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特別高額レセ2万4859件、25年度国保特審

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国保中央会は、25年度の国保特別審査委員会の審査状況をまとめた。それによると1か月の保険請求は1件400万円以上の特別高額レセプトは、前年度比4.7%増の2万4859件と過去最多を更新した。特に1件1千万円以上の超高額レセプトは1158件で8.9%の高い伸びとなっており、医療費の高額化が一段と進んだ状況になっている。

国保中央会の国保特別審査委員が、25年度(25年4月~26年3月4審査分)の国保(一般・退職)、後期高齢者医療を対象に、医科40万点以上(心・脈管で手術を含むものは70万点以上)、歯科20万点以上、漢方4千点以上の特別高額レセプトを審査・決定した。受付件数は2万4859件(4.7%増)で、このうち医科が4.3%増の2万3933件と96%を占めたほか、歯科は816件で17.4%増、漢方も110件で10%増といずれも2桁の高い伸びとなった。

医科を主疾患別にみると、最多が「心臓」の5018件(1.7%増)で5千件を超え、「脳」の4986件(4.8%増)、「血液」の3446件(0.3%増)の順で多い。増加件数は医科全体が991件で、このうち「整形」は573件(21.2%増)と6割近くを占め、「整形」の伸びが全体を押し上げた。国保中央会では、「人工関節など特定保険医療材料の影響が大きい」と話しており、医療の高度化の影響を指摘している。

<ニュースソース>
国保新聞(2014/09/20)

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