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柔道整復師と介護福祉【第3回:機能訓練指導員と柔道整復師】

2015/01/16

機能訓練指導員と柔道整復師

介護保険制度で機能訓練指導員要件に、柔道整復師が位置付けられていることから、地域における課題解決を行う上においても必要な専門職であると言えます。

在宅生活を営む上において、居宅介護サービスに配置されている機能訓練指導員の役割は、非常に重要なポジションです。在宅生活における環境因子と個人因子を抽出し、生活上必要な身体機能を向上させるために計画を立案、実施することで継続して在宅生活を営む架け橋を担う専門職と言えます。連携する多職種に関しても、その方の評価を可視化し、情報提供することで、よりその人に沿った支援が包括的に提供できるようになります。専門職の特性を生かし、地域の社会資源を活用して、屋外(施設外、サービス提供外)での生活指導も機能訓練指導に託された役割でもあります。(セルフケア)

 

地域ケア会議で地域課題の検証

今後地域包括ケアシステムを推進するために、各地域で行う地域会議を、地域ケア会議と位置付けています。多角的に地域の課題解決に対する支援方針を決める、「地域ケア会議」では、柔道整復師の専門性を活用して、早期日常生活復帰がかなう情報提供を、現場目線から発信する機会が今後必要になります。

 

多職種連携

地域のリハビリ専門職と協働して、地域の生活基盤の安定を提供する地域包括ケアシステムに、柔道整復師の今後の在り方が試されることになります。より多くの柔道整復師が、地域の課題解決に「療養費の現場」と、「介護予防の現場」、「地域課題の現場」で培われた知識と技術を多職種との連携のもと、各地域の問題解決に挑むことが重要です。

地域包括ケアシステムを「絵に描いた餅」にしないためにも、地域ケア会議の標準化が必要となるでしょう。地域ニーズに沿いながら、一定の効果、または制度上の不具合を住民目線から政策提言につなげる協議の場にもなります。行政、住民、医療提供者(柔道整復師)、介護関係者などのステークホルダーが協働して、新たな地域の創出を描く場とも言えます。大いに期待するところです。

 

 
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