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柔道整復師と介護福祉の記事一覧

  • 柔道整復師と介護福祉【第36回:介護保険制度の歴史シリーズ⑩】

    有料老人ホームの分類と特徴について ①厚生労働省の分類にもとづき「健康型」「住宅型」「介護付」の3類型に分けられています。 ②「健康型」とは、自立した高齢者のみを対象とするもので、食事等のサービスは付きますが介護サービスは提供されません。したがって、要介護になった場合、契約解除、退去しなくてはいけません。全国的にも、「健康型」施設数は極めて少ない状況です。 ③「住宅型」とは、要介護になった場合、訪 […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第35回:介護保険制度の歴史シリーズ⑨】

    介護付き有料老人ホームについて ①有料老人ホーム、なかでも「介護付有料老人ホーム」への需要は、高齢化を背景として衰える兆しがありません。 ②背景には、介護が必要であるにもかかわらず、施設に入ることのできない、数十万人に達すると予測されている「介護難民」の増加が原因に挙げられます。 ③10年後の2025年、団塊の世代がそのまま後期高齢者(75歳以上)となり、全人口のほぼ4人に1人を占める割合で超高齢 […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第34回:介護保険制度の歴史シリーズ⑧】

    介護用品、介護機器、福祉用具について ①介護用品、介護機器、福祉用具については、販売する事業者の広報やHPが掲載されているものの、購入者、利用者側として最低限知っておきたい事前知識をえるためのツールが少ないのが現状です。 ②介護用品、介護機器、福祉用具の購入、レンタルにあたり、適確な選択ができるためには、事前に知っておきたい基礎情報を利用者の目線にたってお伝えします。 ③介護用品・介護機器とは、高 […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第33回:介護保険制度の歴史シリーズ⑦】

    介護保険制度に関わる「ケアプラン策定と事業者選択」について ①利用者の事業者(ケアマネジャー)選択は、その後の介護保険利用の成否を決めるといって過言ではありませんが、役所では推薦リストの提案は致しません。リストにもとづいて、いくつかの居宅介護支援事業者の事務所に連絡を行い、担当の候補となるケアマネジャーと直接会い、色々と相談することが重要です。最初の入り口が肝心になりますので、しっかりと時間を使い […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第32回:介護保険制度の歴史シリーズ⑥】

    介護保険制度に関わる「要介護認定」と「ケアプラン策定」について ①現行の介護保険サービスの種類が細かく分かれていることから、利用者にとって自分の場合、どれが適していて、金額的にいくつのサービスをどこまで介護保険で利用できるのかがわからない状況があります。 ②そこで第一に、「要介護認定」というものを受けて、どのレベルの介護が必要かということについて、住んでいる市区町村から認定してもらう必要があります […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第31回:介護保険制度の歴史シリーズ⑤】

    介護サービス・介護予防サービスの種類とその概要について。 介護保険制度では、利用者がどの事業者にするか、またどのような介護サービスを使うかを選んだうえで契約することができます。 ①現実的には、利用者側の家族本人は制度の内容がよくわからないので担当ケアマネジャーに頼る部分が大多数を占めています。 ②地域の介護サービス提供事業所や介護サービス施設数が限られていることで、利用限度額(自己負担額が1割です […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第30回:介護保険制度の歴史シリーズ④】

    介護保険とは何か?介護保険制度ができた背景・制度の本質について。 介護保険を利用する側としては、介護保険制度そのものについてあまり細かな点まで知っておく必要はないが、それでも最低限の常識として認識すべき点があります。 シリーズ④では、「介護保険の利用者としておさえておきたい、実用的・実際的な知識は何か」という点を中心に解説いたします。 今回の①~⑯の内容は、介護保険を実際に利用するときに直面する、 […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第29回:介護保険制度の歴史シリーズ③】

    介護保険制度は、主に高齢者を対象とした社会福祉(高齢者保健福祉)の一つとして2000年4月から実施された政策です。急速に進む高齢化と、それに伴う医療費の増加に対する対策として制定されました。 被保険者が支払う介護保険料について被保険者(加入者、保険料を納入する人)被保険者とは、40歳以上の国民で、次の二種類に分けられます。 注意事項介護保険は、社会保障制度のため40歳以上の方は全員、加入が義務づけ […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第28回:介護保険制度の歴史シリーズ②】

    介護保険制度は、主に高齢者を対象とした社会福祉(高齢者保健福祉)の一つとして2000年4月から実施された政策です。急速に進む高齢化と、それに伴う医療費の増加に対する対策として制定されました。 介護保険制度制定後の改善点内容 上記の改善点が、介護保険制度を導入することで解消された改善点になります。市区町村は、介護保険事業計画を3年ごとに作成することになっています。 介護保険法成立からの経緯 2005 […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第27回:介護保険制度の歴史シリーズ①】

    介護保険制度は、主に高齢者を対象とした社会福祉(高齢者保健福祉)の一つとして2000年4月から実施された政策です。急速に進む高齢化と、それに伴う医療費の増加に対する対策として制定されました。 介護保険制度の導入の理由として 介護保険制度が導入される前までは、高齢者に対する介護は老人福祉法と老人保健法のもとで実施されていました。 老人福祉法 1963年に制定 特別養護老人ホーム創設。 老人家庭奉仕員 […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第26回:介護保険制度の動向について】

