マッサージトラブル増加、相談の4割以上は無資格施術
近年、整体やマッサージ等の医療類似行為に関する相談が、国民生活センターや全国の消費生活センターに多く寄せられているという。
相談件数は統計を始めた平成19年度から年々増加。昨年度は同センターに1265件の相談が寄せられ、今までの中で過去最多の件数となった。
中でもマッサージを受けて骨折した等の身体被害を訴える相談が増加しており、今年度も7月末時点で57件の身体被害を訴える相談が寄せられた。そのうち約8割は医療機関を受診し、うち3割以上は3週間以上の治療が必要な重傷だったとのこと。
医療類似行為の中で国家試験を有するものは、あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう、柔道整復となるが、その他の整体やカイロプラクティックなどは資格がなくても開業できる。相談の4割以上は、こうした無資格施術に関するものだという。無資格の施術所でも「マッサージ」という用語を使って宣伝する店は多く、資格のあるあん摩マッサージ指圧師がいる店との区別は難しい。
<ニュースソース>
産経ニュース(2013/08/04)
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