一生涯にかかる医療費は2403万円
厚生労働省が平成22年度時点での生涯医療費(※)をまとめた。
これによると1人が生涯にかかる医療費は平均で2403万円となり、このうち65歳以降の後期にかかる医療費は全体の58%を占める結果となった。
生涯医療費とは、その年度の年齢階級別1人当たり国民医療費をもとに、完全生命表による定常人口を適用してひとりが生涯にかかる医療費を推計したもの。
同省は平成22年度の年齢階級別1人当たりの医療費、自己負担額及び保険料の比較についてもまとめているが、20歳~59歳の間の負担額(自己負担額と保険料の合計)が医療費を上回っているのに対し、20歳未満と60歳以上の高齢者は医療費の方が負担額より多くなっている。特に25歳~44歳の世代ではかかった医療費の2倍以上を負担するなど、世代間の「給付と負担」の関係が浮き彫りとなった。
<ニュースソース>
国保新聞(2013/01/20)
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