社会保障費、31兆円規模に膨張
政府は31日、2015年度予算案の骨格を固めた。年明けから与党と調整し、1月14日に閣議決定する方針だ。
一般会計総額を96兆9千億円程度とし、社会保障費は31兆円台後半で調整と、いずれも過去最大に膨らむ。税収が伸びるため新規国債発行額を14年度より3兆円以上減らし、基礎的財政収支の赤字を半減する15年度の財政健全化目標は達成できる公算が大きい。ただ社会保障費の膨張に歯止めをかけるめどは立たず、厳しい財政運営が続く。
財務省は介護報酬などの社会保障費にぎりぎりまで切り込む構えだが、春の統一地方選を前に与党が地方予算の増額を求め、総額がさらに膨らむ可能性もある。
<ニュースソース>
共同通信(2015/01/01)
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