    平成27(2015)年度の介護保険制度改正の方向について、「制度改正」の観点から再度整理してみます。 平成30年度改正に向けた平成27年度制度改正 今回の制度改正の目玉は、大きく3点となります。要支援1・2の対象者について介護保険本体の給付(予防給付)から、訪問介護と通所介護事業所を外し、対応するサービスについて地域支援事業を再編成することになります。 個別のサービスでは、通所介護の機能の改革、特 […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第25回:介護ビザ】

    入管法改正案 2016年10月25日 平成28年10月下旬に衆議院本会議にて出入国法案の改正が可決された。政府の方針は、医療介護人材の確保に外国人雇用を創出させることを大筋で合意したことになる。社会保障制度で守られた医療介護制度の人材に日本人ではなく外国人が活躍する場が設けられることは、生産人口年齢が減少する現状において必然的である。この現状を踏まえて、医療介護業界の施設運営ならびに就労体制と教育 […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第24回:軽度者サービス打ち切りに伴う懸念】

    平成30年の介護保険改正に向けた課題が顕著化している。介護保険制度の見直しは3年に1回。消費税の引き上げを見送り、財政が逼迫するなかでの改正だけに、厚生労働省(財務省の告示)の挙げたメニューには、サービス抑制や利用者の負担増につながる案が浮上している。 生活援助は自立支援へ 焦点は、要介護度が軽い「要介護1」や「要介護2」の人が使うサービスの見直しが定義されている。特に、掃除や洗濯などを行ってもら […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第23回:総合事業概要 その2】

    総合事業の趣旨 総合事業は、市町村が中心となって、地域の実情に応じて、住民等の多様な主体が参画し、多様なサービスを充実することで、地域の支え合い体制づくりを推進し、要支援者等に対する効果的かつ効率的な支援等を可能とすることを目指すもの。今回は、総合事業の実態を掘り下げて情報提供いたします。 1. 総合事業の全体像 <現行>の地域支援事業(介護予防事業、包括的支援事業、任意事業)の中の介護 […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第22回:国際化の足並みと外国人材の働く環境整備】

    産業競争力会議概要 産業競争力会議とは、自民党・日本経済再生本部の下部組織です。 第2次安倍晋三内閣の経済政策「アベノミクス」の第3の矢となる成長戦略の実現に向けた調査審議を目的に設置され、13年1月に第1回目の会合が行われています。 安倍首相が議長を務め、経済閣僚のほか、現役の企業経営者や学識経験者らが議論を行っております。今回の、会議では、今後外国人材の働く環境整備について審議しています。 今 […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第21回:在宅医療の現場概要】

    在宅介護においては、高齢者が何らかの病気の治療を受けながら、同時に家族の介護を受けているのが普通のはずです。そして、本人の状態や体調が悪化したときはあわてて病院へ連れていく、ということになりがちですが、医師に自宅に診察にきてもらう「在宅医療」については、どれくらいご存知でしょうか? 1、在宅介護を支える家族への普及 国が「在宅医療の推進」に力をいれているにもかかわらず、在宅介護に追われる家族の多く […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第20回:医療の質と安全概要】

    医療への信頼が大きく揺らいでいる昨今、医療の質と安全のあり方が鋭く問われています。医療において患者さん本位の質のあり方を確立することは、患者さんと医療に従事する人々の共通の願いであるばかりでなく、健康を大切にし、安心して暮らせる社会を希求するすべての人々の願いとも言えます。 医療を必要とする患者さんは、期待を実現してくれる安全で確かな医療を求めて、どうしたらよいか戸惑っています。医療従事者は、医療 […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第19回:在宅医療と多職種連携の流れと推移】

    1970年~1980年代に「現代の在宅医療」が発祥したが、しばらくは在宅医療の主なプレーヤーは医師と看護師に限定されておりました。 2000年から介護保険制度が施行され在宅医療の現場に大きな影響を与え、医師、看護師以外の医療職の訪問活動が活発化、医療職以外の居宅サービス事業者の活動が飛躍的に広まりました。また、在宅医は、ケアマネージャーや介護職との連携を行うとともに、サービス担当者会議にも参加する […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第18回:総合事業概要】

    平成24年(2012年)の介護保険法の改正で「介護予防事業」の中に位置づけられた「介護予防・日常生活支援総合事業」。平成27年(2015年)4月施行の改正介護保険法により、「新しい総合事業」へと発展的に見直されております。 平成27年4月以降3年の移行期間を経て、平成30年(2018年)度から完全に、市町村事業となります。財源も市町村財源で賄われるため報酬単価においても考え方においても地域差が生じ […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第17回:地域医療ビジョン概要】

    地域ごとの医療需要に的確に応えるため、まず実施されるのが、病院や有床診療所に対して病床機能の現状(高度急性期、急性期、回復期、慢性期の4区分)を都道府県に報告することを義務付ける制度(病床機能報告制度)です。 医療に限らず、財やサービスの提供においては「必要なモノを必要なトコロに」ということが言えます。医療においても、地域において医療の需給ギャップを正確に把握し、各医療機関の役割分担を明確にするこ […]

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