。
  • 名称として「○○治療院」を認めるのであれば、「治療時間」という表現も当然認められるだろう。
  • 有資格者なのか無資格者なのかを、患者が判断できないことが一番の問題。患者の適正な判断に資するためにも、国家資格を持つ施術所にはそれがわかるように表示できれば良い。
  • 「診療」だと医科との誤認の恐れがあり認めるべきではない。

 

医療保険療養費支給申請の表示、適応症の表示、料金の表示
  • 「医療保険取扱」等の記述は、施術すべてが保険適用であるかのような誤解を招くおそれがあるため一切認められない。
  • 適応症を明確に記載すれば医療機関と誤認されることもないのではないか。
  • 柔整やあはきで何を行なっているのかを明確にするというのは難しいのではないか。
  • あはきはやっていることがはっきりしているが、適応症が広すぎるので単純に疾患名を列記すればいいというわけではない。
  • 適応症の明示は不可能だろう。適応症を示したら患者の利便性が上がるというものでもないと思う。
  • 保険適用の場合とそうでない場合を書き分けられれば一番わかりやすいが、実際書ききれるのか。また、保険適用について記載することでさらに保険適用が増える恐れもあるのではないか。
  • 自由施術を派手にアピールされると患者が誘引されてしまうのではと懸念される。
  • 無資格のマッサージは料金を表示しているのに有資格者はそれができないというのはおかしい。
  • 施術にかかる最高金額等を示すことで、相場がどのくらいなのか示していく必要があるのではないか。
  • 標準料金を示すことはできるかと思う。

広告検討会は当初、全6回でガイドラインを策定する予定だったが、まだ議論すべき事項が残されているため引き続き3~4回程度開催し、指導体制の確立や無資格者の広告規制等について検討する予定だという。尚、次回開催日は未定となっている。

 

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