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柔道整復師と介護福祉【第16回:地域医療計画概要】

2016/02/16

地域医療計画が医療機関に与える影響について

患者数、銀行からの融資、医療従事者の確保、行政からの補助金など、医療機関の事業運営に直結した課題が山積すると見込まれています。地域の現状に合わせて、医療機関が変革することが必要であるとともに、患者住民の声を反映させて医療機関、医療計画が合致することが最大目標となるよう努めなければいけないでしょう。

地域医療計画が医療機関に与える影響について1 地域医療計画が医療機関に与える影響について2 地域医療計画が医療機関に与える影響について3

地域医療計画がうまく回るためには

2次医療圏の設定、医療計画における定量的な目標設定、目標の試作の関連付けと、医療計画策定後の評価設定など各都道府県の実情に応じた計画となっているか否かが重要なポイントになります。

地域医療計画がうまく回るために

地域医療計画におけるPDCAサイクル概念

地域医療計画の施策の管理として中間指標と評価が盛り込まれています。指標は数値評価になっており、計画の見直しと課題抽出がよりスムーズになる計画策定時から盛り込まれています。計画自体が現実的であるか否か、現状とミスマッチしていないか管理できるシステムになっております。

PDCAサイクル概念

変わる医療計画のカギとは

今までの医療計画は、行政中心で行われるものでしたが、医療提供者、行政、患者・住民が参加する三位一体型になり、より現状に即した計画に変容していくでしょう。そして、住み慣れた地域で安心して住めるか否かは、自分たちの住み地域医療計画を注視していくことが大変重要になります。すべては住民・国民のための医療であり、医療経営者のための医療でないことをご理解の上、各都道府県計画を国民(地域住民)が管理する時代に突入しています。

医療計画のカギ1 医療計画のカギ2

 

 
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