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日本超音波骨軟組織学会が日本学術会議協力学術研究団体に指定

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一般社団法人日本超音波骨軟組織学会は、これまでの学会としての研究成果・実績が認められ、2024年3月に日本学術会議協力学術研究団体に指定された。

「日本学術会議協力学術研究団体」は、内閣総理大臣の所轄の下、政府から独立して職務を行う「特別の機関」として設立された「日本学術会議」が、各団体との間で緊密な連携・協力関係を持つことを目的として平成17年10月に設けられたもので、一定の基準を満たすことで日本学術会議協力学術研究団体として指定を受けることができる。

以下は、一般社団法人日本超音波骨軟組織学会が発表したコメント全文です。

柔道整復師業界の皆様

一般社団法人日本超音波骨軟組織学会より
日本学術会議協力学術研究団体の指定取得に関するご報告

 謹啓 清明の候、ますますご清栄のことと慶賀の至りに存じます。常々ひとかたならぬご配慮を賜り心より御礼申し上げます。

 この度本学会は、日本学術会議協力学術研究団体の指定を取得することができました。
これもひとえに皆様のご協力の賜物と感謝申し上げます。

 運動器はその名の通り身体を動かすための器官であり、これまでのX線、CT、MRIによる静止画像では、動態を予測して機能や病態を考えるというジレンマがありました。更に、これらのモダリティは障害発生時の検査機器であり、傷病未満のケースや積極的な予防、或いはより良い運動指導のために活用されることはありませんでした。これに対して超音波画像では、徒手検査などの動態を解剖学的にリアルタイムで観察することが可能であり、被ばくによる問題もないことから、運動器分野での科学的検証に最も適したツールであると考えております。

 今回の指定取得により、改めましてその社会的役割と責任に身の引き締まる思いです。
これを好機に研究或いは研鑽の場として将来の若手人材育成に役割を果たすと共に、運動器分野の新たな発展の一翼を担えるよう、執行部一同精進して参ります。

 柔道整復師業界の皆様におかれましては、引き続き当学会の活動にご賛同とご協力を賜り、運動器の新たな研究・研鑽の場として会員の皆様にご活用頂けますようお願い申し上げる次第です。何卒ご高配の程宜しくお願い申し上げます。

謹白

2024年5月吉日
一般社団法人日本超音波骨軟組織学会
代表理事 会長 山田 直樹

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