2025年度第2回患者相談ダイヤル運営委員会が開催!!

令和7年6月8日(日) 午後2時~4時まで、中野区の柔道整復師センター3Fにて『患者相談ダイヤル』運営委員会が開催された。
まず、はじめに運営委員長の阿部正幸氏から開会の挨拶が行われた。
続いてJB日本接骨師会の事務局職員より患者相談ダイヤルの近況報告が行われ、直近2ヶ月間に寄せられた相談内容についての次の説明報告があった。
➀⇒通っている整骨院が患者の個人情報を勝手に漏らしている。警察にも保健所にも相談しているがもうその整骨院には通わない方がいいのか。
②⇒元々領収証を出さない接骨院であったがやっとまとめたものを出してきた。しかし、実際に支払った金額よりも高い金額が書かれていた。間違えを指摘するも不機嫌となった。
③⇒領収証や明細書、カルテの開示をお願いしても一向に対応してもらえず弁護士に間に入ってもらったが依然カルテ開示はされないまま、弁護士の要請にも応じない接骨院の件。
④⇒整骨院でサプリメントを勧められ続けているがこのまま続けて良いか不安もある。接骨院の先生が医学的とも思える情報や見解を話しサプリメントを進めるのは如何なものか。等の相談事例が報告され、各々の回答内容や運営委員会としての対応を協議した。
引き続き、現在多く寄せられている回数券、定額プラン、前払いによるトラブル回避のための質問シートと消費者への情報発信の方法等について説明が行われた。また、現在患者相談ダイヤルホームぺージで公開中のPR動画の第3弾についての意見交換も熱心に行われた。
これまでの内容について、〝患者相談ダイヤル発足当初(2011年)は保険療養費や施術内容への疑問、問い合わせが殆どでしたが、現在は柔整師からのセクハラ、パワハラ、回数券や1万円で通い放題等の定額料金制でのトラブル、領収証、明細書でのトラブル等、クレームが9割以上を占めるようになって参りました。現在、運営委員会では前述の回数券・定額料金でのトラブルについての対応を重点的に審議しているところです〟と事務局職員が話してくれた。
運営委員会の出席者は、柔道整復師8名、有識者7名、事務局3名 計18名
患者相談ダイヤルについて
①相談ダイヤルの開始時期…2011年6月
②これまでの回数…163回
③委員会の回数…80回
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