介護給付費、9兆円台に
厚生労働省は「介護保険事業状況報告(年報)」において、利用者負担分を除いた2015年度の介護給付費は、前年度よりも約1971億円多い約9兆976億円に達したことを報告した。要介護・要支援認定を受けた人は約620万人で、前年度から約15万人増加した。
第1号被保険者全体に占める要介護・要支援認定を受けた人の割合は17.9%で、14年度とほぼ同じ水準だった。第1号被保険者1人当たりの給付費は約26万9000円で、14年度に比べて1000円減った。同費が前年度に比べて減少したのは06年度以来9年ぶり。9年ぶりのマイナス改定となった15年度の介護報酬改定が影響したとみられる。
1カ月平均のサービス受給者数は約521万人で、前年度に比べて約19万人増加。サービス別では、居宅が約389万人、地域密着型が約41万人、施設が約91万人だった。
<ニュースソース>
医療介護CBニュース(2017/06/21)
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