人材派遣など5健保が解散
全国の派遣社員やその扶養家族約51万人が加入する「人材派遣健康保険組合」(東京)や生協従業員ら約16万人加入の「日生協健保組合」など、5つの健保組合が3月31日付で解散した。加入者は4月1日より全国健康保険協会(協会けんぽ)や他の健保組合に移る。
解散の主な理由は、高齢者医療を支える拠出金の負担が増え、保険料が上昇しているためだという。短時間勤務の従業員も健保組合に入るようになり、1人当たりの保険料収入が下がったことも影響したと思われる。
協会けんぽには保険料抑制のため国から補助金が出ており、移行により労使ともに保険料負担が減るメリットが期待できるという。
<ニュースソース>
福井新聞オンライン(2019/4/1)
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