岡山県柔道整復師会が新たな取り組み/岡山県
山陽新聞によると、岡山県柔道整復師会が新たな取り組みとして、 一般企業内における従業員への健康増進(ヘルスサポート事業)のお手伝いを始めたという。
従業員が健康な企業は、「生産性が向上する」「医療費負担の軽減により収益性が向上する」「モチベーションがアップする」「企業イメージが向上し、離職率の低下や求人応募者の増加につながる」等々が分かっている。
そこで、岡山県柔道整復師会では、複数の企業に対し、各企業に週に数回程度、専門知識と技術を持つ柔道整復師を派遣し、社員の運動指導を行うことが有効であることを提案した。昨年は、この運動プログラムに、積極的に参加することに同意した株式会社荒木組(岡山市北区天瀬)、山本自工社(岡山市北区久米)の企業社員に対し、本年度はライト電業株式会社(岡山市南区芳泉)に対し、腰痛予防対策および体力向上の運動プログラムを12週に渡って実施したという。
柔道整復師は、全国で治療院を開業されている。治療のみならず、専門知識と技術を活用し、自らが勤務する接骨院以外へ出張し、企業などに出向き指導することは、新たな顧客獲得などにもつながり双方にとってメリットがある。コロナ禍であるから、オンラインでの指導の提供も可能であろう。
各地域の企業と柔道整復師会とが連携し、腰痛予防をはじめとした健康体操指導を実施することで、従業員の健康向上に取り組み、結果的に企業の生産性が向上すれば地域活性化にも繋がるであろう。
<ニュースソース>
山陽新聞(2021/09/21)
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